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D4V永瀬史章氏〜デザインサポートに強みを持つVC登場〜

今回はD4V永瀬さんの出演会をまとめました!

永瀬さんがコンサル業界からVC業界へ移られた理由やD4Vが提供するデザインサポートについてお伺いしております!

PwCから始まったVCキャリア!理系出身のバックグラウンドとは!?

ベンチャーキャピタルへの興味

永瀬さんは新卒としてPwCの戦略部門に入社されています!
就活時はユーグレナやなどの有名なスタートアップやブティックVCなどを見ていたそうですが、一旦大きいところに就職したと思い、PwCに入社することを決められてそうです!

理系からの大転身

永瀬さんは学生時代は神経学を学ばれており、スウェーデンではバイオエネルギーなどを学ばれていました。そのため、実験の毎日を過ごされていたそうです。しかしこの先40年間この生活は向いていないなと感じ、周りの人に相談され、金融やコンサル、スタートアップが面白いと思い、方向転換をされたそうです!
PwCで3年働かれた後、当時の先輩にD4Vを紹介され転職されることを決意されたそうです!

VC業界での苦労

VCに転職されて苦労された事として、過去のつながりが活きて来る業界なため、スタートアップでのインターンをもっとしておけば良かったと仰られていました。それ以外では特別苦労したと感じることはなかったそうです!

VC業界でのキャリア

現在、考えられているキャリアプランとして、このままVCを続けていくキャリアとスタートアップへ移る2つのキャリアを考えれているそうです!
VCとして起業家と関わる中で、目の前の起業家の方達から影響を受け、このままVCを続けていていいのかと感じる時があるそうです。
そのためプレイヤーとしてスタートアップの道へ進まれるキャリアプランも考えらているそうです!

ファンドの進捗

2020年は組織の立て直しと2号ファンドの組成と追加投資、新規投資、全て担当されていたそうです。また永瀬さんはファンドを0から立ち上げるのは初めてながら、ピッチなども全て担当されていたそうです!

その他にも、永瀬さんのプライベートの過ごし方やD4Vの現状についてお伺いしております!

ぜひご覧ください!!!

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【D4V】1号ファンドは約53億円!気になるD4Vの全容を大公開

D4Vの歴史や規模感

1号ファンドは53億円のファンドとなっており、元々は伊藤さんが代表をされていた、Genunie Startupsが2016年にGPの中にコーポレートが入っている変異型独立系VCを作ったことがD4Vの設立のきっかけだったそうです。
そこにIDEOが入ったことにより、日本で独立系VCを行おうとしたことが現在のD4Vの始まりでした!

投資する規模や領域

投資の規模はシード・アーリーメイン投資をされています。airClosetやExaWizardsなどに投資をされています。
チケットサイズは2,000万円〜3,000万円ほどから、1番大きいところで3億円出資されています。プロダクトやプロトタイプが出来始めて、少し売りが立ち始めた企業をメインに投資をされているそうです!
投資領域はC向けやヘルスケア、deep tech系をカバーされているそうです。
D4Vは人を見て投資をしていることが多いそうです。

意思決定のプロセス

1号ファンドにGPは4人在籍しており、2号ファンドはGPが2人在籍しているそうです。そこに現場の票を足して、2号ファンドは3票でディスカッションを行い、1号ファンドだと同様にディスカッションメンバーとディスカッションを行い、意思決定をされるそうです!
投資の意思決定までの期間はシード期であれば、ディスカッションのポイントが少なければ、短期間で意思決定をされ、シード期以外はディスカッションのポイントが多くなければ2ヶ月ほどで意思決定をされます!

支援体制について

定期ミーティングとデザインのサポートをされているそうです。
デザインのサポートはスタートアップの準備期間を考慮して、タイミングを見計って、デザインサポートを提供されています!

デザインサポートの内容

プロダクトUI・UXの改善、ブランドをどのように作るか、デザイン組織をどのように作るのかといった、3種類のデザインサポート提供されています!
D4V内のデザイナーとIDEOのデザイナーをそれに合わせてアサインさせて、D4Vのデザインチームを作られるそうです。airClosetの例でいくと、オンボーディングのところをアプリで課金するそうですが、そこのプロセスをより改善させる点を経営陣や現場の方から課題を聞き、3ヶ月でオンボーディング完了率を向上させるプロジェクトを行われたそうです。
ユーザーリサーチから始め、実際にairClosetのエンジニアとプロトタイプを作りながら直すといったプロセスを踏まれているそうです!
プロジェクト期間はデザイナーや永瀬さんも毎週ミーティングを行われています。D4Vがデザインサポートに入ることで改デザインサポートができるのかはよく議論をされているそうです!

D4Vはデザイン特化?

デザインに課題を感じている企業からのご連絡をいただくことは多いそうです。しかし投資先の全てがデザインサポートを受けているわけではないと仰られていました!
Scalarという投資先はデザインサポートを受けておらず、プロダクト作成に力を入れらているそうです。今後インターフェースを作っていく時にもしかしたらデザインサポートを行うかもといった形で話を始めているそうです!

その他にもD4Vへのコンタクトルートについてもお伺いしております!

ぜひご覧ください!!!

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【デザインで数字を上げる?!】デザインの力でスタートアップをグローバルに展開!

デザインの重要性

D4Vが考えるデザインとは組織やプロダクトなどといった包括的な広義のデザインに価値があると仰られていました。

デザインで広がる可能性

D4VはデザインとグローバルをIDEOの色を入れることによって、日本のスタートアップに注入できるため、そのサポートを行い、日本のスタートが国内外で活躍できるようにすることをミッションとして掲げています!

D4Vのサポート体制

メンバーとしてはD4Vのデザイナーが1人在籍しており、IDEOのデザイナーをタイミングに合わせて、日本からメインで場合によっては海外からサポートを入れらているそうです。投資先のニーズに合わせて期間を決めて、無償でサポートをされているそうです!
期間や回数などは決められていないそうですが、目的・ゴール・期間を決めれサポートされています。

デザインサポートによる変化

airClosetの例を挙げると、オンボーディング率が30%ほど改善されたそうです。airClosetのサービスは1万円ほどのサービスのため、オンラインで購入するには心理的ハードルがあります。そこでairClosetのサービスの情報とUI・UX設計をサポートすることでオンボーディング率を30%改善されたそうです!

D4Vが入ると改善する理由

理由として客観的に物事を整理して、スケジュール通りにプロジェクトを進められるからです。スタートアップだけで行うと他の業務などで流れてしまうことがあったり、他の意見が入ってこないことがあるため、そのようなところを客観的に見ることでプロジェクトを進めていけるそうです!

デザインで数字は上がる?

デザインでどれだけ数字が上がったかを毎回計るのは難しいそうですが、ターゲットを決めると、ある程度は定量化が可能になり、数字もついてくるそうです。

課題を自己解決するには

最初のうちは顧客の声を聞きに行くことが、課題解決型の時は良いと仰られていました。またCEOや創業者は良くも悪くも思い込みが強くなるため、そのような時にこそデザイナーが重要だとも仰られていました!
第3者的な立場のデザイナーが入ることで、客観的に体験を作っていけるそうです。初期の頃にデザイナーを採用するメリットとして、そういったところにあるそうです。初期の頃からそういったデザイナーの方がシードの頃からサービスを作ることで、軸の通った第3者にも刺さるプロダクトが出来上がるそうです!

その他にも、デザインサポートの導入事例についてお伺いしております!

ぜひご覧ください!!!

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最後までお読み頂きありがとうございました!

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