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映画好き一般人のKです。メジャー・マイナー、新旧問わず心に残った映画の感想日記です。芸…

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映画好き一般人のKです。メジャー・マイナー、新旧問わず心に残った映画の感想日記です。芸術や創作全般に興味があります。

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  • Kのおススメ洋画【《超》短文紹介】

    マニア必見映画(K主観)を集めました。おススメしたい人に当てはまった場合はとりあえず観るべき!…かもです。

  • Kのおススメ洋画

    おススメ洋画の感想日記です。文化人やシネフィルではなく、ただの映画好きな一般人ですので同じ目線の方に読んでもらえると嬉しいです。好きな要素はファンタジー、サスペンス、夢、生と死、哲学など。苦手なのはアクション、スプラッター、犯罪、脱獄、銃撃戦、カーチェイスなど。好みが似てるならきっと損しない映画ばかりですよ!

  • Kのおススメ洋画【短文紹介】

    定番からマニアックな作品まで、単なる映画好きの感想日記。

  • Kのおススメ邦画

    おススメ邦画の感想日記です。文化人やシネフィルではなく、ただの映画好きな一般人ですので同じ目線の方に読んでもらえると嬉しいです。好きな要素はファンタジー、サスペンス、夢、生と死、哲学など。苦手なのはアクション、スプラッター、犯罪、脱獄、銃撃戦、カーチェイスなど。好みが似てるならきっと損しない映画ばかりですよ!

  • Kのおススメ邦画【短文紹介】

    お気に入りの邦画を短文紹介。よくあるエンターテイメント映画に飽きてきた方は是非観てください。

最近の記事

Kの向くまま≪一部の人に≫おススメ映画『サムライ』超短文紹介

【フランスのサムライ映画】 格好良い!…けど、フランス人は勘違いしている、サムライ違うよ。。どちらかと言えば忍者。孤独感Maxな暗殺者の映画だから。 どれくらい孤独か一言で説明すると、、唯一の友が鳥。合格!おめでとう!でもヒロインも同じくらい良い。『大砂塵』、『グロリア』良かったとかはまあ聞くけれど(シネフィル以外にも配慮すれば『バイオハザード』のアリスとか?)、そういう銃ぶっぱ系ヒロインの格好良さではなくて、現実的世界の女性として男性目線では多分最高。なので女性こそ観るべ

    • Kの向くまま≪一部の人に≫おススメ映画『セブンス コンチネント』超短文紹介

      【実話ベースの鬱映画】 ハネケ監督の映画デビュー作。この時点で既に確立。。 一家で「第七の大陸(オーストラリア?)」に移住する映画なのだが、、ん?オーストラリア大陸て地球の6つの大陸の1つだよね? 何の不自由も不満もなさそうな中流家庭。全てを捨てて移住するとは、まあこういう生き方もあるという事か。 自分の人生は自分で決めれば良い事だけど、娘はまだそんな選択できる年ではなかった気がするぞ。 人生変えたい人におススメ、、してはいけない作品ですね。。 衝撃体験したい人はどうぞ

      • Kの向くまま≪一部の人に≫おススメ映画『アフターサン』超短文紹介

        【涙の太陽の映画】 トルコのリゾートで夏休みを満喫する父と娘の微笑ましい数日間、、しかし終盤異変に気付く(鋭い人はもっと早いと思うけど)。 娘視点では確かに楽しい休暇、でも父に起こっていた《何か》が本作の肝。 なので父の視点でもう1度観てみたくなるはずですが、、ご安心ください。 リンチ監督作品のように何回観ても「??」ではなく、2回目でほぼ回収の良心的映画。《ラストダンス》の切なさは、、涙。。 子役の演技がパーフェクト、歌声も素敵でした。 娘のいる父親、または父親のいる娘は

        • Kの向くまま≪一部の人に≫おススメ映画『ホーリー マウンテン』超短文紹介

          【伝説のカルト映画】 錬金術師が仲間を連れて聖なる山の賢者から不老不死の秘術を奪おうとするお話。この仲間というのは富豪や為政者。金や権力を持つ者ほど生への執着が強いから選ばれたのです。 強欲、性欲、支配欲、物質、肉体……そういった物からの脱却こそ不老不死より価値があるという事をインモラルな映像で訴えます。 主題は簡単、でも《伝説》の名に全く恥じない問題作。 …ん?、チョット意味が。。 マニアな人、若しくはただのネタ好きな人にもおススメしときます。  #ホーリーマウンテン

        Kの向くまま≪一部の人に≫おススメ映画『サムライ』超短文紹介

        • Kの向くまま≪一部の人に≫おススメ映画『セブンス コンチネント』超短文紹介

        • Kの向くまま≪一部の人に≫おススメ映画『アフターサン』超短文紹介

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          Kの向くままにおススメ映画『ペーパー ムーン』ネタバレあらすじ感想日記

          こんばんは。人を騙す事が下手なKです。今回は『ペーパー ムーン』。一言で表すと「詐欺師親子の絆の映画」です。 こんな人におススメ   要注意点まとめ   こんな映画です  原作はジョー デヴィッド ブラウンの小説『アディ プレイ』。 詐欺師の男モーゼが、交通事故で母親を亡くした少女アディを伯母の家に送り届けるロード ムービーです。 もう少し詳しく  こういう映画は子役の演技にかかってるけど、それが最高だから映画も当然最高。 モーゼとアディは実は親子かも、と思わせとい

          Kの向くままにおススメ映画『ペーパー ムーン』ネタバレあらすじ感想日記

          Kの向くままにおススメ映画『ホーリー モーターズ』短文紹介

          【美学を実践する映画】 人生て、本作みたく色々な場所で様々な役割を演じる事ではないでしょうか。その原動力が行為の美しさというのも共感できました。 まあ現代は他人の評価やフォロワー数が人間の価値を左右する(と思われている)世の中なので、誰も知らない所で美的行為を実践しても意味がない。人の評価が存在価値なら、低評価の場合やそもそも認識されない場合は無価値、という事になりますが、、。 そういう考えにKは違和感を覚えます。 自分の人生は自分で点数を付ければ良いのではないでしょうか。

          Kの向くままにおススメ映画『ホーリー モーターズ』短文紹介

          Kの向くまま≪一部の人に≫おススメ映画『アンドレイ ルブリョフ』超短文紹介

          【偉大なイコン画家ルブリョフの伝記映画】 という体ですが、実際には監督の考える《芸術家》像をプロットしたような作品。伝記と言うより芸術、哲学、神学…そっち方面で感銘を受けました。 ルブリョフの『至聖三者』、歴史か美術の教科書にも載ってましたよね?? で、《芸術家》とは何か、Kなりに解釈すると、、自然と生物、神と人間、聖人と民衆…そういうものを芸術により仲介するいわゆる預言者。タルコフスキー監督もその一人。単に画を描いたり音楽作る人ではありません。 神秘的な事に惹かれる人

          Kの向くまま≪一部の人に≫おススメ映画『アンドレイ ルブリョフ』超短文紹介

          Kの向くまま≪一部の人に≫おススメ映画『ゴーン ガール』超短文紹介

          【仮面夫婦の死闘の映画】 皆さんそのように解説しており、男がク〇だとか女が〇ソだとか、、まあ確かにそういう映画ではあるけど、Kが納得したポイントはそこではなくて… 《SNSや報道に一瞬で扇動される一般人》 映画でもなければどっちがどうとか判り得ない事象を、多くの人は拡散や噂、感情とかイメージ、そういうバイアスがかかった言わば《他人の感想》みたいなもので判断しているという事です。この映画感想文も大概バイアスですけどね。 結婚に希望を抱いている人には非推奨。。あとフェミニスト、怖

          Kの向くまま≪一部の人に≫おススメ映画『ゴーン ガール』超短文紹介

          Kの向くままにおススメ映画『日の名残り』短文紹介

          【権謀術数の輩?そんなの関係ない映画】  原作はカズオ イシグロの同名小説です。 Kの前職場の自称映画好きな先輩。「映画の醍醐味は爆発だ!」なんて言うから「そうなんですねー。」とか言いながら心の中で大爆発、じゃなくて大爆笑した記憶があります。岡本太郎かよ!って。でも、映画の楽しみ方は人それぞれだから、先輩、笑ってゴメン…。 で、この映画、原作は勿論凄いんだけど、映画化した監督とか製作会社がまた凄い。面白い映画になる自信あった?上記のような《爆発》の人にはまるで観る意味がな

          Kの向くままにおススメ映画『日の名残り』短文紹介

          Kの向くままにおススメ映画『天国でまた会おう』短文紹介

          【仮面義賊の家路の映画】  第一次世界大戦後のフランス。戦没者に対しては追悼記念碑を建てる一方、傷痍軍人には冷遇。そんな社会に不満を抱いていた主人公と友人が詐欺を企てるお話。詐欺と言っても義賊みたいな事やってるし、戦争で負った傷を隠す仮面を付けてひっそりと企みを巡らす彼らには共感できました。 ただし、メインは戦争ではなく詐欺師の話でもない。……親子とか友情ですね。 その他、芸術、復讐、反戦、恋愛…色々あるけど、どのテーマにしてもセンス良く纏まっています。映像やストーリーにも

          Kの向くままにおススメ映画『天国でまた会おう』短文紹介

          Kの向くままにおススメ映画『メルシィ!人生』短文紹介

          【ゴム製品工場の経理部で働く中年男の映画】  原題の日本語訳は『クローゼット』。意味が解らない人もいると思うので簡単に説明すると、、『クローゼット』とはLGBTQIAを隠している人たちの事。カミングアウトの反対の状態です。邦題は、、作品の意図があまり伝わらないので良くないと思いました。。ではここから短文紹介です。 真面目だが冴えない中年男ピニョンはリストラ宣告を受ける。 2年前に離婚し、息子にはバカにされ、何も良い事がないピニョンは飛び降り自殺を図ろうとするが、隣人に説得さ

          Kの向くままにおススメ映画『メルシィ!人生』短文紹介

          Kの向くままにおススメ映画『ムッシュ カステラの恋』短文紹介

          【お洒落な恋愛コメディ映画】  優しくて暖かいフランスの恋愛コメディ。こういうお洒落なコメディは大好き。完全に悪い奴や憎たらしい奴はいない。みんなそれぞれ憎めない所があっていい奴。コレがハリウッド映画ならとんでもないのが出てきてそいつが最終的に酷い目に遭うやたら賑やかな作品になっていたことでしょう。(ハリウッドコメディ好きな人にはゴメンね) いつも女性キャラの肩を持つKだけど、、今回はカステラ氏の味方。あんなにアタックしてたのに脈なしと思ったらキッパリ諦める…のが潔い、とい

          Kの向くままにおススメ映画『ムッシュ カステラの恋』短文紹介

          Kの向くまま≪一部の人に≫おススメ映画『狙撃者』超短文紹介

          【殺し屋の復讐映画】 邦題が的外れなんだよね、、いや、ラストで『狙撃者』は的外さなかったんだけどさ。。 犯罪映画は苦手ジャンルですが、一応映画好きを自称してるので避けて通れません。苦手な理由は、、悪い奴に感情移入できないから。あと、どの主人公も身勝手過ぎる。自分が殺し屋にもかかわらず身内(ファミリー)が殺されると怒り狂って復讐てどーなの? 、、、あまりおススメ感が出てませんけど、このジャンルに限っては相当レベル高くないとKは及第にしませんので。 ハードボイルド好きな人、観

          Kの向くまま≪一部の人に≫おススメ映画『狙撃者』超短文紹介

          Kの向くまま≪一部の人に≫おススメ映画『仮面/ペルソナ』超短文紹介

          【ペルソナ合体の映画】 最も分かり易くペルソナ(仮面)を使い分けてるのは《俳優業》の人たちでしょう。彼らは本当の自分が何なのか分らなくならないのかな? ユングが提唱した《ペルソナ》ですが、恐れ多くもKの考えを述べさせてもらうと、、 その人の一部分のみを見るから仮面のように使い分ける《ペルソナ》と表現されるのであって、全体を見ればそれは1個の《ペルソナ》、というかそれが自分自身。誰しも俳優と同じですよ。 ↑ 意味通じました?? こういった心理学や哲学や屁理屈が好きな人におス

          Kの向くまま≪一部の人に≫おススメ映画『仮面/ペルソナ』超短文紹介

          Kの向くまま≪一部の人に≫おススメ映画『スイミング プール』超短文紹介

          【ミステリ作家の挑戦状映画】 そしてその願望というか妄想を書き纏めたものこそサラの最新作『スイミング プール』なのです。どーだ、ミステリ作家!謎映画と言われてるけど正解でしょ?ラストで本物のジュリーも出てくるしね。 1回で納得したい人は上記の解釈で観ると良いですよー。  #スイミングプール #作家 #小説 #若さ #プール #殺人 #Kのおススメ映画 #映画感想文 #ネタバレ

          Kの向くまま≪一部の人に≫おススメ映画『スイミング プール』超短文紹介

          Kの向くまま≪一部の人に≫おススメ映画『ブードゥリアン』超短文紹介

          【上品なゾンビ映画】 恋愛映画ですがオカルト要素もあり。ゾンビ映画は苦手ジャンルであまり観ないKですが、こういうのなら好み(とか言いつつ『ナイト オブ ザ リビングデッド』がチョット好きだったりする)。 キーとなるお母様が西洋医学にもブードゥーにも精通しており程良く曖昧。ゾンビやブードゥーの儀式を信じても良いし信じなくてもしっかり成立します。 上映時間が短くて観やすい上に品格もあり、高レベルな作品ですよ。  #ブードゥリアン #ゾンビ #ブードゥー #海 #死 #命 #

          Kの向くまま≪一部の人に≫おススメ映画『ブードゥリアン』超短文紹介