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CEOの判断スピードをアップ!時間泥棒にならないコミュニケーション術

COOをやっていた時、毎日様々な立場の人と沢山のコミュニケーションを通じて重要な判断を繰り返してきました。その中で、的確に迅速に判断していくために、日々のコミュニケーションで沢山の工夫をしてきました。

現在、私がCEOを支援する立場になり、時間泥棒にならないよう意識しているちょっとしたコツをお伝えします。


相手が取るべきアクションを一瞬でわかるようにする。

とても簡単。
メッセージの前に【共有のみです】【ご相談です】【急ぎです】【雑メモです】など最初に記載するだけです。
大量に来るSlackのメッセージの中で、パッと見るだけでその対応優先度をつけることができます。
長々と書いているものの結局何をして欲しいのかわからないメッセージだと、読み解きだけでもストレスフルになりますよね。

検討内容だけでなく、検討プロセスでの懸念やポイントを補足する。

「〇〇を考えました。詳しくはこちら(Notionページなど)を確認ください」で済ませるのではなく、「検討したときに〇〇の懸念はありましたが、〇〇とすることでこちらにすることにしました」といった検討プロセスでの懸念やそう判断したポイントを併せて出します。
これって最終判断する側からすると、めちゃくちゃ助かります。
最終的な内容だけ出てきても、ん?この懸念あるけど、それも踏まえたうえでこの結論出しているのかな?と気になってしまい、確認などの二度手間が発生してしまうのはお互いにとって無駄な時間ですよね。

相手のフレーズを想像して先回りしたコメントをする。

何か聞かれた時。
「〇〇の状態となっています」だけの回答だと、「では対応お願いできますか?」「はい、承知しました」というような会話が必要になります。
それが「〇〇の状態となっていますが、私の方で対応しましょうか?」とコメントすると、相手は「お願いします!」の一言ですみます。
小さなことと思われるかもしれませんが、次のフレーズを想像して先回りしたコメントをしてもらえると、とても助かります。
素晴らしいメンバーとのやりとりで思い返すと、私のコメントの大抵は、はい!お願いします!バッチリです!としか返してなかったように思います笑

速報(粗くてOK)を出す。

〇〇いけました!購入希望者〇〇名でした!など、すぐ知りたいと思うことをパッと出してくれる人は、さすが!と思っていました。
粗くて全然良いのです。CEOがこれ絶対気にしてるよねと思うことを、いち早く伝えることが大切です。
粗いことにためらいを感じるなら【速報です】【スピード優先で取り急ぎお伝えします】のような言葉を入れておくとよいです。

すぐリアクションする。

当たり前ですが、その当たり前ができていない人は結構います。
「見ます!」「対応します!」やスタンプ押すというだけでも、まずは認識したということがわかるため、発信者としては安心でき、任せたぞと脳のキャパシティを空けることができます。
もちろん即リアクションするのと、即対応するかは別の話です。そのスタンプを押した瞬間にブックマークしておいて、後で優先順位を見ながら対応しています。

すぐにリアクションしない人は、それだけで信頼貯金がガンガン目減りしていて、めちゃくちゃ損をしていますよ…!


相手に求めるだけでなく、CEO自らがお手本となり実践していくことで、組織のコミュニケーションが変わっていきます。すぐにできる工夫ばかりなので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

最後まで、お読みいただきありがとうございました!X(@YukaKayama)でもPMFに有益な情報を発信していきます。フォローしていただけると嬉しいです。

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