すとらてじっくぷらんなぁ

埼玉県生まれ、アデレード育ち、東京都在住、外資広告代理店勤務。14年間(1996〜20…

すとらてじっくぷらんなぁ

埼玉県生まれ、アデレード育ち、東京都在住、外資広告代理店勤務。14年間(1996〜2010年)住んだオーストラリアでの生活を振り返りながら綴ってみます。英語関連の諸々可能な限りお手伝いしますのでご連絡下さい。もちろん仕事の合間を縫って、あくまでも趣味で行っているのでプロボノです。

最近の記事

Episode 071 「こんな骨折の仕方は、おそらく世界で一人」

放課後になると、アデレードハイスクール(Episode022参照)の目と鼻の先に位置するマクドナルドによく寄っては、ハンバーガーなどを食べる事が日課になっていた。 よく一緒に行ったメンバーは、マイケル、ゾーイ(マイケルの彼女)、アドナン、ステファン、ポール(のちに登場するポールとは別の、ポール。苗字は確か、チンチャーラだった)、イヴァン、サリモン、ローリーなどだった。 尚、アドナンは、確か11年生のタイミングで転校してきたのだった。出身はボスニアで、妹(イルマと言って、妹

    • Episode 070 「ハイスクール時代の友達について」

      アデレードハイスクール当時(Episode022参照)、仲の良かった友達は大きく分けると、学校のサッカー部の友達、(学校にて)選択していた科目が同じで仲良くなった友達、そして放課後などに一緒にマクドナルドに寄っていったり、週末一緒に遊んだりする友達、という括りが存在した。 もちろん、これら三つの括りで全員が明確に分かれたわけではなく、もちろんオーバーラップする友達もいた。初めて友達になった理由やタイミング(恐らく8年生または9年生なので、14~5歳)などは思い出せないのだが

      • Episode 069 「LimeWireやnapsterなどのファイル共有ソフトで自分のCDを作っていた時代の話」

        アデレードハイスクール(Episode023参照)に入学して3年目となり、10年生(日本で言うところの高校一年生)に進級した。それまで以上に(英語の)ネイティブとガッツリと触れ会う機会が多く作れた。 尚、ステファン(Episode 067参照)とは学校での授業が一緒になることは決して多くなかった。彼は、スタディスマート(学校の教科書の暗記であったり、テストで良い点を取るなど)というタイプではなく、もっぱらのストリートスマートだった。 つまり、例えば、人生においてどの様にし

        • Episode 068 「英語学習とはスポーツに似ている。試合は、練習の様に。練習は、試合の様に」

          今振り返って見ると、おそらくこの時期(ステファンなどと仲良くなり始めた時期(Episode067参照))に一気に英語が上達したのかもしれない。やはり、英語の上達のスピードは喋る量に比例していると思われる。 因みに、よく、「どうやったら、英語って喋れる様になりますか?」という質問を受ける。控えめに言っても、相当。尚、この様な質問に対する回答としては、一貫して「スポーツと同じだと個人的には考えています」である。 つまり、上達するには、練習と試合の繰り返しが必要なのである。スポ

        Episode 071 「こんな骨折の仕方は、おそらく世界で一人」

          Episode 067 「ステファンと僕。及び、ハンバーガーの解体、について」

          さて、アデレードハイスクール(Episode023参照)にも少しずつ慣れてきた。学校では色々あったが、放課後はどんな具合だったのか、について思い出しながら書いている。 放課後は、頻繁にステファンの家に遊びに行った。彼の部屋にはドラムセットがあり、また裏庭の離れにはビリヤード台が置いてある部屋もあった。それまで、ビリヤードなんてろくに(または全く)やったことがなかったので、一からルールを教えてもらう必要があった。どれだけ上達したかはわからないが、一応、誰かと対戦できるようにま

          Episode 067 「ステファンと僕。及び、ハンバーガーの解体、について」

          Episode 066 「イタリア人、ギリシャ人、オーストラリア人の中で唯一のアジア人」

          音楽に対する情熱は高まる一方で、ハイスクールが始まってから(Eposode022)の2年は、正直、まだあたふたしていた。授業に関しても相変わらず数学と美術以外は手こずっていた。やはりペニントンプライマリースクール(Episode014参照)とは比べものにならないくらいみんな(生徒)の喋るスピードは速かった。 英語をネイティブに話す子供達の英語を聞き取るのは極めて難しかった。そんなこともあり、休み時間は退屈だった。特にやる事もなく、7、8人で立って話しをするという感じなのだが

          Episode 066 「イタリア人、ギリシャ人、オーストラリア人の中で唯一のアジア人」

          Episode 065 「測れるものは、つまらない」

          Episode064で触れた内容の他にも、音楽が持つ力を改めて体感できた機会が過去にもう一つあった。それは、㈱電通に勤めていた時の話である。お世話になった先輩方々の一人である(或いは控え目に言っても、最もお世話になった先輩の一人)、サカタさんの披露宴後の二次会での事である。その二次会で、音楽を流す役をやってくれないか、と頼まれたのである。もちろん、DJのターンテーブルがあったわけではなかったので(仮にあったとしてもターンテーブルの操作の仕方は分からない)、当時使っていたiPa

          Episode 065 「測れるものは、つまらない」

          Episode 064 「音楽とは想い出、である」

          さて、Episode 027より開始した「オーストラリアにいた時(1996〜2010年)によく聴いたアーティストおよびバンドの曲」(併せて、「よく聴いた訳では無いが印象が強く残っているアーティスト及び曲」も含む)、という括りで当時を振り返る試み、先ずはアルファベット順で紹介する内容をEpisode027〜Episode050にて終えた。そして、あいうえお順(そう、日本のアーティスト)で振り返ってみるそれもEpisode 051〜Episode 063で終えた。 繰り返しにな

          Episode 064 「音楽とは想い出、である」

          Episode 063 「大切なもの」

          さて、Episode 027より開始した「オーストラリアにいた時(1996〜2010年)によく聴いたアーティストおよびバンドの曲」(併せて、「よく聴いた訳では無いが印象が強く残っているアーティスト及び曲」も含む)、という括りで当時を振り返る試み、先ずはアルファベット順で紹介する内容をEpisode027〜Episode050にて終えた。続いては、あいうえお順(そう、日本のアーティスト)で振り返ってみる。今回は「れ」および「ろ」を見てみる。 レミオロメン (日本) 特に思い入

          Episode 063 「大切なもの」

          Episode 062 「格好をつける滑稽さ、格好をつけない格好良さ」

          さて、Episode 027より開始した「オーストラリアにいた時(1996〜2010年)によく聴いたアーティストおよびバンドの曲」(併せて、「よく聴いた訳では無いが印象が強く残っているアーティスト及び曲」も含む)、という括りで当時を振り返る試み、先ずはアルファベット順で紹介する内容をEpisode027〜Episode050にて終えた。続いては、あいうえお順(そう、日本のアーティスト)で振り返ってみる。今回は「ゆ」および「や」を見てみる。 ユニコーン (日本) このバンドを

          Episode 062 「格好をつける滑稽さ、格好をつけない格好良さ」

          Episode 061 「侘び寂びやら、引き算やら、間やら」

          さて、Episode 027より開始した「オーストラリアにいた時(1996〜2010年)によく聴いたアーティストおよびバンドの曲」(併せて、「よく聴いた訳では無いが印象が強く残っているアーティスト及び曲」も含む)、という括りで当時を振り返る試み、先ずはアルファベット順で紹介する内容をEpisode027〜Episode050にて終えた。続いては、あいうえお順(そう、日本のアーティスト)で振り返ってみる。今回は「ま」および「も」を見てみる。 「ま」と言えば、間。年齢を重ねるに

          Episode 061 「侘び寂びやら、引き算やら、間やら」

          Episode 060 「君のその小さな目から大粒の涙が溢れてきたんだ」

          さて、Episode 027より開始した「オーストラリアにいた時(1996〜2010年)によく聴いたアーティストおよびバンドの曲」(併せて、「よく聴いた訳では無いが印象が強く残っているアーティスト及び曲」も含む)、という括りで当時を振り返る試み、先ずはアルファベット順で紹介する内容をEpisode027〜Episode050にて終えた。続いては、あいうえお順(そう、日本のアーティスト)で振り返ってみる。今回は「ひ」、「ふ」、「ほ」を見てみる。 一青窈(台湾・日本) 特に思い

          Episode 060 「君のその小さな目から大粒の涙が溢れてきたんだ」

          Episode 059 「宇宙の地球の小さな国のどこかで」

          さて、Episode 027より開始した「オーストラリアにいた時(1996〜2010年)によく聴いたアーティストおよびバンドの曲」(併せて、「よく聴いた訳では無いが印象が強く残っているアーティスト及び曲」も含む)、という括りで当時を振り返る試み、先ずはアルファベット順で紹介する内容をEpisode027〜Episode050にて終えた。続いては、あいうえお順(そう、日本のアーティスト)で振り返ってみる。今回は「て」、「な」、「は」を見てみる。 寺尾聰(日本) 日本から送られ

          Episode 059 「宇宙の地球の小さな国のどこかで」

          Episode 058 「しゃらら」

          さて、Episode 027より開始した「オーストラリアにいた時(1996〜2010年)によく聴いたアーティストおよびバンドの曲」(併せて、「よく聴いた訳では無いが印象が強く残っているアーティスト及び曲」も含む)、という括りで当時を振り返る試み、先ずはアルファベット順で紹介する内容をEpisode027〜Episode050にて終えた。続いては、あいうえお順(そう、日本のアーティスト)で振り返ってみる。今回は「ち」と「つ」を見てみる。 「つ」と言えば、津。そう、三重県の津市

          Episode 058 「しゃらら」

          Episode 057 「世界の中心は”大きな岩”らしい」

          さて、Episode 027より開始した「オーストラリアにいた時(1996〜2010年)によく聴いたアーティストおよびバンドの曲」(併せて、「よく聴いた訳では無いが印象が強く残っているアーティスト及び曲」も含む)、という括りで当時を振り返る試み、先ずはアルファベット順で紹介する内容をEpisode027〜Episode050にて終えた。続いては、あいうえお順(そう、日本のアーティスト)で振り返ってみる。今回は「し」及び「す」を見てみる。 椎名林檎(日本) 個人的には思い入れ

          Episode 057 「世界の中心は”大きな岩”らしい」

          Episode 056 「カッコつけないカッコよさ」

          さて、Episode 027より開始した「オーストラリアにいた時(1996〜2010年)によく聴いたアーティストおよびバンドの曲」(併せて、「よく聴いた訳では無いが印象が強く残っているアーティスト及び曲」も含む)、という括りで当時を振り返る試み、先ずはアルファベット順で紹介する内容をEpisode027〜Episode050にて終えた。続いては、あいうえお順(そう、日本のアーティスト)で振り返ってみる。今回は「さ」を見てみる。 斎藤和義(日本) 初めてこのミュージシャンを知

          Episode 056 「カッコつけないカッコよさ」