進撃の就活DAY1 「自分理念の作成」

1.講義のまとめ

・自分、企業理念はなぜ必要

→ぶれない軸がないと、壁にぶつかった際、判断がぶれてしまう
→企業の場合は、同じ理念・目的を持って進む仲間で会社を構成することで、人間関係のトラブルを減らせる(企業選びを行う際も、企業理念と自身の理念の合致を求める)

・自分、企業理念はどう導き出せるか

→やれることを増やし、やりたいこと、やるべきことも増やしていく

2.私の理念設計 タスク①自身の行動・考え方の特徴の明確化

・人生の中の思い出深い出来事、そこで考えたことや感じたこと

→幼稚園から高校までの時間軸を追いながら、自身を振り返る

幼稚園時代
1、出来事→幼稚園の昼食の時間、インド人の友人に卵焼きを上げた際、初めて食べたと言い喜んで受け取ってくれたこと。
  考えたこと・感じたこと→家庭によって、更に両親が生まれ育った国が異なれば、私が毎日食べているものを食べたことがないこともあり得る。皆が当然のように日々行う「食べる」という行為にも、多様性が存在している。また、自分の「食べる」における大切な習慣を、受け入れてもらえることの嬉しさを実感した。

小学校時代
1、出来事→アメリカ人の母を持つ友人の家に遊びに行き、彼女の家庭がヴィーガンであることを知る。そして、肉を習慣的に食べる自身の家庭のあり方を否定される。
  考えたこと・感じたこと→思想や信念に基づき行動する自由を奪う社会のあり方は許されないものだという考え方は理解していたが、それは所謂少数者の自由を保護するための考え方であり、他人事として捉えていたことに気がついた。環境によっては、自分が少数者となることは当然ある。そこで、自分の思想が否定されることを、受け入れてしまいかねない危険性を実感した。
2、出来事→ディズニーチャンネルドラマへのオーディションのため隠れて練習を行うも、踏み出せず、夢を諦める。
  考えたこと・感じたこと→諦めた最大の要因は、親に多額の費用を負担してもらい、海外に行き、オーディションに参加するほどの勇気がなかった点であった。世界中の様々な事情を持つ子供が自身の才能に挑戦するための平等な機会がないことを痛感した。動画であれば自身も提出できた点から、機会の格差を是正していくためには、オンライン化が進んでいく必要があることを体感した。

  1. 中学校時代
    1、出来事→私の祖父は、末期癌と診断され余命宣告をされた後、延命治療を受けることを拒否し、家庭で幸せに最後を迎えた。
      考えたこと・感じたこと→自由に生きる権利があるように、自分の最後の過ごし方を選ぶ自由もあって然るべきと気がついた。ただ、死を、捉え方によれば早めてしまうその選択は、死を選ぶ選択とどこまで差があるのか、そしてその差がどこまでならば法的に許されるのか、それを決める権利を人は持つのか。人生最後の選択をすることの是非について考えた。

  2. 2、出来事→作文コンクールの県大会に選ばれたが、入賞できず、予想外の生徒らが入賞した。後に、教師からどんなに良い作品でも大抵このような大会では私立は選ばれないと聞き、悔しさを覚える。
      考えたこと・感じたこと→傾向として、公立の生徒は賞に入る機会が少ないことから、公立の生徒が賞に入りやすくなるよう手を回すような仕組みは、生徒全員の努力や才能を否定するものであると感じた。格差は実際に存在しており、是正の必要もあったかもしれないが、手段を誤っては、別の差別を生んでしまう危険性もあると考えた。また、正確かもわからない教師の情報に甘え、作品を振り返ることができなかった自身の弱さもまた自覚した。

高校時代
1、出来事→古典文学を読み解く中で、男同士で愛し合うなど気持ち悪いという教師の言葉に怒りを覚え、言葉の訂正を要望する。教師との話し合いに、クラスメイトの多くが参加し、数日の間クラスでよく話される話題となった。
  考えたこと・感じたこと→これまでは、怒りを表明することを何となく悪いことと感じ、感情を隠すことを意識していたが、誰かが手を挙げて反論しなければ、発言の過ちに気がつくことも、存在を否定される者が反論するきっかけも生まれず、社会に変化は起きないと感じた。逆に、そのたった一言で、社会が動くきっかけにもなり得るという希望を感じた。

3.私の理念設計 タスク②キーワード探し

→自分の人生を振り返る中で、キーワードとなりそうなものを5つ選ぶ
 そのキーワードに自分の思い出や経験をリンクさせる
①感情②夢③個④発想⑤恐怖

①感情

→私が、アクションを起こす際の行動の源は、感情だ。その行動が、自分のエゴである可能性も理解している。その上で、その行動を止められないとき、私はアクションを起こす。私は、姉が英語弁論大会にて、姉を親子で馬鹿にするような態度をとる後輩に僅差で負けた時、悔しさから一年をかけて準備を重ね、翌年にその生徒を抑え最優秀賞を一年生にして獲得した。


②夢

→私は、幼い頃から、夢は大きいほど叶えることは難しいが、叶えられない夢はないと考えてきた。中学生の頃に、夢の話をしている時、いつか姫として生きたいと話したことを覚えている。皆は冗談と笑い飛ばしたが、私は未だに、本気で叶えようと努力すれば叶わないものではないと考えている。

③個

→私は、個は、一人の人間が自分である状態を意味すると考える。他者から、思想や信念を支配された時、それは本来の個であることにはならない。私を含め、個が、個として生きるために、私は閉鎖的な社会に制限されるセクシュアリティのあり方を変えるため、LGBT+コミュニティを立ち上げ、パートナーシップ制度導入を働きかけた。

④発想

→私は、何かアクションを起こす時、それが突飛で画期的な発想であることを求める。小学生の頃、私は、児童会長を務めた。児童会長企画のプロジェクトは毎年行われており、大抵はミニ球技大会のようなものであったが、私は、それぞれの生徒が自由に宝地図を作り、各学年でそれら全てを貼り合わせるという企画を行なった。

⑤恐怖

→私は、恐怖という感情を好かないが、不可欠であると認識している。例えば、私は今、自分の持つ夢を夢で終わらせることに恐怖を感じる。だから、行動に移せる。また、私は何か行動を起こす際、リスクや失敗を恐れる。しかし、その感情があるからこそ、これまでのプロジェクトや大会において慢心せず準備を怠らずに臨むことができた。

4.私の理念設計 タスク③自分理念の形成→文章化

→上記5つのキーワードを用いた心ときめく文章の作成
夢、感情、個、発想、恐怖

私は、自分の内に秘める感情を大切にする。怒りや恐怖、悲観、感動が私の行動意欲を駆り立て、私に学ばせ、私を成長させてきた。そして、感情の持つエネルギーは、私の夢を夢で終わらせないための、燃料となっている。
だからこそ、誰もが、個として自由に感じ、表現し、夢を持つことのできる世界であるべきだと考える。それらの権利を奪い、それらを諦めるさせる者や仕組みが存在するのならば、私は、その世界を構成する一員として、その世界のあり方に働きかけたい。それも、予期せぬ突飛な発想で。


#huntercity #戸村光 #進撃の就活



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?