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制作日記:オーガンジー刺繍とビーズ刺繍のバレッタ

ビーズ刺繍をメインに制作してきましたが、
今年に入ってオーガンジーの透け感や
重ねる位置によって変わる繊細な表情に惹かれ
オーガンジー刺繍にも挑戦を始めました。

青い鳥をテーマにしたパーティーバッグで初挑戦。
これはいけるかも知れない、と可能性を感じ、
バレッタにも応用してみることに。

ビーズ刺繍のモチーフとの組み合わせを
あれこれ考えたデザイン画。
作者にしか分からないざっくり感ですみません。

真ん中のデザインに着手することにしました。


刺繍枠にオーガンジーを
ピンと張った状態にセットし、
ワイヤーを型紙に合わせて形状を整え、
接着剤を着けてそっとオーガンジーに載せます。

ワイヤーに接着剤が着きすぎないよう
つまようじを使って塗りました。

周囲を糸でかがったところ。
単純作業、没頭できます。

ほつれ止め液をかがった糸枠の外に塗り、
乾いたら糸を切らないように気を付けながら
ハサミで周囲を切り抜きます。

透明の羽のような仕上がりが楽しくて
次々作りたくなる。

ふと思い立ち、家にあったオーガンジーリボンも
活用してみました。


ゴールドのDMCの糸でかがったのですが
普通の刺繍糸より、何度も刺すと摩擦から
どうしてもよれやすく、引っ掛かるので
一度で長めに糸を出さず、こまめに継ぎ足しました。

ラメ糸の宿命ですね。

すべてのオーガンジー刺繍モチーフを完了させ、
ビーズ刺繍を施した土台に縫い付けます。

一列分、糸だけで仮止めしてから
上にビーズ刺繍をして、
オーガンジーをしっかり止めます。

そして次の一列(先の一列の上に重なる部分)も
同じ作業を繰り返します。

全部ビーズ刺繍での止め作業を終えると
このような状態に。

そして中央に、ビーズ刺繍で作った
花や木の実モチーフを縫い付け、

もう一枚同じ型のフェルトにバレッタ金具をつけ、
手芸用ボンドで刺繍土台と接着し、
乾いたらビーズステッチで周りをかがって完成。

オーガンジーのひらひらした風合いが
華やかな印象のバレッタになりました。

しばらくこのシリーズ頑張ってみます!

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