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弐寺LIGHTNINGモデルのオーディオ感想文

どうも、腕毛の人と申します。都内でタクシードライバーしながら行脚もしてます。あと同人音楽やったり音ゲーセッション会にドラムやボーカルで参加したりとか。

自己紹介は適当にして、本題に入りましょうか。

ボタンや画面fpsについてはもう他のプレイヤーさんがツイートなり何なりやってるでしょう。なので、僕はDTM(とネットサーフィン)で培った耳を活かしてスピーカーからプレイ中のキー音に至るまで感想をばーっと述べようと思います。あくまでも主観ですよ!
分からないことは自分でググるか腕毛に聞いてください。

スピーカー

まず驚いたのが、外部スピーカーがONKYO製だったことですね。

あまりONKYOのイメージは無かったのですが、これはKONAMIの営業さんが頑張ったんですかね…?
ツイッター情報によると業務用スピーカーD-PS100らしいよってことで、実際に聴いてみてもリスニング用の色付けはあまり感じられないフラットな印象で、筐体でのモニターとしては申し分ない物でした。
周波数特性は60Hz~19kHzと、吊るすタイプのスピーカーとしては頑張ってる方です。サブウーファーは筐体の下の方に付けてるのかな?これは正直分からなかったです…

てっきりダンスラやDDR(金)と同じ様にサブウーファーを強化してドンシャリなサウンドにするのかな?と思ってましたが読みが完全に外れましたね。良い意味で。OSやスピーカーを新調することで解像度が上がった、というのが僕の所感です。

スピーカーの話に戻りますと、出音は柔らかすぎず硬すぎずの中庸な印象を受けました。僕もどの音楽ジャンルも再生するならこれが正解かなと。プレイした曲ではトランジェントの鋭さもきちんと聴き取れました。ただしロック曲等未プレイのジャンルも多いので検証の余地はありますね。

音響(イヤホン無しプレイ)

横にサウンドガードが付いたことで没入感が増えたと思います。…というのも、視界から無駄な情報が減り、大画面でゲームに集中できるのでこれは心理的な面も大きいですね。ゲーセンは筐体や人が多いほど煩いですから、サウンドガードの有無は少しの差しかないかと。

…そもそもこれはサウンドガードなのか?ただの装飾なのか?誰もこのモノについて呟いてないぞ…

それで、プレイして聴いてみた印象ですが上記の通り解像度が上がって楽曲の後ろの音までよく聴こえるようになってましたね。マスキングが一気に解消されたような爽快感がありました。後ほどイヤホン編でも書きますがパンの位置も明確でした。
これも意外だったのですが、ドンシャリし過ぎてない。以前の筐体ではエフェクトオフの状態でも高音が耳に刺さることがありましたが(特にJBLのスピーカーが付いた台?)、今回の筐体ではそれはなくなってるようですね。よく締まったローに、暴れすぎないハイ。このバランスは褒めたいです。

一つ残念な点が…中低域はよく分かりません。パッド系の音とかアタックの遅い音とか後ろに引っ込めがちなんでしょうか?まあこの音域は安価なオーディオでは中々上手く再現できない部分ですし、業務用スピーカーではカバーしきれない所なのでしょう。騒音の多いゲーセンで裸の耳で聴くなら尚更音の棲み分けは感じ取りにくいはずです。

フォンジャック

使用したイヤホンはこちら、ZERO AUDIOのZH-DX210-CB CARBO BASSOです

僕が普段から使ってるカナル型のイヤホンですね。

こちらを筐体に繋いで鑑賞してみた結果…まずKONAMIをめちゃくちゃ褒めたい。なんだこのプリアンプは!?現行の音ゲー筐体では一番良い音なのでは?イヤホン挿してこんなに驚いた音ゲーはありません。今まで弐寺でのイヤホン、ヘッドホンといえばゲーセン側がaudio-technicaのポータブル型プリアンプを用意して繋げていて正直そこまで良い音では無かったのですが、新筐体で公式がここまでプリアンプの音に拘ってくれるのか!とちょっと感動モノでした。皆も自前のイヤホンかヘッドホン持ってってプレイしよう。しろ。マジで良いぞ!

内容を掘り下げていきますと、前述の通り解像度が高く音のパン振りまで明確に聴こえます。ミックスの勉強になるレベルですね。MS処理のあるEDM系を聴いてもめちゃくちゃ気持ちよさそう。
そしてやはり高音が刺さらないのが好きすぎる。それにスピーカーと違って音域も更に広いのでより楽曲の音をそのままで味わえます。硬めの音が気にならないように色付けしてるのかな?とも思いましたが派手なサウンドを鳴らしても耳が疲れにくいので僕にとっては好みの出音でした。というか派手好きには文句ナシでしょ…

ただし筐体によっては音量が大きくならないバグ(?)があるかもしれません。最初にプレイした筐体では音量マックスの30にしても何故か小さめだったので…接続が悪い感じもしなかったので、恐らく筐体側の問題ではないかと懸念しています。

エフェクト各種

ここも進化してる!前からEQを弄ったりエフェクトかけたくなるようなマニアなプレイヤーには更に堪らない仕様になってるのではないでしょうか?

まずEQがLow、Low-Mid、High-Mid、Highと4段階になったのが大きな変更ポイントですね(一体何Hzで分けてるんだろうか…)。これは他エフェクトと組み合わせて使うとより相乗効果が得られますね!
やはりMidLowの効きがあまり感じられなかったのが残念でしたが、これはエコー、リバーブ、EXリバーブの空間系で上手く調節するとヤバいのかもしれません。個人的にはコンプ掛けた状態でLowとHigh-Midを上げると多幸感に満ち溢れて腰が砕けます

フェーダー部分がデジタルになったおかけが、どのエフェクトもグラデーションがかなり滑らかです。つまりより細かく掛かり具合を設定できます。これによりフィルターを良い感じに落としたり上げたりできて楽しい。ここはマジでDJしてる気分になれますよ…(ボタンは叩かないといけないがw)

エフェクト各種は解像度が上がっただけで特に大きなサウンドの変化はないかと思われます。…が、コンプ。コンプの気持ちよさがダンチ(死語)。スレッショルドの値を見直したんでしょうか?全体を持ち上げるのではなくアタック部分が良い感じに強調されるようになってクオリティが更に上がってる!と勝手に思ってます。
弐寺erはコンプとEQ全上げの人が多いですが、そんな音量を上げるためだけの使い方は音楽を聴くには勿体ない!ぜひ新筐体で細かく弄って昇天して下さい。

プレイ音

まさかここも書く事になるとは思ってませんでした。何故なら一番地味でかつ重要な変更点があったからです。
キー音とBGMの不自然な区切れが目立たなくなってる…?今までならwavファイルを無理やりちょん切ったような不自然さがありましたが、それが無い。リリースとかめっちゃ自然何したらこうなるの
僕はゲームのサウンドプログラミングについては詳しく知りませんが、恐らく内部処理で大きな変更点があったのでは…?と推測しています。こちらについては詳しい方が検証して頂けると幸いです…

以上がライトニングモデルを2クレプレイしただけの爆速感想文になります!競技に最適なモデル?いやいや…これは完全にリスナーを虜にしてるでしょ。
昔の曲はそんななやってないのでこれで弄って遊んだら更なる発見があるのでは!と期待しています。今後もそういったことをツイッターで呟くと思いますので良かったらこの記事の共有とか僕のフォローとかよろしくお願いします🤲オーディオが良いと音ゲーはもっと楽しくなるぞ!!!

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