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フリーランスやってて 気分が落ち込む時

みなさんこんにちは、ケイです。
みなさんDTMしてますか?

僕は50代で大企業の開発部長職をやめ、趣味のDTM(パソコンを使った音楽制作)でフリーランスになってしまった人です。

会社員でもフリーランスでも気分が落ち込む時ってありますよね。人間なのでずっとハッピーというわけにもいかないのが人生というものですよね。

ただ、会社員時代とフリーランスになってからでは、気分が落ち込む原因が全然違うと思います。フリーランスだって毎日ハッピーなわけじゃない、今日はそんなお話をしてみようと思います。
軽くモヤモヤを吐き出すような内容も含んでいるので、そういうのが苦手な方はご注意くださいね。

チャットツールで伝わらない「気持ち」

僕が展開する「メンバーシッププログラム」ではLINE公式のサービスを行っていて、ここではチャットで音楽制作がらみのいろんなご質問やご相談をお受けし、お答えするサービスをご提供しています。

DTM、Studio One、作編曲、ソフトや機材、ミックス・マスタリングなどに加え、パソコンのスペックや周辺機器の話とか、オリジナル曲のネット配信や副業のご相談なんかもいただくなど、内容はかなり多岐にわたっていまして、おかげさまで月を追って会員数が順調に伸びております。

でもその中で「チャットツールは気持ちが伝わらない」というのはよく感じます。チャットの文字というのは乾いているので、その文字の裏側にどんな感情があるのかというのはストレートに書かない限りお互い伝わらないんですよね。

例えば先日、相手の方は「全部伝えてるのに的確な返事がもらえず、質問に質問で返される」と思っていて、僕は「情報が足りなくて的確なアドバイスができないので追加でお聞きするしかない」と思ってる、というケースがありました。結局その方は「お金を払って全部伝えているのに答えをもらえないのであれば意味がない」と退会されました。

僕も相手方の気持ちを汲み取る力が足りなかったと思います。同時に、相手の方に言いたいこともあります。

「あの、、、必要な情報を伝えてもらってないです」

ですが、お金をいただいてサービスをご提供している以上、ご満足いただけなかったのであれば仕方ないことなので、その気持ちは飲み込みむべきものだと思って飲み込みました。

お一人様が退会されて僕が失う収入は¥1,000/月。

ですが、金額に関係なくこういう出来事は僕の気分は落ち込ませます。
問題はお金じゃなくて、「理解してもらえなかった」という気持ちが残ることですね。アドラー心理学でも読み直そうかしら。

雑に扱われる時

また、返信や連絡がないままフェードアウト、こういう方もネット経由だと結構多いですが、、、でもこれ、別にいいんです。
そういうライトな繋がり方というのがネットの良さでもあるって、わかっています。そういう世の中ですよね、今は。

例えば作編曲のご依頼をいただいて、お見積りをお出しした結果、何の返信もなく音信不通になる方。
メンバーシップの月謝のお支払いが滞り、こちらからの確認に何の返信もないまま音信不通になる方、ブロックされる方もいらっしゃいます。

こういう世の中だとわかっていても「あぁ、雑に扱われているなぁ」と思う瞬間です。

僕の世代は人と人のリアルな繋がりの中で育ってきた世代なので、頭ではこういう時代だと理解していても、気持ちとしてモヤモヤは残ってしまいまうんですよね。

こういうのも僕の気分を落ち込ませます。
これもお金じゃなくて、「雑に扱われた」という気持ちが残るからです。

時々届くネガティブコメント

ネットを利用して仕事をしているとネガティブコメント自体は必ずあることなので気に留めていません。
それが的確なご指摘であったり、根拠があるご指摘であれば、それはネガティブコメントですらないと思っています。ご指摘くださる皆様、ありがとうございます。
そして僕の場合、フォロワーさんは99.9%の方々は常識的な方々ばかり、僕はフォロワーさんに恵まれていると思っていつも感謝しております。

問題は、根拠のない誹謗中傷や、同じく根拠のない感情に任せた非難、です。

僕はひどいと思ったら基本的に「即ミュート」で対応しています。ミュートであれば相手の方には僕がミュートしたことが伝わらないからですね。でも過去累計で4人〜5人くらいのものです。
そして本当に悪意があると感じる時はブロックしますが、そういう方は過去に1人か2人くらいです。

ただ、時々届く上から目線で人を下げようとしてくるDMには辟易してしまいますし、それは僕の気分を落ち込ませるものです。

でもこれ、最近ある調査結果を知ってだいぶ気にならなくなりました。

それは、上から目線で人にケチをつける人というのは、「自分はもうこれ以上成長できない」ということを本能的に知っているので、「自分を高く保つためには人を落とすしかない」ので人に文句をつけるという精神構造になっている、という調査結果でした。

この調査結果を聞いて僕は、「まさにそうだ!」目から鱗が落ちたお思いでした。

これを知ってから、僕に上から目線でネガティブコメントをつけてくる方というのは、「自分の将来に自分で絶望している可哀想な方」なんだと思えるようになり、無視できるようになりました。
そして自分がそうならないようしたいと強く思うので、常に何かに挑戦して成長し、何歳になっても自分の将来に期待できる自分でありたいと強く思うようになりました。

会社員とフリーランスの違い

会社員時代に自分の気分を落ち込ませることというのは、ほとんどは人間関係だったと思います。そしてそれは、直接対峙するコミュニケーションが原因でした。そりが合う、合わない、って人間ですからどうしてもありますよね。会社員だと、コミュニケーションする相手を選ぶことはできないので、これから逃れることはなかなかできないですよね。
一方、フリーランスは嫌な相手とは付き合わない、という選択ができるので、僕の場合は直接対峙するコミュニケーションで気分が落ち込むことってほぼゼロです。

フリーランスになっても自分の気分を落ち込ませる出来事は多いですが、その全てがネットを経由してのコミュニケーションが原因です。フリーランスはネット経由で顔が見えない相手とコミュニケーションすることが多いので、そういうことが増えるのだと思います。
一方、会社員は例えSlackなどのチャットでやり取りしていても相手は実名で顔が見える状態なので、後ろから刺されたり雑に扱われることは少ないと思います。

でもこれ、リアルなコミュニケーションの場でもネガティブな感情というのはあるわけで、対面なのでそれが抑圧されているだけと捉えることもできるし、陰口など自分が見えないところでやられているだけという可能性もあるわけですね。
一方ネットは匿名なのでそれが発露しやすいし、目につきやすいだけなんだと思います。2022年にネットでの誹謗・中傷に対する法律も厳罰化もされましたので、良い方向に進んでいくことを期待しています。

そして、僕は「ネットのコミュニケーションは良くない」、という一部の論調は違うと思います。
こういうご意見を持っておられるのは自分の耳に悪い情報が入りづらい、ネットリテラシーが低くて社会的地位のある「偉い人」に多いような気がします。リアル世界で自分に向けられているネガティブな感情に気づいていないだけ、ということかもしれません。

だから両方を経験した僕としては、人生を選択できる方は、どちらが自分に合っているか、に着目して働き方を選んでみる、というのも一つの考え方ではないかと思ったりしています。

みなさんはいかがお感じでしょうか?

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