グレーディング(色調整)をしてみます
LOGだろうがRAWだろうが現像で色調整などはやるのは普通なのですが、昨日の記事でもでましたがJPGで色調整ってできるの?という話です。
グレーディングは難しいですよね・・・
色調整の三大要素を知る
Adobeを使う人で写真なら大体LightRoom・動画ならPremiereのLumetriにLUTを使って現像・適正な色にしていくと思います。別にJPG・mp4でも上記の方法は出来ますが、慣れないと難しいですね・・・ここでグレーディングの3要素だけを知れば最低限のことはできると思います。
3要素とは・・・
①ガンマ
②輝度
③彩度
では説明していきます。
①ガンマとは
画像の濃淡の話になります。また黒情報を上げることで映像が締まる感じになりますがやりすぎるとただの黒になってしまいます。撮影したらガンマをまずいじることが多いのでこれを1番にしています。今回の場合だと白黒情報とトーンカーブである程度調整したものを乗算で載せるといいと思います。
イメージ→色調補正→白黒
イメージ→色調補正→トーンカーブ。カーブはS字
載せたらこんな感じになります。全体的に黒くなります。暗くではないです。黒くです。
②輝度とは
平たく言うと白情報です。輝いているとか若干白めなところとかを強調するために作りますが、この方法(素材でフィルター合成)だとこれ作るのは簡単です。前出のガンマで使った黒情報の反対側を使えばいいので・・・レイヤーを複製してスクリーン合成します。
微調整して載せると昨日の昭和フィルムみたいなものになります。今回はがっつりはっきりした画像を目指すので・・・次行きます!
③彩度とは
彩度とはその名の通り色の鮮やかさを示す度合いです。そもそも、色とは○○%の赤と○○%の青、○○%の緑が混ざって色を作っていくのですが、そのすべての色の強度を・・・
イメージ→色調補正→色相彩度で彩度を50パーセント上げまず。
またイメージ→色調補正→トーンカーブでS字を作ります。
ちなみに合成は「彩度」です
合成!
これだけで大丈夫なの?
それぞれを元素材に乗せいてきます。
調整は不透明度で行っていきます!
全部を50パーセント載せた状態がこちらになります。この不透明道の上げ下げで作っていきます。
この方法の利点
実を言うとレイヤーの階層を変えるだけで結果が変わるので(レイヤーの優先順位が変わる)違う結果を見ることが可能です。
みなさんも色々やってみてください!