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オランダ留学決定までの道のりと準備

皆さんこんにちは!!そーまです!

今回は留学が決まるまでの道のり留学準備で苦労をした点をいくつか話していきます。

2022年8月22日、日本を出発しオランダへと向かった。成田空港から目的地のVenloは25時間かかる。長い。ここから私の未知なる挑戦である、1年間のオランダ留学生活は始まった。

思い返して見れば、ここまで辿り着くのも困難の連続だった。ここでは留学が決まり、心が折れかけた留学準備、日本から飛び立つまでを、後に続くみんなに向けて発信したい。

トップの写真はオランダのスキポール空港に降り立った時の写真。
二階建ての飛行機に乗ったのは始めてだった。迫力すんごい!!

1週間で決まった留学

3年生になる年度の春のオリエンテーション。任意ではあるが、私はzoomで行われたオリエンテーションに参加した。なぜなら、どうしても留学に行きたかったからだ。元々大学に入った理由が「留学に行きたい」という 願いを叶えるためだった。だが新型コロナウィルスの影響でやりたいことは何も出来ず、留学なんてものはもってのほかだった。

ただどうしても留学に行きたかった私はそこで「どうにかして留学に行きたい」と駆け寄った。そこで先生が提案してくれたのが、このオランダ留学だった。が、自分の中にもプランがあり、大学4年目を休学し1年間語学留学で行こうと思っていた。3年生の1年間は英語を勉強する期間と心の中にはあった。その後も留学説明会などがあったが、その方針で話を持ちかけ進めて行った。

しかし、ここからトントン拍子で話が進んでいく。留学説明会から数日後に先生からメールが来た。「今夏の交換留学に挑戦してみないか?」という旨のメールだった。自分の中に先程言ったプランはあったが、自分の中で迷いは無かった。「挑戦してみよう。」と、「この与えられたチャンスを逃したくない。自分のプランよりも早く留学が実現する。」という思いが強かった。
そこから先生、相互大学とのやり取りを通し、1週間くらいで自分の留学は決まった。

留学準備スタート

こから留学準備が始まる。1から10まで話すと気が遠くなるので、重要なこと、それと準備で心が折れかけた話をしたい。

用意すべきもの

留学する気があるのなら、今からでも以下のものは用意しとくとだいぶ楽である。

箇条書きで書くと、、

  • パスポート(出来れば保護者も)

  • マイナンバーカード

  • ワクチン接種証明書

  • プリンターとスキャナー

  • クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード(組み合わせはなんでもいいから最低2枚)

パッと思いついたのはこれくらい。

パスポートとワクチン接種証明書は必然的に必要だが、他のマイナンバーカードはオンラインのワクチン接種証明書を発行するのに必要だったり、クレジットカードやデビットカード、プリペイドカードを作る時にも必要である。
またカードを作る理由としては、留学先での支払い方法、現金の引き出し方の方法が何通りもあった方が良いからだ。

最後にプリンターとスキャナーについてだ。
留学準備は書類が本当に多い。
提出自体はオンラインがほとんどだが、送られてきたPDFをプリントし、必要事項を記入、場合によってはSignature(署名)を書く場合も。それをスキャナーで読み取りオンラインで送る。更にはパスポートのコピー、海外保険のコピーや、入学許可証のコピーなども紙媒体で必要となる。
私は心配症なので、作成したり送られてきた重要書類全部を紙媒体で揃え、それを自分用、予備用、家族用と揃えファイリングした。これだけで150枚くらいコピーしている。
さすがにやりすぎかもしれないが、書類作成の時に本当にプリンターとスキャナーは重宝した。

また物以外でいうと

  • 迅速に動ける親・先生・国際交流センターの職員さんとの連携

  • 一人暮らしの人なら実家との物理的な連絡手段(書類を送る手段)だと思う。

自分は両親がとても迅速に動いたおかげで書類も揃えることが出来たし、留学に行けることが出来た。両親には本当に感謝している。
ここでもありがとうを伝えたい。
留学準備は親御さんも覚悟が必要です。

それと各セメスター最初の健康診断で留学希望者向けの検査は必須である。

心が折れかけた書類準備

全てには期限がもちろん設けられており、それに間に合わないと留学は絶対に行けない。書類の不備は許されない。何よりもそれに絶対間に合わせる、本人の気持ちが最重要である。
半端な気持ちじゃ留学なんて行けない。

そんな気持ちで書類準備は家族総出で行った。
そんな私達でも心が折れかけたのが2回あった。

まずは寮探しである。オランダは深刻な寮不足なのだ。寮が決まるまで約1か月半かかった。詳しくは以下のページを見てほしい。

学校の寮さえ空いていなく、直接オランダの不動産屋に何件か問い合わせをおこなっていた。どこの不動産屋にも空いてないと言われ、キャンセル待ちの状態が続いた。数日して幸い自分はキャンセル待ちのところに入れたので、事なきを得た。寮については相当早めに探し始めるのがいいと思う。

もう1つはビザ申請である。これは本当に留学に行けないかもって私自身も両親も思った。
大変だった書類として、まずは保護者確認の為に保護者本人のパスポートが必要だということ。私はビザ側と交渉して、英語訳した運転免許証でOKと言われたが、基本的にはパスポート必須である。
次に銀行関係の書類だ。残高証明だったり、3ヶ月前までの取引履歴、その口座が自由に使えるかなどの証明書類を提出しなくてはならない。しかも銀行側が英語翻訳したものを。
私はこれら全部を揃えて提出したら、全部弾かれて戻ってきた。
ここで心が折れかけた。
その後ビザ側と交渉して、期限を伸ばして貰ったり、両親が迅速に動いてくれたおかげで2回目の提出では全部承認されたが、これもビザ関連の全行程終了に約1か月半かかった
すべての書類を揃えてからビザ承認されるまでも約2週間から3週間かかるなのでこれも出来る限り早めに行っていくのが賢明である。

またその後にも戸籍謄本や独身証明書を揃え、それを外務省にからアポスティーユをもらい、最後にそれをオランダ政府公認の認定翻訳家に翻訳してもらわなければならない。

まとめ

ここまで読んでくれて思った以上に大変だと感じた人も多いだろう。私も想像以上だった。
また大学や時期によってはTOEICの試験や面接が必須になってくることもある。本当ならそこでのサバイバルを勝ち抜き留学を決める。幸い自分は希望者が1人もおらず手を上げれば行くことができたが、そんなのは稀あると考えて良い。

自分は本当にここまで運がよかったと思っている

ただこれを乗り越えれば待ちに待った留学が始まる。留学準備は大きな経験と成長をもたらしてくれた。大丈夫だ、これを乗り越えれば未来は明るい。


本日はここまで!!

次回以降の記事はオランダでの生活などを書いていきたいです。


留学前に書いた記事はこちらから↓


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