週刊女子ライター部3号~「ずっと続けてきた大切なもの」
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週刊女子ライター部3号~「ずっと続けてきた大切なもの」

ごきげんよう、ライターの愛(@ai_writer)です。

6月になりました。梅雨入りという話もあちこちで聞きますね。我が家の庭ではいつの間にやら、紫陽花が咲いていました。

さて、「週刊女子ライター部」も3号目です。

今週のお題~「ずっと続けてきた大切なもの」

書くこと以外に私がずっと続けてきた大切なこと。それは、前回も少しお伝えしましたが、小さいころから弾き続けているヴァイオリンです。

*小さいころのヴァイオリンレッスンから大学のオーケストラへ

私が楽器を習い始めたのは小学3年生のとき。当初は子供用の分数バイオリンでしたが、5年生になったとき、大人用の楽器を購入。

それ以来、ずっと一緒にいるこのヴァイオリン。もはや家族の次に私と過ごした時間が長い存在です。弓もかなり使い込んで少しぼろくなってるかな(笑)。

レッスンを続けたのは、中学校3年まで、その後、高校生になったとき、遊びたい盛りでレッスンが面倒になり一度挫折。しかし、大学生になったとき、せっかく楽器もあるのだから、もう1度やってみようかなと大学のオーケストラに入団しました。

*オーケストラでの驚きと戸惑い、そして喜び

正直なところ、軽い気持ちで入団したオーケストラ。しかし、入ってみると驚きと戸惑いの連続でした。

まず、オーケストラが演奏する曲はとても長い。

レッスン時代、長くとも4~5ページくらいで終わるソロの曲や小規模の弦楽アンサンブルの経験しかなかった私は、12~3ページ近くもある交響曲の楽譜を渡されて呆然。こんな長い楽譜覚えられない、弾ける自信ないよう…と逃げ出したくなりました。

さらに、オーケストラのルールや流儀、用語などがまったくわからない(涙)

ヴァイオリンが座る位置や、チューニングや楽譜をめくるタイミングなど、戸惑いながらみようみまねでなんとか覚えつつ、練習中に飛び交う音楽用語に???となりっぱなし。

練習のたびにわからないことだらけ、しかも私の入ったオケは新人に対する配慮が決して行き届いているとはいえず、細かいことを教えてくれる人はいないし、場合によっては先輩から「こんなことも知らないの?」という目で見られたことも。最初のころは、練習で何度泣きそうになったことか。

しかし、私、つらくてもオケをやめませんでした。なぜなら、合奏がとても楽しかったから。

オーケストラで合奏したとき、今までにない気持ちよさ、喜びを覚えたのです。

別の楽器と音を交わらせたとき、ハーモニーが、アンサンブルが一人では到底できない、奥行きが深い美しいものになる。

深みのある音楽そのものに自分がなっていける。

それが本当に心地よい、しかも他では決して味わえない幸せで。たぶん、そのときから私はオーケストラの虜になってしまったのです。

最初のうちはわからないことだらけでつらかった学生オケも徐々に慣れていき、3年生になったときには、2ndヴァイオリンの首席をつとめるまでに。自分がつらかったことを教訓にした当時の私は、我ながらとてもやさしく面倒見のよい先輩だったと思います(笑)。

*社会人になってアマチュアオーケストラに入団。やっぱり音楽が好きと実感

大学を卒業して社会人になり、最初の数年は忙しくて音楽をやる余裕はありませんでしたが、一度目の転職を経て、やはりオーケストラがやりたいと、あちこち探して自分の希望にあったアマチュア楽団を見つけて入団。

このオーケストラに最初に見学に行き、合奏に参加したときのことをよく覚えています。

演奏したのは、ブラームスの交響曲第2番。大学オケで卒業の年に演奏した思いで深い曲でしたが、久々にこの曲を弾いて、私は貪るかのように夢中になって演奏し続けていました。

懐かしい旋律、壮大な交響楽の響き。すぐ隣で聞こえる別の楽器たち。ああ、やっぱりこれが好き。外から聴くんじゃなくて、自分自身が音楽になれるオーケストラは最高。

そのころの私は仕事のストレスがひどかったのですが、この演奏をした日、不思議なことに心がとてもすっきりして、「あ、ストレスがなくなっている」と実感。まさに自分が本当に音楽が、そしてオーケストラが好きなんだと自分の心を知った瞬間でした。

晴れて入団したオーケストラは、やさしい人ばかりでとても居心地がよく、現在にいたるまで続けており、いま、ここでも私は2ndヴァイオリンの首席をつとめています。このポストにどうも縁があるみたいですね。

*レッスンを再開 さらなる上達をしている自分に驚く

そして、オーケストラに入って数年したとき、個人レッスンも再開しました。

正直、レッスンを再びやるというのは全然考えていませんでした。小さいころの厳しい先生の思い出があって、マンツーマンの指導に恐怖があったし、趣味で続ける分には、今の自分の技術でどうにかなるかなと思っていたし。

しかし、演奏活動を続けていくと欲が出るもので、もう少しうまくなれるならななりたいと思い、ちょうどオーケストラでご指導いただいている先生が個人レッスンもしてくださるという話を聞いたので、勇気を出してレッスンをお願いして通い始めました。

すると、レッスン再開は効果てきめんでした。

長年、指導を受けず自己流になっていたところを修正していただいたり、ボーイングやフィンガリングといった基礎も改めて見直して、自分のいたらなさに直面。今の技術でどうにかなるなんて話じゃなかった、私、まだまだやらないといけないことたくさんあるじゃんと思い知らされました。

あと、何より、定期的にレッスンを受けることになって、練習せざるをえないので、個人練習をさぼらなくなった(笑)。これは大きいですね。

そして、レッスンを続けてきたここ数年、自分では全然進歩していない…と思っていたのですが、周りの何人もの方から「上手になっている」と言っていただけたのです。

自分では上達した意識とか全然なく、今もうまくなった実感とか正直ないんです。でも、レッスンのおかげで、基礎練習をおざなりにしなくなり、きちんと弾き込むようになったのは確かなので、やはりそこで成長はしているのかなと。

*音楽への切符をくれた母に感謝

私は自分がやりたいと思ったわけではなく、母の薦めでヴァイオリンを始めました。

だから、10代のころはヴァイオリンに対して、親の命令で始めたことで、自分が真にやりたいことじゃない…という反発がすごくあり、それで一時期やめてしまいました。

けれど、今は、小さいころにヴァイオリンを触れる機会をくれた母親に心から感謝しています。

いろいろとあったけれど、やっぱり音楽は楽しい。
何よりもヴァイオリンはオーケストラで演奏ができる。一人だけでは味わえない大きな音楽に自分がなっていける喜びがある。

その切符をくれたことを本当にありがとうと思い、これからもヴァイオリンをできるかぎり続けていこうと思います。

こちらは、私の部屋の本棚の一角。これまでオーケストラで演奏してきた曲のスコアの数々です。気がついたら、こんなにたくさんの曲を弾いてきました。

今後はオーケストラだけでなく、カルテットやソロの曲などもやっていきたいと思っています。まだまだ弾きたいものはたくさん!

実は、数年前、マガジンの仲間の絵美さんと一緒に、ヴァイオリン、ピアノ、フルートのトリオで演奏して舞台にたったこともあるんです。

絵美さんともまたどこか何かできたらいいなあと願ってます!考えといてね。

今週の近況~仕事三昧・イベント三昧

5月22日にオーケストラの定期演奏会が終わって、このマガジンを更新するまでの2週間はひたすら仕事三昧でした。

上のお写真は、取材で日本テレビを訪れたとき撮影した宮崎駿さんデザインの大時計。この2週間は、イベント取材をたくさんしましたね。

22日は演奏会終わってくたくたですが、もうその次の日に、ホラー界の2大スター:貞子と伽椰子が召喚されるのを目にし、

怖がるティナに歓喜の美月 映画「貞子vs伽椰子」イベントでデーモン閣下が2大怨霊を“召喚”

映画「殿、利息でござる!」が、「新・お江戸でござる!」と勘違いされていると知って、「なるほどなあ」と思い、

阿部サダヲ「新、お江戸でござる」との間違えに嘆き節?『殿、利息でござる!』大ヒット舞台挨拶

auの夏の新作発表会で「三太郎」CMにずっと登場していた噂の“一寸法師”の正体を目の当たりにし、

“一寸法師”前野朋哉、発表会でいじられまくり? 乙姫・菜々緒は「知らないっつってんだろうが!」とドS発言

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※“時間”アートが織りなすワンダーランド!「アリスと時間のアート展」

といった日々でした。

もちろん、仕事は大好きだし、イベントは楽しいこともいっぱい。しかし、さすがに疲れました…

仕事の合間で息抜きもしました。はい、しないとやってらんない(笑)

auさんの発表会のときは、早めに会場入りして、ザ・プリンス パークタワーで号かな朝ごはんをいただきました。

落ち着いたお店で、優雅にいただくマフィンのセットはとてもおいしかったです。

ただし、コーヒー付きでお値段2600円と高め。若干痛い出費でした。でも、早起きで何も食べないで会場まで来て、腹ペコじゃとても取材こなせなかったし、しょうがない(涙)

そして、都内移動のすきまの時間で、前々からあこがれていた文具店「カキモリ」の表参道Pop-up storeにも足を運びましたよ。

オーダーして作るオリジナルのノートをはじめ、文房具好きの心をそそるものを揃えているカキモリ。初めての来店で、お店のオリジナル商品であるローラーボールを購入しました。

これは、万年筆用のボトルインクをいれて使うことができるすぐれもののボールペン。

目下、万年筆にはまっている私は、ボトルインクをつかうのにも夢中なんですが、カキモリでローラーボールと一緒に新しいインクも買って、さっそく入れて使用中。

いわゆるボールペンとは違うボトルインクの色合いが書くたびに心を躍らせてくれます。このまま、ますますいわゆる“インク沼”にはまりそうな予感です。

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仕事にヴァイオリン。大切でこれからも続けていきたいものについて、長々と語らせていただきました。

次回の更新は絵美さんです。

彼女がずっと続けているもの。実は、この話が本当に聞いてみたくて、このマガジンを始めたところもあるんです。

ぜひぜひ、みなさんも楽しみにしていてくださいね!

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たおり あい

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ライター/ 作家 映画や文具の取材、執筆が得意。ヴァイオリン弾き。仕事の依頼はstartofall@gmail.comまでご連絡ください。ブログ:http://startofall.com/