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考えてばかりいないで感じてみよう

先週のアニポケを観ていたら、ジムリーダーのコルサが「五感で感じる全てのことがヒントなのだ〜(記憶を元にした圧倒的超意訳)」みたいなことを言ってました。まあ確かに、感じたことを1つ1つ意識する機会は年々減っている気もする。そうした感覚の鈍化を「大人になること」の一側面であると僕は考えていますが、感覚を研ぎ澄ませて創造力を培うことも忘れたくない。大人になれば考える時間は多くなる。同時に、感じる時間が減っている気がする。こうして文章を書いている間は、基本的に考える時間だ。これとは別に、感じる時間を作らなければならない。特別難しいことをする必要はない。考えるのも感じるのも、いつだってできる。準備するものは己の身一つ。

さあ、感じるままに書いてみよう。僕は今、近くのカフェに来ています。仕事後の気分転換に、カレーを食べてクリームソーダを飲む。今日は1時間以上滞在するつもりだったので、チェーンのコーヒー店を選んだ。個人のカフェは店の内装が凝っていたり、メニューが小洒落ていたりと、「カフェに来たぜ」とテンションを上げるにはうってつけだ。しかし、どうも長時間の滞在がしづらい。そんな時はチェーン店だ。ここをうまく使い分けるのがポイント。そういえば、なんでコーヒー店ってカレーを提供しているところが多いんだろう。チェーン店とはいえ、コーヒー1杯500円程するのですが、僕のそばに高校生らしき若人が勉強に励んでいる。お金、大丈夫なんだろうか。東京であればコーヒーチェーンに高校生がいることくらい普通ですが、田舎だとなかなか違和感がある。まあいいか。

てな具合、だろうか。ん?おかしい。読み返してみても、ただ文の繋がりがなくて読みづらいだけで、いたって普段通りの内容じゃないか?頭で考えたことを文字に起こしているだけだ。ダメだ、どうやら僕は感じることができなくなっているのかもしれない。すっかり頭でっかちなつまらぬ人間になってしまった。感性の鋭い人の連ねる文字は、きっともっとポエミーなんだろう。僕の書くような堅苦しくて躍動感のない文とは違って。ちょっとばかし、完成を鍛える方法を考えてみます。ってこら!また考えようとしてる!考えるんじゃないんだ、ただただ感じればいいんだ。今日からしばらく、感じるだけの時間を作ってみよう。

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