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放課後と仕事終わりに談話したい…

某損害保険会社の保険金請求一次受付部署のコールセンターで働いていた頃の話。

日本各地で台風、地震、大雨などの自然災害で大きな被害があった際は、今でもコールセンターで働いていた頃を思い出す。

お客様の被害請求に迅速に対応したい気持ちでいっぱいだが、休む間もなく鳴りっぱなしの電話にひたすら対応していると何度も頭がぼーっとしてしまうことがあった。

そんな業務が終わった後、職場内の何人か気の合う人でロッカー前とかで軽くしゃべった後に帰宅することが仕事帰りの習慣になりつつあった。

放課後に昇降口や体育館裏で、仲のいい人たちで座り込んでおしゃべりしていた時のような感覚と似ていて、穏やかに時が過ぎていくようで心地いい。

あの何も考えずに話したいことだけ話して、仲間の聞きたい話を特に頭を使ったり気をつかうこともなくダラダラと聞いている時間が楽しかった。
誰かの悪口、特に嫌いな先生とかの悪口を話すこともあった。ても、それは今となれば大した内容の話ではなかったみたいで、後で何を話していたか一生懸命に思い出そうと思っても何も思い出せなかったりする。

授業中や食事休憩とかは時間に追われていたし、周りの目も気になるし腰を落ち着けてゆっくり話せなかった。
放課後になるとほとんどの人はさっさと帰宅してしまう時間帯だからか、周りの目があまり気にならなくなり、つい悪口や本音を少し話してしまいがち。

気の合う同期や先輩や後輩がいれば、そんな仕事終わりの少しだけガス抜きしてホッとできる時間を過ごせただろうが、今の職場は中途入社ということもあり同期がいないので、なかなか以前のようなガス抜きがしづらい…

まあこれはこれで別に構わないけれど、同じ職場内に自分と趣味が一緒だったり気の合う仲間がいるとかなり心強いなあと時々思う。

仲間がいれば、上司や職場の雰囲気に多少の不満があってもお互いに励ましあったりして何とか頑張って乗り越えられることもある。

まあ今は同僚のことで面倒くさい人間関係にまきこまれることはないし、気楽で余計なストレスを溜めなくてすむ。

とりあえずストレスを避けられているから、良いことに違いない。


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