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2024 spring to summer

ー2024春夏着たいものー



ベリーショートにしたから、甘めのスタイルでもさっぱりした感じに仕上がるのが大変お気に入りな今日。

最近ずっと考えていたのはカラーの組み合わせと、素材感。

骨格ウェーブ(たぶん)だからか、やっぱりハイウエスト、パンツよりスカートがスタイルアップするのは承知。じゃあそのシルエットの中で、自分に合う(顔立ちや骨格だけじゃなくて気分とかも含めてね)スタイルを模索しようとなった。
骨格ウェーブに合うスタイルってのは、どうしてもフェミニンな雰囲気に寄りがち。でも王道フェミニンは今全然気分じゃないから、髪型なり小物なりアウターなり、部分部分でカジュアルやメンズライクな感じを効かせていきたい。そんな方針。(髪切ってよかった)

最近ファッションを見てて気になるのは色合わせ。今まで好きなカラーはあったけど、どんな組み合わせが好きかっていうことへの解像度は低くて、いざ着てみるとなんか素敵じゃないってことが多かった。
Giseleとたまにfudgeやら FIGAROやら読み漁りつつ、ようやく自分の気にいる色の組み合わせが見つかってきた気がする。その中から、とりあえず今年の春夏試したいのはこれ!

・ホワイト×グリーン
(少しくすんだ青みのグリーン)
・ライトグレー×パープル
(くすみないパステルパープル)
・ブラック×ブラウン(王道ブラウン)

特にずっと気になっていたのは、ライトグレーとパープルの組み合わせ。少し前から、幅広い明度のグレーと可愛い感じのピンク系カラーが組み合わせられているのをよくみるけど、可愛いカラーの甘みが抑えられて、クールだけどかわいい!っていう着こなしがすごい好き。ただ案外ちょうどいいグレーの加減や、カラーアイテムの色味を見つけるのが難しい。
実は私はピンクのアイテムはあんまり得意ではない。似合ってるとも思わないし、着ていなくてもピンクの服をずっと置いているとなぜだか色に飽きてきてしまう。(ファッションじゃなきゃピンク大好きなのに!)
そんな私でもパープル系はいける。ライトグレーのスウェットトップスは去年からあるものだけど、ピッタリのライトパープルのチュールスカートを見つけてしまい、このコーデ実践を決意した。
他の合わせ方はどうか。ライトパープルにブラウン系だと全体のくすみ感が気になるし……ブルー系だとブルーベリーガム感が否めない(可愛いけど今の気分じゃない)。白黒も無難だけど、綺麗系に寄りすぎてしまう。それなのに、ライトグレーだとどうか。白よりはカジュアル感があり、黒ほどパープルとのコントラストが強すぎず、かつライトパープルのクリアな発色を邪魔しない。最高のカップルすぎないか??
この色合わせは冬服でも試したいところ。冬の冷たい空気にライトパープルの冴えた発色は絶対たまらんから。

ホワイトとグリーンは王道ながらもグリーンのくすみ感にこだわりがある。このグリーンよりもっとくすんだグリーン=カーキとはっきりした白黒の組み合わせは海外系の雑誌には多くて、なんだかお上品かつ可愛らしい。スカートはカーキでも良かったけど、春夏のクリアな雰囲気を味わいたかったので、くすみ感があるけど、グリーンの発色も残したスカートを組み合わせたかった。結果は上場。くすみ感がやや控えめだから、トップスはパキッとしたホワイトでも、オフホワイト、エクリュでも楽しめるだろう。

ブラックとブラウンの組み合わせは王道ながら、私にとっては少し挑戦。ブルベ夏(これまたたぶん)ってこともあってか、黄み、くすみのある服はずっと避けており、そもそもワードローブにこういう土っぽい、赤っぽい茶色が加わることはあまりなかった。(チョコレートブラウンやグレー味のあるブラウンはあったけども)しかし、こう言った王道ブラウンは、ブルーやらブラックやら、強めの寒色系とよく合わせられているのである。数多のオシャレ人たちのそれを眺めて、良い気がする……と思いつつ、なかなか手を出せないでいた。王道ブラウンの、なんと言うか、ある種ワイルドな雰囲気に自分がしっくりくる気がしなかったのだ。しかしこのワイルドなブラウンは、ブラックのラブリーなトップスのダークで量産型っぽい雰囲気を、良い感じのさりげない装飾性に昇華してくれるのだ。今までにないギャップのある組み合わせが刺激的で、しかも案外気に入っている。このブラウンを今後ずっと活躍させられるかは神のみぞ知るが……。


カラーコーデの段階で長くなりすぎたけど、次に考えてたのは素材感。顔タイプの問題なのか、トップスはハリのある生地感が似合い、ボトムもウェーブ特有のふくよかなヒップラインが出ることを恐れて、硬めの生地を好んでいたのがこれまで。

しかし、ZARAのセールでチュールニットを試着して思った。もしかしてチュール素材が似合うのでは!?と。骨格ウェーブは柔らかい薄い素材が似合うとされているが、あんまりペラいのはな〜と思っていた。しかし、ペラペラな服とかではなく、ファッションとしての柔らかい薄い生地なら似合うのでは!?と。

もともとラブリーなものは大好きなので、チュールスカートに挑戦するのは自然の流れ。手持ちのトップスを見て、カジュアル感の薄い白tには、控えめにチュールが一回りだけレイヤードされたグリーンのスカートを。カジュアルにもフォーマルにも寄りすぎないのが狙いどおりで、このちょっとの透け感が良いニュアンスを生んでくれる。
カジュアル感の強いグレーのスウェットには、ふわふわのパープルのチュールスカートを。ガチのチュールスカートはやっぱり甘さ強めだが、スウェットというのが絶妙で、さりげない甘さに調整してくれる。透明感というか、軽やかさが大変良く、なんで今まであまり素材感に感度が低かったのか、意味不明である。
チュールかわいい、神。

最近バレエコアが流行っているせいか、春の新作はチュールレイヤードのニットやスウェットをちょくちょく見かける。めちゃめちゃ好みなのでぜひそっちも試したいものである。


今年選んだ服は、全体的にボトムスが自然の中からとってきたようなナチュラルなカラーかつ、チュールの組み合わせで透明感がでて、水面のような色味ではないかと個人的には大満足である。ともあれ、暖かくなるのが楽しみすぎる。

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