羽風

いつか物語で読んだ世界はきっとどこかにある、それを探すのが旅のテーマ。 カメラと麦わら…

羽風

いつか物語で読んだ世界はきっとどこかにある、それを探すのが旅のテーマ。 カメラと麦わら帽子がトレードマークです。 西ヨーロッパ、中央ヨーロッパ、東南アジア、アフリカ、アメリカ、オセアニア、21か国、100都市近く渡り歩いてきました。 24歳女の徒然日記と、タフ旅記録。

最近の記事

近所に住むお兄ちゃん、ぐらいの距離感が、ちょうどいい。

基本的に精神はかなり安定。 外的要因で自分の精神が乱されないようになって久しい。 でも、やっぱりどうしようもなくしんどい時ってある。 大学受験だったり、就活だったり。 先が見えない、けれど失敗はできないって思い込んじゃうようなイベントのとかは特に。 人間関係ではほとんど悩まない。 いや、悩まないようにした。これはまた別の話。 わたしは極度のかっこつけ。汗なんてかいてませんよ〜という涼しい顔でゴリゴリに汗かきにいくタイプ。人に弱さを見せるなんてとんでもない、そう無

    • 故国と言える場所はありますか。

      【故国喪失感】 記憶がある、6才の時にはすでにこの感覚を持っていたと思う。  「生まれる時代を間違えた」よくいう言葉だが、友人には、例え私が江戸時代に生まれてもそう言うだろうと言われた。 私は自分の考えてること、感覚を言葉にして自明にしておかなければ気がすまない人間。 そのため、尊敬する小野不由美さんの言葉を借りると一番しっくり来ることに気づいた時、長年の感覚が形になって、ようやく地に足がついた感じがした。 間違いなく、ここが自分の育った場所なのに、いるべき場所がここでは

      • 女子だけど、ストリップに行ってみた。

        ストリップに行ってみた。 8月都内、友人と思い立ち興味本位から朝からストリップへ。 どんな世界やろ、どぎつい感じかな。怖いんかな。怖いお兄さんとかがたくさんおるんかな。危ないんかな。と思いながらも足を運んだ。 作法も分からないが、とりあえずチケットが買えた。いざ参る。 狭い地下ステージに、張り出した丸いステージと、それを囲むようにある古びたベンチ席。みな座っている、これが作法か。 おどおどしながら前方、隅にちょこんとお邪魔。 既に前座のおじさんの語りが始ま

        • 人生悩んだので、サハラ砂漠で考えた。

          こんにちは、コロナウイルスで卒業旅行がなくなり激萎えの旅する麦わら帽子改め、やさぐれベレー帽です。 2年前、まだドイツの大学に留学していた時。まさに日本にいる同期は終活真っ盛り。明日は我が身、とドイツで怯えていた私。 理想的な暮らしを欧州で送っていた私、ストレスと不安で眠れぬ夜が続き、追い打ちをかけるように、持病によりドイツで手術と入院。 モロッコに行こう、サハラ砂漠で思考したい。 となり、手術後5日でドイツ人の友人と二人で、ラマダン最中の12日間のモロッコ縦断旅へ。

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          危険?女子一人旅に出るのはなんで?故国喪失者の旅は続く。

          こんにちは、旅する麦わら帽子です。                 ちょっと今回は、自分の気持ちを書いてみようかなぁと思います。 こんな安全な国を出て、わざわざ危険に向かっていくの?とよく聞かれるのは旅人あるあるなのでは。 もちろん、刺激的で異なる文化を知る楽しさを知ってしまったからというのもある。 でも、私が旅する理由は主に、 故国喪失感。うまく言えないけれど、これが1番しっくりくる言葉。私は自分の国を探しているのだ。私は日本で生まれ育ったので、故国は日本。それが何

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          さあ旅に出よう 4つのお供のヒント

          こんにちは、今回はバックパックに入れるものについてお話ししましょう。 必須携行品は、たったの4つ ・カメラ (デジタル一眼、SDカード、2枚替えのレンズ) ・お財布 (小さなものを2つくらい) ・SIMフリーのスマホ ・パスポート (念のため、コピー2枚も) これさえあれば、旅には出れる。 私はライフワークがカメラで旅の記録をすること。           カメラを忘れるなんてありえない。旅先で壊れたことはある。      その話はまた今度! お財布は日本で使

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          麦わら帽子の旅人、いざ

          「やあ、素敵な帽子だね」 そこからはじまる会話こそ海外を旅する醍醐味と非日常。 海外を女1人で旅するのは危険じゃない?そう聞かれることにうんざりしてしまった。 ヨーロッパを西へ東へ、アメリカでインターン、東南アジアでタイムスリップ体験を、アフリカで大冒険。現在23歳、ぴんぴんしてます。 結論としては、危険なことはこれまで1度もなかった。むしろ、日本では考えられないような幸運に恵まれてきた旅だった。 これまで20か国を渡り歩いてきた。都市数はこれからちゃんと整理しよう

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