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中心点の表示状態を変更する Keyboard Maestro 用アクション

Illustratorで円や四角形を作ると,中心に点が表示されます。これはパスを引くときや移動のときスナップするため,図形の中心と別の線・角を揃えるのに便利です。

中心点が表示された状態の円
中心点が表示された状態の円

一方で,中心点が出ているとしばしば誤選択を招きます。ドラッグで選択するとき当たり判定があるので,意図せず選択することが多いのです。表示するか隠すか,場合によって使い分けたいですね。

中心点は基本的に,属性パネルのアイコンをクリックして表示を切り替えます。機会が少なければさほど苦になりませんが,何回もあるとキーボードショートカットで切り替えたくなります。

そこで今回は,Illustratorで選択しているアイテムの中心点の表示状態を変更するKeyboard Maestro用アクションを紹介します。

あらまし

Illustratorで選択しているアイテムの中心点の表示状態を切り替えます。

Visible actionの項目指定で次のように動作が変わります。

Show : 現在の表示状態が何であれ中心点を表示する
Hide : 現在の表示状態が何であれ中心点を非表示にする(隠す)

交互に切り替える機能(Toggle)は,残念ながら内部処理の都合によりありません。すみません。

結果はtrueかfalseの文字列として返し,Keyboard Maestroでそれを通知したり変数にセットしたりできます。表示したときtrue,隠したときfalseです。

動作環境インストール方法はそれぞれリンク先をご確認ください。macOSとKeyboard Maestroを使用中のかたのみご利用できます。

使いかた

Illustratorで複数のアイテム選択した状態でアクションを実行してください。指定の通りに中心点の表示状態が変わります。

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すべてのアクションをまとめてほしい場合は,マガジン[MaestroPack]または記事[前面にあるAdobeアプリを自動で動かす Keyboard Maestro 用追加アクション]をご購入ください。すでにそちらの記事を購入済みの場合は,その記事からダウンロードできます。

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