見出し画像

Atemとphotshopの関係


AtemとPhotshop?

配信におけるテロップなどの話

こんにちは。配信エンジニアのウメムラです。
みなさん、ライブ配信でディレクターが持ってきたデータで名前が違うので修正して!とかリアルタイムで書き直して出して!とかスコアリアル出しして(アニメーションはいらない!)なんていう経験ありませんか?ありますよね?私はあります。
でその際、Blackmagic DesignのATEMとPhotoshopに助けられた。
そんな話です。

必要なもの

ここで必要なものは・・・
・Atem(もちろん)
・PC(Photoshop)
・ネットワーク環境(LANケーブルでAtemとPCをつないでもいいですしインターネット環境下で行いたいならLAN HUBがあるといいです)

AtemはMacがいいと言われていますが、私的にはWinがいいです。
しかし、スタジオはMacです

始める前に必要な事

必ずPhotoshopをインストールしてからAtemをインストールして下さい。
AtemをインストールしてからPhotoshopを入れると認識しません。
またPhotoshopのバージョンアップしたらAtemをアンインストールしてリインストールしなおしてください。
環境を保持するにチェックしてもphotoshopのバージョンアップはあたらしいphotoshopのインストールとなるらしくAtemが認識しなくなることがあります。ここだけ守ればあとは作業を開始するだけです。

では作業開始!

まずはテロップを作ります

今回は下段にバナー的なテロップ(座布団と言っているときもあったけど)を作成します。テキストは芸もなくTEST

小文字は寂しいけど一応これで・・・

出来ましたらここでプロジェクトをセーブしてAtem側のソフト・・・Atem Setupを開きます。開いたら下のアイコンをクリックしてこの項目からIPアドレスを暗記します。

NetworkのIPを使います。

このIPを暗記したらPhotoshopに戻って
ファイル→書き出し→Switcher Media Pool…をクリック

…はEXPORTなのかな・・・忘れました。

ここで先ほど記憶したIPアドレスを使います。
アドレスを記入して任意のMedia Playerを選択してEXPORTを押したら完成です。

ちなみにPre Multiply Alphaのチェックを外すと周りが黒の画像が書き出されます。αチャンネルではないものなので合成には不向きです。このチェックは絶対に外さないように!

すぐに映像に反映されます。今回はMediaPlayer 1をDSKにアサインして出してみました。

反映速度も申し分ないです!

点滅しているだけでなので静止画も

こんな感じです。

ではリアルタイム書き込みは?

感の良い方ならわかるでしょう。今の状況をそのままあてがえばいいだけです。試しに今回はこのテストに日付を入れて書き出します。

本日の日付・・・これを
Atemへ送る!

するとエクスポートした瞬間に配信画面のテロップに反映されます。


これを応用するとスコアとか作れます。

意外と簡単なテロップの作り方と出し方です。最初のインストールさえ間違えなければ・・・


最後に

Studio KではPhotoshopの貸し出しを行っておりません。
試しにやってみたいと思ったらPhotoshopの持参をお願いします。

先ほど軽くDSKにアサインしたということを書いているので次回はDSKとは何?なことを書いていこうと思います。


今回使用したStudio KのStudio2はバックパネルにLEDのバーライトを常設、漆黒のスタジオでムーディーなトークショー、引き語り(アンプラグドなら多分大丈夫だと思う)など演出面を色々提案できるスタジオとなっております。ご来店をお待ちしております。