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生活習慣病 会社員vsフリーランス

みなさんこんにちは、ケイです。
みなさんDTMしてますか?

僕は50代で大企業の開発部長職をやめ、趣味のDTM(パソコンを使った音楽制作)でフリーランスになってしまった人です。

フリーランスを1年やってみて、自分の健康について強く思うことがあるので記事にしてみようと思います。これは、フリーランスになる前は全く想定してなかったことです。あくまで医療の知識など全くない僕個人の感想に過ぎず、誰にでも当てはまる話ではないかもしれないし、偏見もあるかもしれないので参考程度に読んでいただければと思います。


「会社員」というライフスタイルと「生活習慣病」には関係がある気がする

50代にもなると多くの人が体のあちこちにガタがきているのではないでしょうか?
かくいう僕も、会社員時代から含めて最近は人間ドッグを受けては必ず何かしら引っ掛かる、という体験を重ねてきました。

中性脂肪が、悪玉コレステロールが、血圧が、尿酸値が、血糖値が

50代以降の皆さんはこれらの単語にドキッとする方も多いと思います。僕も例外ではなくていろいろ引っかかってはきたんですけど、会社員時代はなかなか改善できなかったんですよね。

それはなぜかというと「生活習慣病」と言われる通りその症状が生活習慣と紐づいているので、会社員のままでは自分の「生活習慣」を変えることができなかったからです。

これを「意志が弱い」と断じる方もいらっしゃるでしょう。
もちろんその通りなんでしょうけど、それだけじゃないと思うんですよね。

僕は個人的に「生活習慣病」というのは、「会社員生活習慣病」という側面もあるのではないかと思っています。あくまで僕個人の経験に基づく一つの意見です。偏見を含むという自覚もあります。

実は、フリーランスになって手に入る最大の価値は健康かもしれない

僕は今、フリーランスになる最大の価値は健康かもしれないと思っています。もちろんそれは人それぞれだ、ということはわかっています。

でもこの記事で僕が一番言いたいのは、

もし本気で「自分の生活習慣を見直そう!」と決心したら、会社員よりフリーランスというライフスタイルがそれを始めやすいし、継続しやすい

ということです。

例えば食事ですが、僕は会社員時代は常に時間に追われていたので朝食を抜いたり、コンビニのパンやおにぎりで済ませたりしていました。昼は社員食堂で蕎麦とかラーメンみたいな、炭水化物に偏ったものをかき込むように食べていました。そして夕食は仕事が終わってからになるので時間帯は遅く、外食やコンビニで済ませることも多くて、すごくハイカロリーで栄養バランスの崩れた食事をしていました。会社員の職種によっては、付き合いの食事が多くて自分でメニューを選べない方なんかも多いのではないでしょうか?

フリーランスになった今、朝の時間に余裕があるのでPFCバランス、つまりタンパク質と脂質と糖質のバランスを考えたメニューで自炊をしています。しかも、朝食が終わったら毎日30分のウォーキングをしています。
昼も自炊ですからそれは続きます。たまに外で食べるときも一人ですから、炭水化物中心のお店は避け、オーガニックなカフェとか、ヘルシーなメニューがある定食屋みたいなところを自由に選ぶことができます。
そして夜は炭水化物を抜いて、できる限り19時までに食べ終える、という「ファスティング」を実践しています。これで約12時間のプチ断食のような状態になるので、デトックスおよび腸内環境を整える効果があるそうです。

僕の実感では夜もフリーランスはよく眠れます。12時前にはベッドに入り、翌朝は目覚ましをかけずに大体7時すぎに起きる毎日ですが、熟睡感があります
これは「眠れなかったら翌日は遅くまで寝ていればいいじゃん」という心理的余裕が「眠れない」という状態を遠ざけているように思います。また、嫌な仕事や嫌な奴を自分の意志で避けることができるのも、心が乱れずスッと寝られる理由の一つと思います。さらに昼食後に「パワーナップ」と言われる短い昼寝をしています。

結果、全ての数値がみるみる改善

こうした生活を続けた結果、僕の場合は全ての「生活習慣病関連の数値」がみるみる改善しました。会社員時代は何をやっても改善しなかったのに、です。

そして、数値に表れない部分でもいろんな効果を実感しています。

  • 以前はストレスで眠れないことも多かったが、今はぐっすり眠れるようになった

  • 以前は便秘と下痢を行き来する状態だったが、今は解消されて毎朝快便

  • 「グーッ」とお腹が空く、という若い頃以来の久々の感覚がある

  • 以前は風邪をひきやすかったが、今は全くひかなくなった

  • 以前は身体が重かったが、今は毎日のウォーキングのせいか脚に筋力がついて階段も楽々

  • 体重が10%くらい減って見た目もスッキリしてきた

  • 妻から、よくしゃべるようになった、明るくなったと言われる

こんな感じで、全てがいい方向に変わってきました。

フリーランスは健康も自己コントロールしやすい

もちろん会社員の方だって、健康に気をつけたライフスタイルを実践されている方はたくさんおられるのは承知しています。

そういう方に言わせれば「それができないのは会社員だからじゃなくてあなたの意志が弱いからだ」ということになるでしょう。確かにおっしゃる通りです。さらに言えば、フリーランスだと健康診断すら義務付けられていないので、不健康になろうと思ったらどこまででも不健康な生活ができてしまいますよね。だから最終的にはその人次第だということはわかっています。

でもこの記事で僕が言いたいのは冒頭も申し上げた通り、フリーランスの方が自分の意志で自分のライフスタイルを簡単に変化させられる、ということです。そんなに頑張らなくてもできてしまう。あるいはそれを邪魔してくる仕事や人が少ない、という言い方もできると感じます。

今の僕は毎日YouTubeで医師の方などが発信しておられる健康情報を見あさり、「これが良い」とか「あれがダメ」という情報を見つけては自分のライフスタイルのアップデートに努める日々です。完全に健康オタクです(笑)

もちろん医療の話に関しては僕は素人ですが、今の僕の健康知識で会社員時代の自分の生活を振り返ると「あのままの生活を続けていたら一体どうなっていただろう?」とゾッとします。
個人的な感覚でもちろんなんの根拠もありませんが、フリーランスになった僕の寿命は会社員時代より10年は伸びたのではないかと、願望も込めて思っています。

僕らの人生で「健康以上に大切なものはない」と思うので、僕と同じ50代で健康診断の数値に不安を感じていてなかなかそれを改善できずにおられる方は「健康なライフスタイル」を目的としたフリーランス、というのもあるかもしれない、と思いますよ。

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