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オランダでの生活(Part3)

こんにちは!!そーまです!

オランダ留学も残り約3ヶ月となりました。

今回はPart3です!!(このシリーズ最終回になるかも!?)

Part1、Part2 はこちらからご覧ください!!

オランダでの生活

1、行事

前回もオランダの行事について取り上げましたが、今回も新たなオランダの行事を取り上げていこうと思います。

カーニバル

表紙の写真の右下にメイクしたミラー画像がありますね!! 真っ先に、この画像が目に入った人も何人かいるでしょう。

オランダ南部のマーストリヒト地方では、2月ごろにカーニバルが行われます。一週間近くあるカーニバルの期間お店も学校も休みとなり、街総出でカーニバルを祝います。

オランダは北はプロテスタント南はカトリックが主な宗派として分かれています。 カーニバルは、主にカトリックの祝祭で、 キリストの復活祭に関連のある行事の1つでもあります。

今日ではカトリックとは関係なく、純粋に祭りとして楽しまれています。街は、カラフルで装飾された車両やコスチュームを身に着けた人々で溢れ、音楽、ダンス、パフォーマンスが行われます。また、芸術家たちは、巨大な人形や装飾品を作り、市内を飾り立てます。

カーニバルの様子
(画像はネットから借用)
カーニバルメイク
(画像はネットから借用)

ちなみに表紙の写真は学校のイベントでカーニバル専用のメイクをしてくださいました。
写真は左右対象カメラを使ったものなので、 違和感がありますが、、、笑
非常に可愛らしいメイクでした。

自分自身、実際のカーニバル期間はイタリアに旅行に行っていたので、ほとんどカーニバルを体感することが出来ませんでしたが、地元の人々だけでなく、多くの観光客も楽しめるイベントで、オランダ南部地域のカーニバルの中でも最も盛大な祭りの一つです。

Venloop

Venloopは、私が住んでいるフェンローで開催されるマラソン大会です。

ハーフマラソン(21.0975キロメートル)がメインイベントとなり、その他に5キロメートル、10キロメートル、そして子供たち向けの短い距離のランニングイベント、前日にはウォーキングのイベントもあります。また、参加者や観客に向けて、ライブ音楽や地元の食べ物などの催し物も行われています。

世界中から多くのランナーが参加し、国際的な大会となっています。このイベントは、ランナーたちが自分自身を試し、また新しい文化や人々と出会う素晴らしい機会となっています。

そんなハーフマラソンに私も参加しました!!

人生初の挑戦となったハーフマラソン。 開催日の4日前に「参加しなければ後悔するな」と思い、急遽出場することを決め、挑戦することにしました。自分自身、ジムで毎日1日5キロ走っていましたが、20キロ以上走る事は今までありませんでした。そんな緊張の中、ぶっつけ本番で挑戦をしました。

フェンロー市内を走ると美しい景色を見ることが出来ました、桜の木々も点々としていました。また多くの観衆が集まっており、応援をしてくれていました。
時折、 大きな声で応援してくれる子供たちとハイタッチをしながら何とか気持ちを保ち、老若男女・子供達の声援に背中を押され、ハーフマラソンを完走することができました。

結果的には2時間を切ることができ、個人的には大満足かつ最高の経験をすることができました。最高の疲労もついてきたけどね笑

初めてにしては、中々良いタイムじゃない!?
完走したらもらえる記念メダル

2、祝日

先ほどカーニバルの週は祝日になると言いましたが、オランダ特有の祝日が少しあります。

King’s Day(キングスデー) - 4月27日

オランダ国王の誕生日である4月27日を祝う国民的な祭りです。オレンジ色の服やグッズを身に着け、路上での市場や音楽ライブ、パレードなどが催されます。また、地域によっては前日の夜から祝いが始まる場合もあります。

キングスデーの様子
いや、凄すぎ、、オレンジすぎ、、

リベレーションデー(Liberation Day) - 5月5日

日本語では解放記念日とも言います。毎年5月5日に行われ、第二次世界大戦中の1945年5月5日オランダがドイツからの解放されたのを祝う日です。国民は自由の象徴であるオレンジリボンを着用し、音楽コンサートやパレードなどが行われます。

ちなみにオランダは祝日が少ない国としても有名で、国が定めた祝日は1年で11日しかありません。
元旦、キングスデー、リベレーションデーの3つの祝日を除くと、他は全てはキリスト教関連の祝日となります。

またオランダは先ほど言ったカーニバルの文化や、地域によっても祝日の風習が異なる場合があるため、地域ごとの特色も楽しめます。


3、サマータイム開始

2023年の今年は3月26日(日)に深夜2時から3時へ時計の針が1時間進み、日本との時差が7時間になりました。

上がオランダ時間(ヨーロッパ時間)
下が日本時間

サマータイムの前の日は1時間早く寝なくては、いつもの睡眠時間が取れないので、意識しなくてはいけませんでした。

ここからは日の出は早くなり、日の入は遅くなります。実際4月現在日の入りは20時半くらいになっており、日本人の感覚では時間感覚がおかしくなりそうです。

現在EU圏はサマータイムの廃止を検討しており、実際に2019年3月には欧州議会が、2021年にサマータイム制度を廃止することを提案する決議を採択しました。しかし、その後、COVID-19のパンデミックが発生し、廃止の計画は一時保留されました。現在もロシア・ウクライナ問題が注視されており、この議論は2023年4月現在も保留となっています。


4、飲み物(お酒・国民的ドリンク・エナジードリンク)

お酒

オランダでは、ビールジェネバと呼ばれるジンのような蒸留酒が有名です。以下にオランダの代表的なお酒について紹介します。

まずはビールです。オランダはビールの消費量が多く、多くの種類のビールがあります。代表的なビールとして、ハイネケンアムステルガンブリヌスなどがあります。また、トラピストビールと呼ばれる修道院で作られるビールも人気があります。

ハイネケンビール
どこからともなくチャンピオンズリーグの音楽が聞こえてくる。
アムステルビール
これのレモン味はマジで美味い

次にジェネバです。オランダ発祥のジンのような蒸留酒で、ジンよりも甘く、やや粘度があります。オランダでは古くから愛されており、白・黒・オールドという3種類に分類されます。 飲んだことはありませんが、飲んでみたいです。

最後にリキュールです。オランダでは、フルーツやハーブを使ったリキュールも人気があります。代表的なものとしては、オランジェ・ビター(オレンジの皮を使用したビターリキュール)やカシス(黒スグリのリキュール)などがあります。
個人的にはストロープワッフルのシロップを使用した、リキュールがとても好きです。

ストロープワッフルのシロップのリキュール
試飲して即買いした

またオランダでは、18歳から飲酒が許可されており、日本人でも18歳以上であればオランダでお酒の購入・飲酒が可能となっています。

国民的ドリンク

オランダの国民的ドリンクといえばChocomel(チョコメル)です。オランダで非常に人気があるチョコレート風味の飲み物で、特に子供たちに人気があります。 チョコが苦手な私にとっては、少し甘すぎるのですが、、笑

チョコメル
色々な種類がある

エナジードリンク

ここでエナジードリンクを紹介する理由としては、なんとオランダでは14歳未満のエナジードリンクが禁止されています。

これは、エナジードリンクに含まれるカフェインなどの成分が、未成熟な若者に悪影響を与える可能性があるという懸念があるためだそうです。

個人的に好きなオランダのエナジードリンクはBullit(ブリット)と言うエナジードリンクです。オランダに来た時には是非。

Bullit(ブリット)と言うエナジードリンク
これはシュガーフリー

アルコールが苦手な自分自身にとっては、いつも愛飲しているエナジードリンク。飲み過ぎには充分注意が必要ですね。


5、”まずい”ドロップ

オランダのドロップは、主に黒い色のものが一般的で、硬くて塩味が強く、甘味が少ないのが特徴的なお菓子です。

これが正直言ってまずいです。正直味は「ゴム」「古タイヤ」のような感じです。

黒い。そしてまずい。

その理由としては、リコリス塩化アンモニウムが含まれており、それらがまずさを引き出しています。
しかし、オランダのドロップには健康に良いとされる成分を含んでおり、喉の痛みを和らげたり、消化を促進する効果があるとされています。

オランダ国内で広く親しまれている伝統的なお菓子であり、スーパーマーケットや菓子店、ドロップ専門店などで手軽に入手できます。お土産にいかがですか?自分は帰国時にたくさん買って帰ろうと思っています笑笑


6、大麻

最後に意外と触れてこなかった大麻について紹介したいと思います。

オランダでは、大麻が娯楽目的で使用可能な国として有名です。

個人的には、これだけで記事にしたいと思っていました。

正直言ってオランダで生活していると、どこに行っても大麻の匂いがしますし、ルームメイトや友人も使用しています。そういうお店に行けば大麻を使用した商品が多く並び、身近に大麻があります。ちなみに普通のスーパーではほとんど見かけません。

大麻のチーズ
奥には大麻のビールもある

ただ日本人は海外においても大麻の栽培・所持は違法になるので、かけ離れた存在とも言えます。

一般的にオランダは「大麻合法」と言われているものの、法的にはグレーゾーンでもあります。

詳しくは自分自身も把握しきれていないのですが、簡単に言うと「大麻の使用は非犯罪ではあるものの、合法ではない」という解釈でいいと思います。
近年オランダ政府は大麻の合法化をめぐって議論が続いており、まだ法的にはグレーゾーンにあります。

首都アムステルダムには大麻博物館もある

最後に

さぁ今回もオランダについて紹介していきましたが、いかがだったでしょうか?

今回がこのシリーズ最後になるかもしれませんが、正直今までもオランダのほんの一部しか紹介できていません!!

それだけオランダには私たちが知らない魅力が詰まっていますし、実際に来てみないとわからないことが本当に本当に多くあります!!

これからもオランダについて記事にしていきますので、フォローしてお待ち下さい!!

それではまた!👋


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