人間にだって 幽霊みたいなやつが いるように オバケにだって 幽霊みたいなやつが いるんだよ いるのかいないのか 分からないやつさ 人を驚かそうなんて 気概もないやつ…
永遠は時の砂を濡らし 浜辺にはもう誰も戻ってこない 拙い楼閣も 貝で編んだネックレスも 置き去りになって ご覧 あの夕焼けを どうしようもないほどに緋い 星と交わ…
父と母がセックスしている 生まれてくる命に名前を付ける行為を 誰が咎められよう 産毛が揺れるたびに微笑みがこぼれる 唾液に光り輝くものが混じる でたらめな感情が絡み…
朝 まだ交通量の少ない道の脇で 天使たちが解体を始める 何も無駄にしてくれるな 眼も耳も 血も涙も 凡庸な想い一つですらも
夜明けを伴奏に 今日を歌おう 365分の1の 特別でない日を祝おう 棚田の一枚一枚にも 朝日は映り込み 失敗も成功も 全部君のものだよ
体験が傾く 左右に揺れる どうでもいい情報にまで 見たこともない色がつく 未来から灯りが降りてこなくなり 暴力は静かに肯定され 死んだ子供を抱いた母親だけが その光…
涙の産まれる場所に 白鷺は腰をおろす 手入れを怠った湿地帯は 見ず知らずの草が茂り 悲しみを掻き分けたって 泥濘を踏み越えたって 答えの出せない問いに 言葉は搦め捕ら…
愛されないように 愛されないように 目を伏せ 陽だまりを避け 呼吸も できるだけしないで いい子にしてたら 何かいいことあるの 言われたことは しっかりやります お箸だ…
毛むくじゃらの頭が一つ ギョロリとした目が二つ 何でも食べてしまう口が一つ ペラペラの舌が二つ 獲物を捕らえる手が二つ 竦めてばかりの首が一つ のろのろ歩き回る足が…
ピースが足りないと言うのなら 私の色を一つ 分けてあげましょう 温めなさい 孵るまで そのために生まれてきたのだから
まるで大きな存在が通り過ぎたかのように 花たちは一様に捻れた 皆 飲み込まれまいと必死だった 飲み込まれてしまった花すらも 大気の震えに気付いた少年は 振り返り見る…
ヤス
2024年5月31日 01:41
人間にだって幽霊みたいなやつがいるようにオバケにだって幽霊みたいなやつがいるんだよいるのかいないのか分からないやつさ人を驚かそうなんて気概もないやつさ猫をからかってた方が愉しいんだってさ※夢物語を信じて疑わない君の言葉はいつも猛毒のように甘いね※かげろうは命に疑問符を付けない※この世の愛は君のものだしこの世の罪も君のものだ甘受せよ 奮い
2024年5月24日 15:30
永遠は時の砂を濡らし浜辺にはもう誰も戻ってこない拙い楼閣も 貝で編んだネックレスも置き去りになってご覧 あの夕焼けをどうしようもないほどに緋い星と交わした約束もいつか落ちる それは紛れもなく
2024年5月17日 15:40
父と母がセックスしている生まれてくる命に名前を付ける行為を誰が咎められよう産毛が揺れるたびに微笑みがこぼれる唾液に光り輝くものが混じるでたらめな感情が絡み合い一つは二つに 二つは四つにもういいかい まあだだよいつ呼ばれてもいいように目を覚ます練習をする
2024年5月13日 05:59
朝まだ交通量の少ない道の脇で天使たちが解体を始める何も無駄にしてくれるな眼も耳も 血も涙も凡庸な想い一つですらも
2024年5月6日 15:02
夜明けを伴奏に今日を歌おう365分の1の特別でない日を祝おう棚田の一枚一枚にも朝日は映り込み失敗も成功も全部君のものだよ
2024年4月27日 02:40
体験が傾く 左右に揺れるどうでもいい情報にまで見たこともない色がつく未来から灯りが降りてこなくなり暴力は静かに肯定され死んだ子供を抱いた母親だけがその光景に頷かなかった
2024年4月24日 02:38
桜が散った。もはや誰も興味を持たなくなったが、それでも彼らは生きている。
2024年4月15日 16:08
涙の産まれる場所に白鷺は腰をおろす手入れを怠った湿地帯は見ず知らずの草が茂り悲しみを掻き分けたって泥濘を踏み越えたって答えの出せない問いに言葉は搦め捕られ世界は君に寄り添ってはくれないそれでも 誰かのせいにして生きていきたくはないだろう俯いて歩いた水辺にも菖蒲の花は咲き皆 羽ばたいていったよ足跡を少しだけ残してランタンの灯りが揺れている風が強くなりそうだ
2024年4月11日 23:58
荒船哲次は当てられるのに、なんで鈴井貴之は当てられないのよアキネーター。私の回答が悪いのか?
2024年4月10日 23:58
愛されないように愛されないように目を伏せ陽だまりを避け呼吸もできるだけしないでいい子にしてたら何かいいことあるの言われたことはしっかりやりますお箸だってちゃんと持ちます次の夜まであとどれくらいだろう愛されたら生きていけないから愛されないように愛されないように
2024年4月9日 23:28
毛むくじゃらの頭が一つギョロリとした目が二つ何でも食べてしまう口が一つペラペラの舌が二つ獲物を捕らえる手が二つ竦めてばかりの首が一つのろのろ歩き回る足が二つ毛の生えた心臓が一つ角は無く 尻尾も無く蝿のような美しい羽も無く牙はすっかり丸くなり猫背でおいでおいでをし繁殖し 群れをなし それを社会的活動と称し道具を用い 神をかたり愛について知っていると嘯いた
2024年4月8日 23:55
そういえば昔はパソコンにソリティアとか上海が購入時からインストールされていて(今も?)、暇潰しに始めてみたら5〜6時間ぶっ続けでプレイしてしまった、みたいなこともあったなあ。変に中毒性があって…人生にはこんな、非生産的な作業が必要な時だってあるのですよ。
2024年4月7日 19:39
ピースが足りないと言うのなら私の色を一つ分けてあげましょう温めなさい 孵るまでそのために生まれてきたのだから
2024年4月6日 23:26
目黒川の桜、昔もっとライトアップされてた気がする…
2024年4月5日 18:38
何気なく聴いていた曲に、不意に心を揺さぶられる事ってありません?久しぶりにくるりの「loveless」聴いたらなんでか涙出た。ぐぬぬ。
2024年4月4日 22:22
まるで大きな存在が通り過ぎたかのように花たちは一様に捻れた皆 飲み込まれまいと必死だった飲み込まれてしまった花すらも大気の震えに気付いた少年は振り返り見るだろう美しく恐ろしいものを何万 何十万 何百万枚もの光がおびただしい命の欠片が攫われる様を脈打つように舞い上がる様を