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AI翻訳のプリエディット(Pre-Editing)とポストエディット(Post-Editing)


日本語だけで英語脳の感覚を掴む4つのステップ

まーささんのスタエフ「日本語だけで英語脳の感覚を掴んでいくための段階の解説」👈(まだ命名されていない)を聞いているうちに、AI翻訳を始めたころのことを思い出しました。

まーささんが、脳内再生といっていたのは、このことなんだ💕これのトレーニングをしたら、ススッと話せるようになるかもしれない・・・
こちらの回です👇

「暗記」「勉強」「努力」という感じではなく、自分が話したいことを自分が知っている英単語を使って、日本語の枝葉をそぎ落として脳内再生してから英語を話すとうまくいきそうな感じがしますね。 (*^^*)
この「回路」ができれば、英語を話す時間が楽しくなりそうです💕

AI翻訳の段階

── なんかこれと似ているなあと思って・・・
AI翻訳のプリエディット(Pre-Editing)とポストエディット(Post-Editing)
は、翻訳プロセスの精度と品質を向上させるために重要です。それぞれの段階での具体的なやり方を解説します。

プリエディット(Pre-Editing)

プリエディットは、翻訳前のソーステキストを簡素化または最適化するプロセスです。機械翻訳がより効果的に動作するよう、以下のような手法を用います。

文章の簡素化:
複雑な構造を避け、簡潔な文章を使用する。
長い文章は短く分割し、シンプルな主述関係にする。

曖昧さの排除:
曖昧な表現や意味が一つに定まらない言葉を避ける。
可能であれば具体的な表現に置き換える。

専門用語の統一:
一貫した用語リスト(スタイルガイドや用語集)を使い、同じ意味の言葉を統一する。

文法とスペルチェック:
文法的な誤りやスペルミスがないか確認する。
表記の揺れを修正する。

固有名詞や特定の表現の扱い:
固有名詞や製品名、ブランド名などは翻訳されないよう、元の形で保持する。

※ 特定の分野でよく使われる表現を事前に登録する。

── 会話の場合は、ほとんどこのあたりまでかな。
日本語を英語にする場合、翻訳者の方からアドバイスいただいたのは、
・(日本語に無い)「主語(私は)」を必ずつけてからAI翻訳機にかけること
・「それ、あれ」などが何をさすかに注意を払い、必要に応じて補うこと
・「男性・女性」を必ず判別して書くこと(日本語ではあいまい)

※ ここから下のポストエディットは、時間をかけて作業できる翻訳ならではの緻密な作業かもしれませんね。

ポストエディット(Post-Editing)

ポストエディットは、機械翻訳結果を人間の翻訳者が編集し、品質を向上させるプロセスです。以下の手法で実施します。

意味の確認と調整:
機械翻訳されたテキストが元の意味と一致しているか確認する。
意図が正確に伝わっているか、必要に応じて調整する。

文法と構文の修正:
文法的に正しいか確認し、必要に応じて修正する。
構文エラーを直す(主語・動詞の一致、語順など)。

流れと自然さの向上:
自然な言い回しに変更する。
文全体の流れを確認し、段落内でスムーズに読めるよう調整する。

一貫性の確保:
スタイルガイドや用語集に基づいて、用語や表現の一貫性を保つ。
用語が一貫して使われているか確認する。

無駄な部分の削除や追加:
不要な部分を削除する。

必要な情報や詳細が欠けている場合は追加する。

校正:
最終的なスペルや文法のチェックを行う。
誤訳や意図に合わない部分がないか再確認する。
効果的なプリエディットとポストエディットの実践

ツールの活用: Grammarlyなどの文法チェックツール、翻訳メモリ(CATツール)、用語集などを活用する。

スタイルガイドと用語集: 一貫した表現と専門用語の統一を図るため、事前に準備する。

レビューとフィードバック: 他の翻訳者からのフィードバックを受ける、または定期的に翻訳プロセスを見直す。

プリエディットとポストエディットは、翻訳プロジェクト全体の効率性と品質を向上させるために不可欠です。

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                           あみきん

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