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自宅警備でジュエリーを愛でる②

一人ゴールデンウィーク最終日を迎えたあきるです。
明日から社会復帰。
そして5連勤。当たり前なんだけど。
生きて来週の週末にたどり着ける気がしない...。

今日も相変わらず動画みて、宅トレちょっとして、刺繍して...というスローライフを過ごしています。
これで晴れてたら気持ちよかったのになー。
昨日の夜にSiriに今日の天気聞いたら、「快晴デス」って自信満々で教えてくれたのに...。

昨日は新しいジュエリーを卸したので、今日は、古株たちのかるーい手入れをしました。
残念ながらジュエリークリーナーが手元にないので、ジュエリークロスで拭くだけ。
毎日ちゃんと拭いてあげると、日々蓄積されていく皮脂が取れるので、そんなに酷い汚れへは発展しません。
わたしはズボラ女子なので、パール以外は滅多に拭かないし、拭いても服の裾で、だけどね!(最低

手持ちのリング全集したら、見バレする可能性が大きすぎるのでしません。
特に気に入ってるのは、知ってる人は知ってるし、調べてみたらすぐわかると思うから、載せられない...。このジレンマ。

ちなみに初めての「ジュエリー」はヘッダーの写真のリングでした。

中央の石は、ボルダーオパール。
石座は悠久の時を流れて来て、不思議な、けれど優しい形の金色。
そしてコントラスト美しく、アームはホワイトゴールド。

わたしはもともと青がとても好きです。

母が、青が好きな人なので、そこからの影響が大きいのでしょう。

ボルダーオパールの青は神秘的でした。

銀座店オープンからいたので、オープン当初はボルダーのリングやピアス、ネックレスなどが、1点ものとしてたくさんありました。
今ではすっかり取れなくなってしまったそうですが。

それらを眺めていたら、どうしても目が離せなかったのがこれでした。

他の角のない石たちと違い、4つ角のある石。

他よりも少しばかり色が明るくて、白い内包物が肉眼で見える石。

それはまるで、雲間から見える海そのものでした。

オパールはもともと様々な種類があります。
干上がった水の最後の一滴がこの鉱物になると言われるような、ロマンチックな石です。
透明なものから半透明なものが多く、ブラックオパール以外は、底の面も光が通るよう綺麗に加工されます。

そんな中、ボルダーオパールはその底面に母岩を付けたまま加工されます。
「ボルダー」とは岩という意味だそうです。
オパール層の部分が薄いので、母岩が付けられたまま研磨され、母岩の上に乗ったオパールの色味を楽しむのだとか。

目が離せなくなり、購入を決したあの日、わたしは広大な「色石」という名の大海原へと漕ぎ出しました。

右も左もない、広大な海。

どこへ漕いで行っても新しい発見しかありませんでした。

手元の方位磁石のような存在のあのリングは、雨が降ればメラメラと輝き、

晴れた日は爽やかな青色を揺蕩わせていました。

オパールは水の石です。
多孔石(たこうせき)という石になり、表面には肉眼で見えないようなミクロな穴がたくさん空いています。そこから空気中の水分を取り込み、輝くそうで、湿度によって見え方が異なります。

変わらない日々が一番良いのは今の現状、一番身にしみます。

だからこそ、細やかな変化を日々の自分への活力として、

手元で眺めながら、変わらない毎日を丁寧に過ごしていきたい。

高価で思い入れのなるものが手元にあるならば、

きっと日々を丁寧に過ごしていけるはず。

というわけで、明日は新天地だけど、絶対に付けていこうー。

おしまい

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