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大人にオススメしたいジャケットスタイルについて

ブログをご覧の皆様、こんにちは。
stile lavitaの関谷です。
今日はめちゃくちゃ暑かったですね。

つい先日、ご来店されたお客様からこんな話を聞きました。

緊急事態宣言が明けて、何度か経営者仲間とビジネスの話も兼ねて会食をしたところ季節もあるけど、カチッとスーツを着ている人少ないし、自分でもあまり選ばなくなってきたとのこと

これを聞いて正直意外でした。
経営者の方のイメージは

ビシッとスーツを着て、ネクタイも結ぶ隙を見せません

的なスタイルをイメージしていましたが、やはりここにも軽装化の影響が出ているようです。もちろん金融系の方や財閥関係の会食などはカチッとしているようですし、一概にはいえないので、個人的な感想です。

例えば目上の人に会ったり婚活されている方などは最初の顔合わせ等、堅い職種の方などは打ち合わせなど、相手を敬う意味も込めてスーツを着ていく方が多い印象です。これはクールビズの期間にもよく耳にしたのですが、

取引先へネクタイと上着着用で伺った時に先方に変な気を使わせてしまう

とのことでした。こういった諸々のTPOに合わせた着こなしというのが、変わってきている現状です。

そういった中で、以前と比べスーツ自体の格が上がりより洋服を選ぶ基準が複雑化して、多くの着こなし難民を生んでしまっているのかなと思い、今回のテーマにしました。

さて本題に入ります。
表題にあるようにジャケットと聞くとスーツの上やよく街で見るネイビーや黒の深いジャケットなどを想定する方が多いはずです。もちろん形は同じなので、同じ括りといえばそうなのですが、微妙にいくつかのポイントを変えるだけで一気に見間違える大人のスタイルになります。

①素材感

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以前のブログにもあげたように、結構この部分で大きく印象を変えれます。
一般的にスーツの生地はツヤっとスルッとしている見た目、肌触りかと思います。
そういった素材感のものだと所謂ビジネス感が抜けきらず、スーツの上着を着てるのか?と勘違いされてしまいます。

ジャケットらしさといえば少し起毛感があったり、複数種類の素材(冬だとカシミアetc,夏であればリネンetc)などが混紡されたものがオススメです。

スーツの上着よりも特徴が明確で、季節感を演出できます。素材感で言えば、カジュアルなアイテムなどと合わせても上下のバランスがおかしくならずトータルでもまとまっていて好印象です。

②柄や色味

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ビジネス的な観点からいくと、ジャケパンスタイルはそのスタイルをするだけでカジュアルよりなので色味は全体的に抑えることがセオリーです。

しかしながら、少しカジュアルダウンさせる方法でわかりやすい方法が

柄や色味を使う

ということです。
ブラック、ネイビー=ビジネスの印象がありますが、カジュアルジャケットの場合その選択肢はかなり広がります。いうならばその人らしさを表現できて、かつ思いっきり楽しめるということです。

正直、この業界に入った時はまだまだケツの青い若造でジャケットに対しての印象は「ちょっとおじさんくさく無いかな?」と結構抵抗がありました。そんなマインドを周りの上司たちは見事に打ち砕いてくれました。みんな20代後半から30代にかけて見事に着こなしておりとても憧れました。
このような格好をすると、よくチョイ悪オヤジという表現で括られてしまうのが、日本らしいというか右ならえ右的な風潮で、洋服はやはり自己表現だし好きなものを着て人生楽しんだ方が良いと思うんです

結構個人的な感想強めですが、だからこそせっかく楽しめるカジュアルジャケットこそオススメしたいんですよね。
今だとブラウンやカーキ、柄は大柄のチェックなどスーツでは考えられないものをオススメしたいですね。
※もちろんブラックやネイビーでもカジュアル使いできる生地もあるので完全に否定しているわけではありません。かつ派手こそ正義と言っているわけでもありません。表現が難しいですね。精進します。

③インナーの選択肢の豊富さ

カジュアルジャケットにネクタイを合わせるコーディネートもカッコいいんですが、実際プライベートでタイドアップする方は少ないでしょう。
インナー目線で考えた時、結構自由度が高いんですよね。
最近ではユニクロのエクストラファインなどのハイゲージニット、カジュアルシャツ、Tシャツ、ポロシャツ、etcかなり自由度が高いですよね。
その中でも、やはりハイゲージニットは品の良さを感じさせますし、かなりオススメです。さらにジャケットとの相性を意識して色合わせなど考えるのも楽しいです。
逆に着ない方が良いのは、ヒートテックやエアリズムなどのテロっとツヤッとした素材感のTシャツです。これは上着の素材感に負けますし、なんかボディラインが出過ぎて、個人的にオススメしません。

④仕上がりイメージ

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実際にジャケットスタイルに切り替えたお客様のスナップをご紹介します。コーディネートがなかなかしっくりこず、お好きな色味やデザインをヒアリングしてコーディネートしました。

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生地はイタリア、ナポリの生地 カチョッポリのものです。
先ほどオススメした素材感はウールとコットンをブレンドしており、若干大きめなグレンチェックが入ったおしゃれな生地です。

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インナーにはジャケットと色味を揃えてネイビーのタートルネック、色味を抑えた大人のジャケットスタイルの完成です。

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パンツを白パンやチノなどにしても良さそうですし、一つのコーディネートが固まるとそこからの拡がりが生まれるので、まずはこれっていうスタイルを構築するとそのあとがうまく回っていくはずです。

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今はSNSも発達して、容易に情報を仕入れやすい世の中ですが、その分それが本当に正しいのか確認する術があまり無いですよね。
個人的にアパレル業界全体ですが、やはりお気に入りのお店で店員さんとあーだこーだ話し合ってスタイルを構築することをオススメしたいですね。
変に営業くさいことはしたく無いですが、ご興味ある方は下記リンクからお問い合わせください。誠心誠意ご対応させていただきます。

最後に、今回ご紹介させていただいた西畑社長、ご注文いただきありがとうございました!!

今回のオススメアイテム


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