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Episode 029 「”飛魚のアーチ”をくぐると、一体全体何が起きるのか」

さて、Episode 027より開始した「オーストラリアにいた時(1996〜2010年)によく聴いたアーティストおよびバンドの曲」(併せて、「よく聴いた訳では無いが印象が強く残っているアーティスト及び曲」も含む)、という括りで当時を振り返る試み、今回はアルファベットの「C」から始まるアーティストおよびバンド。

Caravan(日本)
JUDY AND MARY 解散後、ボーカルのYUKIはソロ活動に入った。彼女のソロの作品の中に、ハミングバードという曲があり、特にこの曲を好んで聴いていた。この曲を作った人を調べてみると、どうやらCaravenという人らしい、という事でCaravanが歌うハミングバードを聴いたのだが、個人的にはYUKIが歌うバージョンとは違った良さがあり、今(2024年)でもたまに聴きたくなる一曲である。

The Carpenters(アメリカ)
日本から送られてきたテレビ番組(「学校へ行こう」という番組)のとあるコーナー(「未成年の主張」)で掛かっていた曲であり、頭にこびりついている。

Cocco(日本)
恐らく、日本から送られてきたテレビ番組(なんらかの音楽番組)で知ったアーティストである。「強く儚い者たち」は名曲だと思う。イントロのギターのリフがJ-POPらしからぬ。或いは、90年代のシアトルのグランジバンドの音だ!。尚、「初花凛々」(2005年)に関しては、「くるり」というバンドとのコラボ作品であり、くるりの動画をネットで探している時に、この曲の存在を知ることになった。

Coldplay(イギリス)
もちろんバンドの存在は知っていたがそこまで熱心に聴いていたわけではない。しかし、2008年に発売されたアルバム「Viva La Vida Or Death And All His Friends」が素晴らしく、そこから遡る形で他のアルバムを聴いて行った。特に、2000年に発売されたファーストアルバムである「Parachutes」は非常に素晴らしいアルバムだと思う。尚、このアルバムに収録されている「Yellow」という曲だが、とあるインタビューでChris Martin(ボーカル)がこの曲の誕生秘話について話をしている中で、「10分程度でできた。レコーディングをしている時に、マイクが故障して、少しの間待つ時間ができたから、周りにいる人を笑わせようとNeil Youngのモノマネをして適当に歌っていた時に出来た曲なんだ」と言っていたのが非常に印象的である。

Char(日本)
どういった形でこのアーティストのアルバムを購入するに至ったのかは思い出せないが、2001年に発売されたアルバムである「Bamboo Joints」を、成田空港で(ポータブルCDプレーヤーで。確か、Panasonicのそれ)聴きながら、飛行機の時間までの相当な時間(6~8時間ほど待った記憶がある)を潰したのを憶えている。

Cheap Tricks(アメリカ)
ハイスクールの時(2000年頃だろうか)に見た「10 things I hate about you」という映画で使われており、記憶に残っている曲。

Chuck Berry(アメリカ)
恐らく、奥田民生のインタビューで触れられているのを機に初めて耳にしたアーティストであり、それを機に、「ロックンロールという音楽を始めたのはこの人なんだ」という事を理解した。つまり、Robert Johnsonのブルースな音楽をロックンロールというものに進化させたのが、この人という事なのだろうか。そして、そこからビートルズやらローリング・ストーンズなどのバンドに(ロックの魂が)受け継がれたのだろうか。尚、Chuck Berryを敬愛していたJohn Lennon(ジョン・レノン)は「ロックンロールに別名を与えるとすれば、”チャック・ベリー”」と述べたとのこと。尚、2022年2月下旬、Bookoff Onlineにてチャックベリーを特集した(追悼 チャック・ベリー 1926-2017)Guitar Magazine(2017年6月号)を購入した。青春時代から(あるいは、2024年の今だに)ずっと「ロック」という単語を使ってきている中、改めて、その「ロック」をこの世の中で最初に創った人について知る事が最低限の礼儀だと感じた。

Crazy Town(アメリカ)
テレビでやっていた音楽番組でよく流れており、特に好きなバンドでもなんでも無いがなぜか記憶に残っている曲。

Cypress Hill(アメリカ)
その昔、ネットの情報でDragon AshのKjはCypress Hillが好きである、という様な内容を読み、そこから調べて行ったバンド、という(曖昧な)記憶がある。尚、2016年にはCypress HillからB-Real(ボーカル)、Publich EnemyからChuck D(ボーカル)、そしてRage Against the MachineからTom Morello(ギター)、Tim Commerford(ベース)、Brad Wilk(ドラム)が集結し、Prophets of Rageというスーパーグループを形成した。ポリティカル(政治的)な内容の歌詞をラップに乗せ、その後ろに鳴るあまりにもロックなサウンドは世界トプレベルの音楽以外のなにものでもない。

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