死期が視える祖母
「ふしぎ、お葬式の準備をするよ」
祖母がいつものように、そう言った。
わたしは中学生で、
今日も登校するために
ねむい目を擦って階段を降りる。
祖母が、
「お葬式の準備をするよ」
と言ったのは
親戚が亡くなった報告が来たから…
ではない。
親戚のおじちゃんが、
祖母の夢に挨拶に来たからだ。
お葬式の準備が整ったころ…
祖母が「準備をする」と言った
その4日後に、電話が鳴った。
「ご無沙汰しております。
主人が亡くなりまして…
お通夜が○日なのですが、
ご参加できますか?」
.
.
.
親戚のおじちゃんが亡くなった。
けれど、我が家は知ってた。
お葬式の準備も万端だよ。
そう思いながら、
電話から漏れる声を聞いてた。
わたしは、
この現象が「普通じゃない」
と気づくまでに時間がかかった。
だって仕方ないでしょう?
うちでは日常茶飯事だったから、
これがわたしの「普通」だった。
おかげで友達からは
「ふしぎちゃん」認定される。
私:来週たぶん忌引きで学校休む
友:あ、そうなんだ、お葬式?
私:うん、たぶん
友:たぶん?
私:あー…おばあちゃんの夢に出てきたから
友:んん?どういうこと?
友達とのやり取りはこんな感じ。
その先のことは察してほしい。
わたしはどこの家も、
親戚が死ぬ前は事前に分かると思ってた。
でもどうやら違ったらしい
.
.
.
祖母は死期が分かる。
死ぬ直前の人が、夢に挨拶にくる。
「いやあ、お世話にあったね!
いい人生だったよ、ありがとう」
こんな感じ。
わりと明るめの挨拶が多いらしい。
こんな話を聞いても
信じられない人も多いと思う。
うん、それが普通だよ。
わたしも普通なら信じられないし。
けれど、この世には視えないものもある。
不思議な力を持つ人もいる。
ぼんやりと、そう思っていてほしい。
それは幽霊とか、怖いものとか
そういう話をしたいのではなくて、
運気、オーラ、周波数みたいな
そういうものがちゃんと存在すること、
それを知っていて欲しいのだ。
最近のnoteでも書いたけど、
「周波数」は特に意識してほしい。
周波数=波動だと思ってね。
これは運気に直結してくるから。
スピリチュアルでもなんでもなくて、
その人自身のパワーなんだ。
なんかずっと調子いい人っている。
あの人は強運だよね、みたいな。
そういう人は基本的に、ちゃんと元気。
無意識に周波数の仕組みを理解して、
実践してるから運気がいいだけ。
誰でも運気は調整できる。
わたしはそう思うよ。
今回のnoteはここまで。
こういう話をもっと聞きたい!という人は
ぜひnoteにいいねしてください。
以上、またね
※この話はわたしの実話です
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