無人古着屋1ヵ月やってみて感じたこと
8月18日に無人古着屋をOPENして1ヵ月以上経ちましたが、OPENしてみて分かったことをまとめていこうと思います。
無人形態によっておける最大のメリットは人件費ですが、それ以外にも多くメリットがあるように感じました。
また同じようにデメリットもあり、始めて見ないと分からない印象です。
広告費がそこまでかからない
古着屋さんには看板はありません。
「古着屋」ののぼりだけ沢山作りましたが、1万円程の費用で収まっています。
集客における施策としては、買取のホームページの下層に短めのLPを追加し、広告のリンク先として使用しました。
LPは簡易的なものにしています。
初月のみ、1ヵ月3万円程のGoogleリスティング広告を出していました。
石川県のユーザーのみの配信で、CPCも安い上（40円以下）、古着屋でリスティング広告をやっているところがないという市場を網羅できる為、かなりコスパの良い広告費だった思います。
今はその半分の1万5千円程になっています。実験的に下げていますが、集客の人数はそれほど変わっていない為、むしろ増えている為、広告に頼らないことが可能な印象です。
リピートされる
週に1回必ず来るお客様がすでに何人か居ます。
これは、数字以上に嬉しいことです。いつもありがとうございます。
このお客様に気に入ってもらえる服を入荷し続けなければいけないなと気合いが入りました。
どんな業態でも常連さんは大切にしないといけないなと思いました。
人件費は0ではないということ
人件費は削減できますが、商材が服という以上、人件費が0になることはありません。
日々のinstagramの投稿や商品の入れ替え、ディスプレイの変更、POPの追加。
仕入れ商品を考えたり、普通の服屋とここは一緒な気がします。
とはいえ、一日の労働すると30分～1時間半程度ですので、対面接客がない恩恵は受けられています。
instagramのフォロワー増
店内の机の上に卓上のアクリルのPOPスタンドを導入したところ、店に来ていただけるお客様からのフォローが増えました。
発信せず、広告費を払わずにフォロワーが増えるという大きなメリットがあります。
服を置かないスペースをあえて作ったことで、目に留まりやすく工夫しました。
初期投資について
もともとあった事務所兼倉庫にスペースを設けて店を作り出した為、初期投資が非常に少なく済んでいます。
買ったものは
壁用の板、2×4、監視カメラ、扇風機、電気、防犯ブザー、駐車場コーン、ハンガーラック、机、集金箱、試着室、鏡、机の脚等・・・
手づくりのものが多いです。
トータルでも40万円～50万円程で済んでいます。
安く済んだ理由もこともあり、全品1,000円での販売も可能になりました。
初期費用や家賃が多くかかった場合は、服の値段を上げなければならないと思っておりましたので、その点は非常に良かったと思っています。
トラブルについて
今のところ、大きなトラブルはありません。
監視カメラの映像は事務所の方で、リアルタイムで確認させていただいております。導線を見ながら次のディスプレイや商品の追加に参考させていただいております。
もちろん、ガムのポイ捨てやタバコのポイ捨て等、細かなものはありますが・・・辞めていただければ幸いです。
メルカリの画面を片手にレディース商品を一生懸命リサーチしているお客様も居ましたが、ブックオフやセカンドストリートはこういうのが日常なんですかね笑
お得に感じて買ってくれるのであれば、ＯＫです。
転売頑張ってください。
24時間店舗ではない
24時間店舗ではありません。
多少の機会損失はあると思いますが、防犯面の費用や得体の知れない怖さがあるので、今後もする予定はありません。
地元の方々へ
少しずつ地元の方々へ認知されてきました。
安い洋服たちではありますが、喜んでもらえるようなサービスにしていきたいと思います。
無人古着倉庫 STRANGE
年中無休
営業時間 9:00～18:00
〒920-0056
石川県金沢市出雲町イ215
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