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犬が高齢になり倒れて1年 介護して見てきたこと分かったこと

うちには16歳と10ヶ月の犬がいるのですけど、只今、うちの長寿記録を大幅更新中なのです。とはいえ、この一年もいろんなことがありました。

犬も長寿社会ですけど、高齢になり実際犬に起こったことを書いておきますので、参考にしていただけたら幸いです。


まず、昨年9月に前庭疾患という病気になり、以来介護生活。

これは病気になる少し前、稲刈りしていた頃に撮ったものです。

前庭疾患とは、ひとも高齢になるとかかるそうですが、ひどいめまい状態になり、眼球が左右に揺れて立っていられなくなる病気です。

首を傾げたままでいて、歩くと倒れる感じです。

これがひと月ほど病院で診断を受けて立ち上がるまでかかりました。

以来、犬の認知症状態で、ぐるぐると円を描くように回りだす行動をとるようになります。

そして、そこから一年ほどはリードで誘導すると以前のように通常のお散歩ができるという状態でした。

顔は傾いたままですけど徐々に戻ってきます。

とにかくも、歩かせないと足が弱って、ダメになると考えていたので、朝夕とゆっくりさんぽさせていました。

それでも、老いるということは生の延長にすぎないので、老犬だから動かしちゃだめだというよりも、積極的に関わろうと木曽路から富士山の旅行などもしてました。

いつも撫でていたり、散歩させていると、その刺激が、犬に伝わるのか、次第に元気になっていきます。

そして、柵をしてぐるぐると自分で回れるようにしてあげたりしてました。

柵を作らないと、ヒモや鎖だとぐるぐると回ってスゴいことになります。

もう回るのは仕方ないとして、できることを楽しくやろうという結果辿り着いた境地。

そして今。

後ろ足はほとんど動かなくなりましたが、それでも自分でおしっこはしたいみたいで、二本のリードを使って、足を支えつつ散歩。

すると、しっぽ振ってるので嬉しいのだなぁとこちらまで嬉しくなります。

つい最近では、食欲もなく、4日ほど何も食べなくてとても心配してました。

病院に行って、胃腸を動かす薬なるものもらって、口の奥に流動食を流し込み一週間ほどすると、回復しました。

以上、このように色々ありますけど、一生懸命生きている姿にこちらも教えてもらってるようなところもあります。

あれだけ走り回っていたのが動かないでいると不思議な感じもありますが、それはそれでまたかわいいものです。

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