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創業4年のスタメンがカルチャーブックをつくった話。

初めまして、こんにちは!
スタメンのHR戦略部で広報/採用を担当している森田です。

私は広報として、コーポレートブランディング・事業広報・メディアリレーションズなどの業務を担っています。
広報業務は多岐に渡りますが、エンゲージメントを大事にしているスタメンでは、「社内広報活動=インターナルマーケティング」にも注力しています。

スタメンでは、自社開発している「TUNAG(ツナグ)」がインターナルマーケティングにおいて
重要な役割を果たしてくれているのですが、それはまた別記事でお伝えするとして、今回は、「stmn CULTURE BOOK」にフォーカスを当ててお話したいと思います。

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カルチャーブックをこれからつくりたいと思っている企業の方々にも
ぜひご参考にしていただけたら幸いです!

カルチャーブックとは??
会社の“想い”をカタチにした<コミュニケーション・ツール>
自社のビジョン・ミッション・バリューなどを浸透させるために作成するインナーブランディングツールです。

「stmn CULTURE BOOK」は、スタメン創業時の想いや、大事にしている価値観、ベンチャーで成長していく上でのヒントや大事なマインドなどをまとめており、まさにスタメンの哲学が全て詰まった1冊となっています。
2020年12月にマザーズ上場したタイミングで、創業したときの思いをしっかり刻み、これからも永続的な成長を遂げるために作成しました。​

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つくろうと思ったきっかけ

スタメンでは、創業当初から社長が「週刊かとう」というコラムを書いて、TUNAGに投稿しています。

1. 何を考えているか、定期的に発信してみんなと齟齬がないようにしたい
2. 新しく入社してくれたメンバーがなるべくスムーズに会社の方向性を理解できるようにしたい
3. 課題や考えを共有することで一緒に会社の文化を創っていきたい

という想いで社長自ら始めたものです。

毎週月曜、始業時にかかさず投稿してくれています。投稿を読んでいる中で、「すごく為になる内容ばかりなので、本のように手に取って読み返したいな」と、日々考えていました。

とある日に、社長が「こういうのいいよねー」と他社さんが発行しているカルチャーブックを見せてくれたのです。
見た瞬間まさに「これだ!!」と思ったのが始まりです。

どうやってつくったのか? プロジェクトチームは?

カルチャーブックは、半年や長ければ1年くらい時間をかけてつくる企業さんが多い中、スタメンでは「つくるぞ!」と決めてから発行まで、1ヶ月半で実現しました。

と、いうのも「週刊かとう」というベースとなる原稿がすでにTUNAGにあったからです。それらを1冊の本にまとめるべく、セレクトからリライトを行いました。「週刊かとう」と他の役員コラムを、1から全部読み返し、メッセージとして伝えたいことを抜き出し、企画〜構成〜リライト〜デザインまで、印刷以外の全て業務をオールインハウスで行いました。

プロジェクトには、社長の加藤と常務取締役VPoEである小林、デザイナーの松本、PMを任せてもらった森田の4名です。最小限のチームでやるからこそ、スピード感を持って仕上げることができました。

ざっくり進行スケジュール
* [11/11] [森田] - 草稿作成
* [11/17] [森田] - 草稿UP
* [11/17] [松本] - デザイン開始
* [11/20] [松本] - 中面デザイン初稿UP
* [11/20] [森田] - 印刷会社選定
* [11/24] [ALL] - 原稿チェックバック
* [11/26] [森田] - 原稿 FIX
* [11/27] [森田] - 原稿を印刷会社さんへ送付
* [12/10] [松本] - デザインFIX
* [12/11] [森田] - デザインデータを印刷会社さんへ送付、追加原稿提出
* [12/15] [ALL] -最終稿のチェック
* [12/17] - 校了
* [12/18] - 印刷
* [12/24] - 納品
* [12/25] - 発送

どうやって活用しているのか?

まさにカルチャーブックはここがミソだと思っています。つくって終わりではなく、活用にこそ意味があるのです。

「stmn CULTURE BOOK」は、1年に一度発行し、限定の200冊(シリアルナンバー入り)です。持ち歩きもできるA5サイズなので、入社研修に、社内合宿に、1on1に、いろんな場面で使っています。1度読んで終わりにならないためにも、全社イベントのゲームの際に、カルチャーブックからクイズを出題したり、繰り返し見てもらえる、大事に感じてもらう、そんな仕掛けも行っています。

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これは、森田のカルチャーブックです。ヨレヨレ、、、(笑)いつも読み返せるように、手帳に入れて持ち歩いてますし、いつでもどこでもお見せできるようにしています。採用シーンでは、最終面接を終えて、オファーをする際に、お渡しするようにしています。内々定の方々がカルチャーブックを読んで、熱い想いが湧き上がれば、共に事業を創っていける仲間である証拠だと思っています。

最後に...

スタメンは、とても成長スピードの速い企業です。1年で事業が伸び、それに合わせて柔軟に組織が変化し、新しい歴史が刻まれています。そんな中で生まれる新しいメッセージを込めながら、「stmn CULTURE BOOK」も毎年少しづつアップデートしていきたいと思っています。

このカルチャーブックがあることで、数年間在籍している仲間も、1日前に入った仲間も「スタメンってどういう会社?」と人に聞かれたら、胸を張ってみんなが同じ答えができたらいいなと思っています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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