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「ガンダム、水星の魔女」後半期。

こんばんは、雲州はとむです。Twitterのトレンド上位がほぼ全部「ガンダム水星の魔女」で埋め尽くされる日曜日がまたやって来ました。今年は大河が元気ないので、ほぼ一日中満席ですね。

一話の予告についてnoteに書いてからほぼ半年。「あ〜『水星の魔女』の感想なあ、書きたくてもめちゃくちゃ大好きなキャラクターとかいないしな〜」「カッコいいオッサンも、全然いないしな〜」と、超絶ダラけておりました。そう、ワタクシは。


「水星の魔女」で特別好きな人がいない。


まあ、元々が富野由悠季監督の流れを汲む宇宙世紀ガンダムではなく、「アナザーガンダム」ですのでそんな期待値も大きくなく、一応一話から毎週録画をして、とことん暇な時に見てディスクに落としては消してました。


毎回、秋葉原ガンダムカフェに同伴していた2人。写真はアスランのお誕生日。


「ガンダムSEED」の時には、アスランとカガリの異人種ロミオ×ジュリエットを夢中で追いかけていたり、山田裕貴君が人生観を変えられたと言う「00ガンダム」放送中には、ライバル役のグラハム・エーカーに溺れて徳間書店からの電話取材にも応え、非公式FCを立ち上げたりしたんです。



ガンダムカフェ、最後のグラハム誕生日。この後は横浜ガンダムへ。


でも、「鉄血のオルフェンズ」で、ガエリオとアイン、ジュリエッタを好きになって、彼らのガンプラを全部集めたり、秋葉原ガンダムカフェでアフタヌーンティーセットやお正月特別メニューを制覇したりした後は、「もういいや。アナザーガンダムからは卒業かな」と。


10年後も、グッズを買い続けられるか。


私がアニメだけではなく、ドラマやゲームでも通しているスタンスは「この大好きなキャラクターの、10年後にも発売される高いフィギュアを購入できるか」という自問自答ですね。


ライトの都合で、脱衣所にて。


私は放送から45年経過した「機動戦士ガンダム」のシャアや、続編「Zガンダム」のクワトロ・バジーナ大尉(シャアの偽名)の、一体¥12000のフィギュアは購入したし、夏に待望の再発売を待機している「逆襲のシャア」のアムロ・レイ大尉のフィギュアも予約しています。

「SEEDことガン種」のアスランとカガリの商品やグッズもリアタイ放送当時から、ほぼ全て集めているし、「00」のグラハムも少ない中でフィギュアや他商品を集めています。「鉄血」もガエリオやアインのネズミフィギュアとか、予約したなあ。声優の松風雅也さんのお渡し会&握手会にも、始発でスカイツリーに二度も訪れ……。三月初旬の寒さの中を外で六時間待機したっけ……。


スレッタとミオリネが幸せになれば良い。


「水星の魔女」で私がただ観たいのは、ラストに結婚式をするスレッタとミオリネだけですね。「影の主役」であるグエルには、二人の間には絶対に入ってほしくないので、最終回には財閥の頂点に立ってトップ経営者になるか、弟に後は全て任せて、ボランティア放浪の旅に出て頂きたい。



グエルって最初の高飛車金持ち坊ちゃんから、苦労に苦労を重ねて父親を誤射して殺しちゃったり。絶望を知ったからこそ精神的に進化しきった、すんごい魅力溢れる人物なんですよね。人気も、おそらくファン投票したらダントツでトップだろうし。

だけど私の中では「そこまで」なんですよ。特に、アムロのようなモビルスーツの天才的なパイロットでもなく、シャアのような戦術のプロフェッショナルでもない。乗っているダリルバルデも……、「こういうもっさりしたモビルスーツ、鉄血のオルフェンズにもいたよね」みたいな。


シャデイクも、プロスペラも小物の悪役。


それから、悪役であるシャデイクもプロスペラも所詮は小物ってところかな。この人たちにはシャア・アズナブルやパプティマス・シロッコのような、「世紀の革命を起こす」「ニュータイプの世界を作る」みたいな、大きな志は何もない。

目の前の恋する女への嫉妬や敗北感や劣等感、そして過去からの復讐、そんなもんです。





毎週、ガンダムスタッフが命を削る見事な作画。


今週のメカアクションシーン、まさにサンライズが「ガンダムの末裔として、命を燃やすぜ!」という気合い入りまくりで、第一原画スタッフだけでも60人を超えてます。ここに第二作画も入ったら200人にそこそこ届く感じ?




ふう、バリってる〜!!

ライバルは「鬼滅の刃」ufotable!


サンライズ(今の名前はバンダイナムコフィルムワークス)がこんなにも、原画と作画に力を入れるのは、元々ガンダムの最終話近くになるいつもの約束なんですけど、Blu-rayをより多くの人に買ってもらいたいだけではなく、

「鬼滅の刃」製作ufotableに、必死で負けまいとしているんだと思います。


あちらもとにかく、毎週毎回「映画レベルか!?」と感じるほどの壮絶な作画レベルです。しかも「水星の魔女」よりも断然、声優が豪華!!! 相変わらず映画の興行収入も世界規模で凄まじいですしね。


正直、学校ガンダムに飽きちゃったので。


「新世紀エヴァンゲリオン」も「叛逆のルルーシュ」にしろ、学校が舞台でメインはティーンの小中高生のメカアニメに、私がすっかり飽きちゃってるのも、最近の自分創作に力が入っている原因だと思います。


「ガンダムだから、キャラクターがいっぱい死ぬんだ!」「ガンダムだから、話が暗くて重いんだ!」って言う煽りが本当に嫌〜!!

富野由悠季監督が志していたのは、そんな単純な問題じゃ無いんだ。人と人とが分かり合えないから、殺し合ってる世界の現実を見せたかったんだよ!!!


「機動戦士ガンダムユニコーン」も最初は学校から始まってはいたけど、その後は子供達を命掛けて支えて叱咤し、守り抜くオッサン達の覚悟が壮絶だった!!

もっと「機動警察パトレイバー」や「攻殻機動隊SAC」「ウルトラマンゼット」のように、立場や予算がいつも危ない大人のメカアクションを観たいんです。

しかしながら、「PSYCHO-PASS」までいっちゃうと、日五にはお洒落シリアスが過ぎる。もっとこう、毎週ドキドキとワクワクとビックリが、スペシャルアイスホイップマカロン乗せパフェみたいなアニメが観たい〜!!!!

そうだな、例えば「ガンダムビルドファイターズ」無印とか、「ジャイアントロボ」、「ビッグオー」、「声優無法地帯」のレジェンドを誇る「ビーストウォーズメタルス」とかかな!




↑どうにも安っぽいモビルスーツに疲れている私……。これガエリオのキマリスのほぼコピーじゃん……。




そんなかんなで、書かないとなとダラダラしていた「水星の魔女」感想とか予想とかやっとnoteに上げられました。



今回はオリジナル小説の「ぼくと彼氏の」シリーズが早くに書き終えられたので、ホッとして浮かれてるんですね。明日は東北新幹線で宮城県行きだし。

二日間風呂に入らずに、ひたすら書きまくってた。朝から何も食べてないし、食事してとにかくお風呂に入りたい〜!!


宮城県で海鮮ラーメンと牛タン食うぞ〜!!!!


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マダム、ムッシュ、貧しい哀れなガンダムオタクにお恵みを……。