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今回はJAPAN CON-TECH FUNDの山田さんの出演会をまとめました!

山田さんにはJAPAN CON-TECH FUNDの親会社であるカシワバラ・コーポレーションについてや、バーティカル業界での起業の際に意識することなどについてお伺いしております!

▼目次
アクセンチュアを経ての創業!DX業界を渡り歩いた風雲児、登場!!
【JAPAN CON-TECH FUND】建設業界にITの風を吹き入れる!
【成功確率をあげる!?】バーティカルな業界で戦うために意識するべきことを大公開!
○山田浩司 JAPAN CON-TECH FUND-投資責任者
FUND HP ▶︎https://fund.contech.jp/
Twitter ▶︎https://twitter.com/kojiyamada
Facebook ▶︎https://www.facebook.com/kojiyamada
boundary spanner,inc ▶︎https://boundaryspanner.com/
アクセンチュアをへてboundary spanner,incを創業。
レガシー領域の新事業創出が得意。上場企業などの新事業を複数手がける。
運営していた焼肉会マッチングアプリ肉会をDMM.comに事業譲渡済。
長崎の地域創生プロジェクトにおいて、長崎市稲佐山で飲食運営なども手掛ける。
カシワバラ・コーポレーションが建設テック向けに投資枠50億円、
JAPAN CON-TECH FUNDが始動
https://jp.techcrunch.com/2019/02/21/japan-con-tech-fund/

アクセンチュアを経ての創業!DX業界を渡り歩いた風雲児、登場!!

学生時代や新卒時について

山田さんは学生時代に友人とSEOの営業代理店をされていたそうです!
当時はSEOバブルであったため、業績は良かったそうです。
その後、新卒でアクセンチュアに入社をされました。アクセンチュアでは新聞社やユニクロ、証券会社、スクエアエニックスといった企業の業務改革プロジェクトを3年間担当されていたそうです。その後、学生時代に一緒に会社を設立した友人と会社を設立するために、アクセンチュアを退職されました!

自分の会社を設立

事業としてはコンサルで相談に乗りながら、システム開発を主に行なっていたそうです。サイドプロジェクトとしてマッチングアプリが流行り出した時に肉会という焼肉合コンマッチングアプリを作られました。
肉会は順調に成長していたそうなのですが、これ以上肉会に力を入れると本業に影響が出ると考え、DMMに売却されたそうです!
他にもアメリカでユニリーバが買収したDollar Shave Clubの日本版を楽天の友人が行うことをお聞きし投資をされたり、スペースマーケットの運営のお手伝いなど、様々な事業に携わられていました。

ファンドを始めたきっかけ

JAPAN CON-TECH FUNDの親会社であるカシワバラコーポレーションの社長と1~2月に一回ぐらいの頻度で事業アイディアの壁打ち役をされていたそうです。現社長の柏原さんが建設業界にテクノロジーを導入することを要望されたため、スタートアップに投資することを提案し、責任者として山田さんが入り、ファンドを始められたそうです!

現在の業務内容

現在はCVC業務をメインに行いながら、自社でパーソナルトレーニング付き美容賃貸マンションの運営をされているそうです!
また他にもジャパネットたかたと一緒に地方案件で飲食店を誘致して、観光客を増やしたり、町おこしを行うためのプロジェクトなどもされているそうです。

その他にも、山田さんへのコンタクト方法についてもお伺いしております!

ぜひご覧ください!!!

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【JAPAN CON-TECH FUND】建設業界にITの風を吹き入れる!

カシワバラ・コーポレーションとは

カシワバラ・コーポレーションは山口県で創業した会社で売り上げは800億円程の非上場のオーナー企業です。
火力発電所が最初にできた関係でその周辺の業態に強みを持ち、石油プラントの修繕やメンテナンスで全国拡大をされたそうです。その流れでマンションの大規模修繕なども行うようになりました!

投資活動について

建設業界で働く人の環境をテクノロジーで良くしたいということが前提としてある中で、CVCとして投資するスタートアップに対してどのような価値提供ができるかを考慮して、投資活動を行なっているそうです!
ファンドサイズは50億円ほどで、1社1億円ほどで出資されているそうです。
そのため、メインはシリーズA前後、シリーズBのマイノリティー出資をされているそうです!

投資先への支援方法

センシンロボティックスというドローンの自動航行のプログラムなどをカシワバラ・コーポレーションのメイン領域であるプラント領域などに提供している投資先があり、センシンロボティックスのクライアントはエンタープライズで数が限られているため、営業リストを交換して一緒に営業活動を行うといった支援をされているそうです!
またリード・フォロー投資関係なく、要望があれば、手厚くサポートをされているそうです!

投資までのプロセス

CVCとしては判断が早く、判断が早い理由として責任者の山田さんの上には社長だけで週1回の投資委員会で話をされているため、最短の判断で1ヶ月で投資の意思決定を行い、2ヶ月で着金まで行われるそうです!

その他にも、Paintnoteへの支援内容についてもお伺いしております!

ぜひご覧ください!!!

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【成功確率をあげる!?】バーティカルな業界で戦うために意識するべきことを大公開!

バーティカルな業界で意識すること

エンタープライズかSMBのどちらをターゲットにするかによりますが、バーティカル業界ではWebマーケティング戦略はあまり効かず、メディアのようにSEOの強化やリスティング回すといったことは、あまり数が取れず、パソコンの前だけでは試算できないことがところがかなり多いそうです!
またバーティカルな業界はエクセルになっていないことも多くあり、そこにはWebマーケティングは効かないようになっているそうです。
そのため業界の構造をしっかり把握して入り込んでいくことが重要になると仰られていました!

投資先の事例

投資先のドローン会社が、ある大手の電力会社とサービスの提供について打ち合わせが続いていた時に、電力会社が忙しく打ち合わせが止まっており、進捗がない状態があり、進捗がないことを山田さんに相談があったそうです。カシワバラ・コーポレーションは電力系のメンテナンスなどでその電力会社とお付き合いがあり、山田さんが社長の予定を確認すると、電力会社の偉い方とゴルフに行く予定があったそうです。そこで山田さんは社長に機会があれば、投資先のドローン会社との進捗について伝えてもらうように頼まれたそうです。その後、急に打ち合わせが進んだそうです!
こちらの事例から山田さんは優先順位が低いものでもキーパーソンに話をすることで物事が進むことはよくあることだと仰られていました!

キーパーソンとの付き合い方

オーナー社長との付き合い方として絶対に裏切らないことが重要だと仰られていました。この人は裏切らない人だと思われると色々な情報を開示していただけたり、色々な人を紹介していただけるそうです!
バーティカルな業界だからこそできることを1つずつこなしていくことが重要になるそうです。ネットは通じていないが、噂は広まるのは早いため、キーパーソンにあの企業はダメだと判断されると取り返しがつかないこともあるそうです!

建築・建設業界での営業手法

建築・建設業界に出入りしている人を巻き込んでいくことが重要だと仰られていました。そもそもアポが取れないことが多いため、アポを持っている人を巻き込んで、アポを獲得していく必要があるそうです!
建築・建設業界と一言で言っても多岐に分かれており、ゼネコンと修繕をメインで行う企業では業務フローが全く違うため、同じSaaSを提供できるわけではなく、作るべきネットワークや営業手段も大きく変わるそうです!
またバーティカルに特化すればするほどSaaSを導入する意味がなくなるため、そのバランスを保つことが重要だと仰られていました!

その他にも、投資先のPaintnoteがどのようにして業界に入り込んで行ったのかについてもお伺いしております!

ぜひご覧ください!!!

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