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見る所多過ぎ!!イタリア旅🇮🇹の記録

こんにちは!そーまです!!

さて、オランダ南部にはこの時期に大規模なカーニバルが行われます。そのためこの期間はカーニバル休暇(Carnavalsvakantie)と言って1週間の休みが存在します。私たち留学生ももちろん1週間の休みがあり、この期間は自由な時間があります。

そんなカーニバル休暇を利用して、今回の旅では2月17日〜2月22日の間で、イタリア🇮🇹を訪れました!! カーニバルも経験してみたかったけどね笑

訪れたのはローマ・バチカン市国・ピサ・フィレンツェという都市です。

各都市サッカー編ご飯編、そしてディープスポット編で、それぞれ紹介していこうと思います。

それでは早速紹介していきましょう↓↓↓

表紙の画像はローマの遺跡である、フォロ・ロマーノを背景にして撮った写真です。
なかなかエモい。


バチカン市国🇻🇦

そんなイタリア旅の始まりは、世界で1番小さな国であるバチカン市国から!!

主にサン・ピエトロ大聖堂バチカン美術館を訪れました。

サン・ピエトロ大聖堂

カトリックの総本山かつキリスト教会の建築としては世界最大級のサン・ピエトロ大聖堂。バチカン市国のシンボルでもあります。

大聖堂の内部は黄金の天井が目に留まり、11の礼拝堂と45の祭壇が置かれ、多くの芸術家が手がけた装飾や美術品で飾られています。特にミケランジェロが製作した彼の最高傑作「ピエタ像」は非常に美しかったです。

大聖堂の内部
ミケランジェロ作「ピエタ像」

また大聖堂の見どころの1つは、クーポラからの眺めです。ここから見下ろすバチカン市国とローマの景色は絶景でした!!

クーポラ最上部からの眺め
バチカン市国とローマ市内が一望できる

来る人をその壮大さと美しさで魅了する「サン・ピエトロ大聖堂」
自分自身もその世界に引き込まれました。

ちなみにサン・ピエトロ大聖堂はギリシャの世界遺産「パルテノン神殿」日本の世界遺産「法隆寺」と合わせて、世界三大宗教空間に数えられています。

サンピエトロ大聖堂は初日に行こうとしたのですが、あまりにも並びすぎていて、やむを得ず3日目の早朝に行ってきました。
調べてみるとピーク時は入場までに約1時間も並ぶと言うことで、もし行く人は頭に入れておくべきです。

バチカン美術館

バチカン市国のもう1つの観光名所であるバチカン美術館

複数の美術館や広場で構成され、その総称をバチカン美術館と呼びます。
それ故非常に大きく、回るのも大変でした。

バチカン美術館はなんと言っても、ラファエロの最高傑作といわれる「アテネの学堂」
古代ギリシャの賢人が集まり、議論しあう様子が表現されています。中央左の赤い服を着た人は哲学者プラトン、右隣の青い服が弟子のアリストテレスとなっています。

ラファエロ作「アテネの学堂」

個人的には地図のギャラリーも見ていて楽しかったです。
イタリアなどの”地図”がフレスコ画で何枚も描かれています。
このギャラリーの何が凄いかというと、地図は勿論なのですが、天井の端から端まで輝く黄金のスタッコ装飾が非常に綺麗でした。

地図のギャラリー

ローマ

さてお次は旅の大本命である、イタリアの首都ローマの観光をしてきました!!

本当に遺跡がそこら中にあり”歴史”を感じるというか、ローマだけにしか無い雰囲気がそこにはありました。

これは地下鉄も全然作れないや。(地下鉄を掘ろうとすると、掘るたびに遺跡が出てきてしまうため、これ以上地下鉄を増やすことができないらしいです。)

コロッセオ

ローマと言えば!!コロッセオです!!
ここでは多くの剣闘士たちが猛獣と戦う為に作られました。「パンとサーカス」という言葉でも有名ですね。

中に入れなかったのが今回の旅1番の後悔、、学生専用のチケットを買ったのですが、そのチケットが無効だったらしく入れませんでした、、

いつもこの手の学生チケットはEU圏の学校の学生証を持ってれば有効なのですが、今回の場合はEU国籍の学生のみだったらしいです、、

HPにもそんな条件は書いてませんでしたし、日本の旅行サイトにも学生証があれば入れるという旨のことが書いてありましたので、本当に残念です。

自分の周りにも自分達のように惑わされて間違えて学生チケットを買って入れなかったケースがありましたので、もし留学生や学生で行く人がいれば注意が必要です。

とは言え、外からでも十分満足な場所でした。

コロッセオ周辺にはコンスタンティヌスの凱旋門フォロ・ロマーノパラティーノの丘が点在しているので、非常に回りやすかったです。

コロッセオとそーまさん

他にも、真実の口スペイン広場トレビの泉などを回りました。

どれも有名なところばかりで、「写真で見たあの場所だ!!」と感動しました。どこも人が多くて、真実の口も15分に並んで写真を撮ったり、トレビの泉・スペイン広場周辺は人でごった返していて、オフシーズンでも人の量は凄まじかったです。

真実の口とそーまさん
スペイン広場
トレビの泉
コインも投げてきた。
1枚投げると再度ローマを訪れることができ、2枚投げると好きな人と結ばれることができ、3枚投げると縁を切ることができると言われている。

ピサ

ローマに別れを告げ訪れたのは、ピサの斜塔で有名なピサ

ピサの斜塔

ピサではもちろんピサの斜塔を観光。

ピサの斜塔は、建設直後から地盤沈下により傾き始め、その姿から”斜塔”として有名になりました。地盤の柔らかさと、塔の高さなどが地震動と共振する事を防ぎ、これらの条件が重なり合ったことで、ピザの斜塔は倒れないらしいです。

ガリレオ・ガリレイが、ここで物理実験を行ったことでも有名です。

「ピサの斜塔」掴んでみた
「ピサの斜塔」支えてみた

思った以上に傾いていることに驚きつつ、あんな感じやこんな感じで写真撮影。
みんな色々なポーズで写真を撮ってたからそれを見ていても面白かったです笑

ちなみにピサの斜塔と同じ場所にあるサンジョヴァンニの洗礼堂も少し傾いています。ここら辺一帯は地盤が少し緩いようです。

手前にあるのがサンジョヴァンニの洗礼堂

フィレンツェ

今回のイタリア旅の最後の都市であるフィレンツェ「屋根の無い美術館」と表現されるように、街中は芸術で溢れかえっていました。銅像かそこら中にあり、ヴェッキオ橋や点在する色がついた大理石の教会などを含めた街の景色も美しかったです。

ヴェッキオ橋

アカデミア美術館

まずはアカデミア美術館を訪れました。
ここでの目当てはやはりミケランジェロ「ダビデ像」。実際に見てみると非常に大きく、細部まで作られており、手の血管や足の爪までもリアルに表現されていて驚きました。

高さは5メートル以上にも及び迫力も感じました。

ミケランジェロ作「ダビデ像」

ちなみにダビデ像は、レプリカも数多く存在しており、フィレンツェにもミケランジェロ広場と言うところに銅製のレプリカが置かれています。 日本にも美ヶ原高原美術館、滋賀県希望ヶ丘文化公園にレプリカがあります。

ミケランジェロ広場のダビデ像(レプリカ)

ウィッフィ美術館

フィレンツェにあるもう一つ有名な美術館であるウィッフィ美術館
ルネサンス時代の作品が多く、メディチ家の美術コレクションを収蔵して展示されている博物館です。

有名作品としては、ボッティチェッリ「ヴィーナスの誕生」「春」です。またレオナルド・ダ・ヴィンチ「受胎告知」も有名だと思います。

ボッティチェッリの「ヴィーナスの誕生」
レオナルド・ダ・ヴィンチ作「受胎告知」

個人的に印象に残っているのは、「トリブーナ」と呼ばれる八角形の部屋です。ここだけは異質の雰囲気を醸し出しており、部屋内はギリシャ時代の大理石の彫刻や絵画が飾られており、天井のドームの部分には6000個もの貝が装飾として使われています。赤い壁に飾られた絵画や、先程言った数多くの貝で埋め尽くされた天井、、すべてをが圧巻でした。

美術館を代表する部屋「トリブーナ」

サッカー観戦⚽️

さあここからは小ネタ編です!!

まずはサッカー編
もちろん今回もサッカーの試合を見に行ってきました!

見た試合はセリエAASローマ vs ヴェローナ。ローマのホームであるスタディオ・オリンピコ・ディ・ローマで観戦しました。
こちらのスタジアムは1960年のローマオリンピックのメイン会場として建設されました。

サポーターが本当に熱かったのが非常に印象的です。

全方位から感じられる応援・歓声・ブーイングの数々、、それは今までみたどのリーグよりもカオスかつサッカー熱を感じました。それは怖さを感じる程の迫力でもありました。

特にブーイングはイタリアサッカーの歴史を良くも悪くも物語っているようでした。

あれこそがスタジアムでサッカーを見るべき理由の1つだと思います。

試合は1-0でASローマの勝利!!これはサポーターの力が間違いなく選手の背中を押したと感じました。

スタディオ・オリンピコ・ディ・ローマ
ローマのコアサポ
1-0で勝利!!

これでサッカー4大リーグ(ドイツ・イングランド・スペイン・イタリア)を制覇しました!!

ちなみに来月はドイツ2部のザンクトパウリの試合を見にハンブルグに旅をしてきます!!
これもまた記事にしますね!

ご飯が美味しすぎる!!

なんと言ってもイタリアはご飯が美味しい!やっぱりご飯が美味しい国での旅行は満足度が高いです。イタリアもその国の中の1つとなりました。
パスタ・ピザはもちろんのこと、デザートも非常に美味しかったです!!

個人的にはシーフード系の料理はどれも絶品でした。ピザアンチョビ(カタクチイワシの塩漬け)入りのものが美味しかったです。

またパスタもシーフードパスタがお気に入りでした。
Saltimbocca ristoranteというところで食べたパスタは絶品!!
下の画像を見てもらえればわかるのですが、スワンの形に整えられたアルミホイルでご飯が出てきました。見栄えだけでも面白いのですが、肝心なのは中身。いざ開けてみると、ムール貝やエビなどが入っており、今まで食べたパスタの中で1番おいしかったです。

スワンの形をして出てくる
中身はシーフードの宝箱や〜

またイタリアのスイーツといっても色々あるのですが、やはり代表的なのはジェラートです。 ローマ最古のジェラートのお店Giolittiという所でも
食べました。どのジェラートもおいしかったのですが、個人的にお気に入りなのはヨーグルト味のジェラートです。さっぱりしていてどんな時でも口に合うのがヨーグルト味のジェラートの良いところでした。

ローマ最古のジェラート店「Giolitti」
ライス味とストロベリー味を食べた。

ローマのディープスポット

ローマでは一風変わった所、いわゆるディープスポットに行く余裕があったので、煉獄博物館骸骨寺と言う所に行ってきました。

煉獄博物館

まず訪れたのは煉獄博物館

教会に隣接されたこの博物館は、博物館と言っても1部屋しかありません。
しかしその空間は独特で他とは違う雰囲気を醸し出していました。

煉獄とは天国に行く前に煉獄の炎で浄化されるための場所のことです。

実際にここでは無実の罪で処刑された人達の祈祷書に押された指の焦げ跡木のテーブルに押された焦げた手形シャツの袖、シーツなどに同様の跡があるものが展示されています。

博物館といっても展示は基本的にこれのみ
祈祷書に残る指の焼け跡
入口。少し不気味。

変な鳥肌が止まりませんでした。。。魂が残ってるなんて言い伝えもあるから、尚更です。
それでも歴史を知る為には重要なところです。

骸骨寺

次に訪れたのは骸骨寺

残念ながら撮影禁止だったので画像は少ないですが、ここも印象的なスポットの1つです。

ここには約4000体もの修道僧の骸骨が保存されており、6つの小さな礼拝堂で構成されています。

礼拝堂の装飾はその約4000体の様々な骨でデザインされており、骨のシャンデリアや壁の模様があります。中にはミイラもいくつか混じっており、更に不気味さを際立たせています。

ただここでの骨やミイラの展示はキリスト教的にはむしろポジティヴな表現だそうです。

パンフレットに画像がありましたので借用させていただきます。

いくつもの骨が積み重なり、壁がデザインされている。

まとめ

これでイタリア旅は終わり。なんか久しぶりにまだまだやり残したことがある旅だなって感じました。良い意味でね!!また来るだろうな、トレビの泉にコイン1枚投げたし笑

今回も見てくださってありがとうございました!!

それではまた👋


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