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初めましてmanamiです。 読後感想を中心に記事にしていきます。 オススメの本ととも…

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初めましてmanamiです。 読後感想を中心に記事にしていきます。 オススメの本とともに、読んで残念だった本もUPしていきます。 初心者から始める株式投資についての内容の記事もあり。 つぶやきではtoneで配信している株、金融用語、気づきを投稿。 よろしくお願いします!

最近の記事

國分功一郎『暇と退屈の倫理学』を読んで

こんにちは 今回の本は、本屋さんで、東大京大生が一番読んでいる、というポップがあり読み始めた本です。(ちなみに本屋の店頭で見たのは文庫本で、表紙も違っていました) 内容 パスカル、ハイテッガーなどの哲学者の(暇と退屈の倫理学)での考え方を紹介し、筆者はその考え方をどう思うのか、否定するのか、賛同するのか。 哲学者が、テーマを決めて、過去の哲学者がどういう風に考えていたかを 引き合いに出しながら思考を深めていく。その考察の仕方、考えの深め方がよくわかる本。 哲学者とは、こ

    • 三宅香帆『妄想古文』 を読んで

      萌えすぎて絶対忘れない、に惹かれててにとりました。 敷居の高い古文に萌える? 妄想の余地がたくさんある古文。 特に最初の清少納言と定子の話の『枕草子』 感想古文は敷居が高い、小難しいというイメージでしたが、この本を読んで、とても古文が親近感わきました。高校の時にこの本を読みたかった(汗) そして、枕草子は読みやすそう、と感じこの本を読みながら、中学生用くらいの枕草子、読んでみました。 そっか、苦手感情だけ持っていましたが、古文はこんなに妄想の余地があるんだ、とびっくりし

      • 井上智洋『AI失業』を読んで

        こんばんは。 読書感想文ためすぎたので、サクサクとアップしていきます。 内容 AIでも残りやすい仕事の特徴 ・クリエイティビリティ 新しい商品を企画する、新しいビジネスモデルを生み出す、新しいプロジェクトを立ち上げる ・マネージメント 店舗、工場の管理、会社経営、人材マネージメント。 ・ホスピタリティ おもてなしに近い。介護や看護、ホテルマン、営業職 なぜ日本はAI後進国となってしまったのか。 感想 読んでよかった。 AIについて脅威論的な内容でもあるが、そんな時

        • 『パウエルFRB迷走の代償』を読んで

          こんばんは。 今回は読むのにかなり時間がかかった本。 感想 パウエルさん、そしてFRBについて、理解がすすむ本。 ですが、FRBのシステムやその時の状況など、なかなか難解に感じ、チョコチョコ、休み休み読んだという感じでした。

        國分功一郎『暇と退屈の倫理学』を読んで

          『死んだ動物の体の中で起こっていたこと』を読んで

          動物の遺体から死因を調べる職業のお医者さんが書いた本。簡単に言うと科捜研の女の動物版。 内容 動物の死因を明らかにすることによって、死んだ原因の追求、苦しんで死んだかどうか、死ぬ前の栄養状態などを解明していく。 動物を取り上げたテレビ番組などは、かわいいなどの切り口が多いが、動物の死についても、もっと取り上げられてもいいのではないか。 死因を究明することによって、その死を生かす、つまり死から学んで同じように死ぬのをどうすれば防げるか、を研究していく。 動物園、水族館な

          『死んだ動物の体の中で起こっていたこと』を読んで

          田原総一朗『戦後最大の宰相 田中角栄』を読んで

          こんにちは。 読書感想文、本を読み終わってからポイントだけ書いた下書きだけしていて、未投稿のがたまってしまっています。今日、その溜まりものをドンドン投稿する日にしようかな(笑) 一連の田中角栄本を読んできましたが、最後に田原総一郎さんの本です。 田中角栄本を読んでみようと思ったときに、最後にこの本を読もうかな、と思ったので、最後に読むことにしました。なぜそう思ったかというと、今までの何冊かの本をざっと見て、時代背景や事件の内容など、よく理解してから田原総一朗さんの本を読むと、

          田原総一朗『戦後最大の宰相 田中角栄』を読んで

          くわがきあゆ『レモンと殺人鬼』を読んで

          こんばんは 今回は、長めの難し目の本を読んでいる合間に、サクッと読んだ読書感想文です。 感想 本屋で目に止まって読んだ本。 サクッと1日で一気読み。 殺人事件、主人公は、いつも搾取される側、家族全員不幸の星の元にいる、悲惨な人生なの、っていう女性。 結構などんでん返しで、面白かったです。 みんなにおすすめの小説。

          くわがきあゆ『レモンと殺人鬼』を読んで

          『ナワリヌイ プーチンがもっとも恐れる男の真実』を読んで

          こんばんは。ちょっとご無沙汰です。 読書がここのところはかどっていないのと、ちょっと読書感想文ためてしまいました。 内容 ナワリヌイ。反汚職活動家。 プーチンの豪華な宮殿をドローンで上空から撮影し、Youtubeで公開。 汚職調査サイトを運営。 その後政治家として活動。だが、ロシア政府は政権を脅かす人物の立候補は認めない。 選挙も開票の時にかなりの、政権に恣意的な変更が行われている。そう、かなり改ざんされているのは当然あります、という国民の認識。 感想 ナワリヌイが刑務

          『ナワリヌイ プーチンがもっとも恐れる男の真実』を読んで

          立花隆『田中角栄研究』を読んで

          こんにちは。ちょっと読書感想文、ご無沙汰でした。読書がはかどらずに、しばらくぶりです。 今回は上下巻の、引き続きの田中角栄ものです。下巻が読むのに時間がかかってしまいました(汗) 内容上巻は田中角栄の金脈、どうやって取材を進めていったのか、当時の発表した文章の後に、著者自身による解説。 どうやって記事を書くための資料を集めたのか、どう取材をすすめていったのかが、詳しく記載。 下巻はロッキード事件について。ロッキード事件とは何だったのか、その背景、事件の核心。児玉誉士夫につ

          立花隆『田中角栄研究』を読んで

          相場英雄『アンダークラス』を読んで

          こんばんは。 久々の相場英雄さんの小説。田中角栄の本の合間に読みました。 感想刑事もの。 アマゾンを思わせる企業と、ZOZOを思わせる企業も登場。ベトナムからの技能実習生が受ける過酷な労働環境。 アジア人に対して日本人は下に見てしまっていたが、今は日本のほうが既に下なのかも。 田中角栄の本を連続して読んでいるので、合間合間に読んだのですが、やっぱり相場英雄さんの小説は面白かったです。 そして、ベトナムだけではなく、他の国からきている技能実習生に対しても、小説と同様な現実があ

          相場英雄『アンダークラス』を読んで

          『田中角栄の昭和』を読んで

          こんばんは。 属国の銃弾、ロッキード、の次に読んだ田中角栄の本 感想田中角栄について、読んだ2冊は断片的だったので、どう生きたか、どういう流れで政治家になったのか、そして政治家として、どういう事をしたのか、がよくわかった。

          『田中角栄の昭和』を読んで

          『私の半分はどこから来たのか』を読んで

          こんばんは。 やっとたまっていた読書感想文ラスト! 内容AID、不妊の原因が男性側にある、精子が少ない、或いは状態がよくないことから、夫婦以外の精子の提供によって生まれた子についての本。 大きくなってから、本当の父は他にいる、と10代を過ぎてから聞いた子供はショックをうける。 子供には幼いうちから、少しづつ話しておくと、ショックを受けずに過ごせる子供がおおい。なので、AIDを検討する夫婦には早めに子供には告知をするように勧めている。というのは海外での話。オーストラリアでは

          『私の半分はどこから来たのか』を読んで

          永瀬隼介『サイレント ボーダー』を読んで

          こんばんは。久々の小説の読書感想文です。 著者の作品は今回初めて手に取った本です。 感想バイオレンスな小説。 いじめ、暴力、薬、女性への性暴力。 月刊誌ルポライターが主人公。登場人物がどう絡んでいくのか、読みながらどうなるのだろう、どういう展開になるだろう、と面白く読めました。 久々の小説ということもあり、あっという間に読了。 今、田中角栄についての読みたい本が行列をしている状態なのですが、ちょっと落ち着いたら、永瀬さんの小説をもっと読みたい、と思いました。

          永瀬隼介『サイレント ボーダー』を読んで

          DEATH死とは何か

          こんばんは。 こちらの本も、読みながらメモだけ取って、読書感想文ため込んでた本です。 メモったこと 死の本質 体の死のか、認知機能の死か。その両方が死んだ時が死なのか。 死のは悪いことか 死んだ後に、生きていたら受けるいい事が、その機会が喪失してしまったから、悪いこと。 でも、その後悪いことがあったら、死んでよかった、となるかも。 感想前提条件としての断り書き、例外として考慮しない場合について、などのはなしが多い。 逆説的だが、いかに生きるか、を考えながら読む時間なっ

          DEATH死とは何か

          MOCT

          内容 未知な事の多いソ連に行き、日本人に向けて放送した日本人についての本。 感想 日本人の抑留者や、日本の人にソ連を知ってもらうことを目的に放送していたラジオ。 日本で、ちょっと違うことをしたい、あるいはソ連に興味があった人などがソ連に行き、日本に向けてラジオ放送をする。 ソ連では、物がなくて自由に食料も買えなかったりなど不自由な生活を強いられたりしているが、取り上げられた人は、結構長期でソ連からラジオ放送をしていた人が多い。 ソ連から日本に向けて、日本語でラジオ放送がさ

          真山仁『ロッキード』を読んで

          こんばんは。 今回は『属国の銃弾』を読んで、田中角栄についての本を読みたくなり、属国の銃弾の参考文献から選んだ1冊です。 読みながらメモった部分外国特派員は日本メディアが書かない事を書く。また、外国で報道されることで、日本人記者が、箝口令が解けた、とばかりに安心して書く場合すらある。 まさにジャニーズの性被害がそうではないか。全く報道の姿勢は変わっていない。 検察が筋書きを黒と決めたら、黒になる。 厚生省の村木さんの事件も、田中角栄と同じ。村木さんは、テレビ、マスコミも真

          真山仁『ロッキード』を読んで