コールセンター日誌(忘れもしない大型台風が来た日)
今から2年ほど前の9月、私は関西にある某損害保険会社のコールセンターで派遣社員として働いていたが、大型台風の脅威を抱くと同時に命と仕事のどちらが大切なのか分からなくなるようなことがあった。
私らは火災保険の請求を希望するお客様の受付窓口として、お客様から電話が入ってくると事故内容、加入中の保険契約などを電話で聴取していた。
そして、その聴取した内容をSV(スーパーバイザー)という名の我々オペレーターのリーダーが内容に誤りがないかチェックして保険担当者にお客様の事故情報を送っ