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古着屋の本当の始め方 〜準備・計画編〜

こんにちは、ストレージの中畑です。

今日の記事は生意気にも初の有料記事となる、「古着屋の始め方」です。

この内容は一言では言えないので、いくつかのフェーズで分けてお話ししたいと思っていますが、古着屋だけでなく、「あらゆる商売の始め方」が僕へのInstagramのDMなどで最も多い質問となります。

YouTubeなどを見ても、商売というものは競合を作りたくないのもあってか、なかなか具体的な始め方などは見つからなく、さらに僕としては参考になりそうなものが、少なくとも古着屋というカテゴリーではYouTubeには皆無と言ってもいいほどありませんでした。

早速本題へ。

① どこから仕入していいのかが分からない

質問などを見るからに、これが最も多いのではないかと思っています。

この仕入先問題、まず第一関門であるのはどこから仕入をしたら良いのか。

これについては実は非常に簡単で、「何を取り扱いたいのか」がやはり先ずは基本となる考え方です。

例えば、有名ブランドのオールドやヴィンテージ商品だけを取り扱いたいのなら、現状ではほぼ仕入そのもののハードルが高すぎるので、いつまで経ってもお店のオープンをするまでに仕入そのものに時間が掛かってしまいそうです。

というか、ハッキリと言いますが、相当なコネや探し歩く時間でも無い限り、このジャンルの専門は諦めた方がいいでしょう。

では、レギュラー品ばかりならどうかと言えば、それであれば仕入自体は国内でも簡単に可能です。

しかし、そんなお店はきっとゴマンとあるし、差別化が難しい…。

では、どうしよう。

実はこれ、根本の問題そのものの順序が間違っているんですね。

差し当たって古着屋の始め方で一番最初に悩むべき事とは。

"① どこから仕入していいのかわからない"

のではなく、

"① 古着屋をやる為の準備・計画を作る"

という事なんです。

なので、早速考え方の軌道修正を行いましょう。

① どこから仕入していいのかが分からない

① 古着屋をやる為の準備・計画を作る

気を取り直してここから進めて行きましょう。

しかしながらこの準備、計画…。

本当に嫌ですね、お気持ちはお察し致します。

人間はややこしい事を嫌いますから、さっさと仕入や店作りをしたいですよね。

それでもこの記事に辿り着いた方は非常に運が良いです。

一旦、落ち着きましょう。

その古着屋、もしかすると失敗します。


準備・計画とは

さて、この準備・計画とは。

先ず、おそらくは「お店をやる」と決めた段階で、ぼんやりとコンセプト等は決まっているのではないかと思います。

例えば外観や内装、取り扱いたい商品など。

皆、この独立や開業において、決める順番を間違えて失敗するケースが非常に多いです。

何を隠そう、僕も独立の際にいきなりここから失敗しています。

この "はやる気持ち" ですが、僕も10年前の独立を決めた頃を思い出すと、その気持ちはよく分かります。

というのも。

「何もわからない(予測がつかない)のに、独立を決めた」

という一歩。

この一歩が非常に大きい "歩幅" なんですね。

"普通" はこんなリスクがあることを人はやりたがりません、これを覚えておきましょう。

この時点まで来た人においてよくある事例として、

「とにかく独立・開業をすること」。

これが "超優先事項であり最大の目標" となっているケースが多いです。

しかし、ここでブレーキを踏む必要があるのです。

大切なのは、

「独立・開業をする」

ということではなく、

「事業を成功させずとも、まずは継続させる」

ということです。

この事を念頭に、はやる気持ちは分かりますが、それをまずは押し殺して準備や計画を立てましょう。


外部、内部リサーチ

僕の場合は古着屋もカフェも現在営んでいるので、そちらで得た知識や体験を元にした内容となります。

また、これはあくまで僕の手法となりますので、一概にこれをやったから成功するというわけでは勿論ありません。(現に未だ成功していませんので…。)

しかしながら、僕が今の自身の頭で当初独立ができていたのなら、間違いなく失敗しなかったであろう、さらには今のストレージを借金がなく始められた場合、間違いなく僕は成功者であったと思います。
(それまでの失敗があるから今があるのですが…。)

そして大前提としてですが、これはあくまで僕の経験談を元に作っている記事です。

そこは悪しからずと言ったところでもありますが、"僕が流した血と汗と涙が滲んだ知の結集" と言えます。笑

ここからは有料となりますが、僕の手法を余すことなく具体的に説明していきますので、ご興味ある方はぜひ参考にしてみてください。


一番初めにやることは、内部の環境を整えること

突然ですが、内部、つまりご自身の強みは何でしょうか?

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