”嫉妬”について考える
こんにちは、星のさざめきです。
先日のnote記事で”あなたの思考をコントロールする支配者タイプ”について少し書きました。
その際に大嶋信頼氏の”支配者”や”嫉妬”について著書を思い出したのですが、自分は大嶋氏の本を昔に1~2冊程度しか読んだことがないものですから、どういう人だったっけ?と検索してみて出てきたのがこちらの記事↓。
では、まずは、”嫉妬”という言葉の意味についてコトバンクから。
前出の大嶋氏はこう言います。
これって、日本人って足を引っ張り合いするから海外でのコミュニティ形成が全然上手く行かないとかっていう話もよく聞きますよね~。
noteでも駐妻ゴリアテさんという方が、米駐在の恐ろしい(まるでホラーのようなと言ったら失礼ですがはっきり言って地獄だと思うよ)日本人コミュニティの人間関係の模様を吐露されています。
そうそう、私は海外住み経験は無いんですが友達がイギリスに行っていて、とりあえず日本人の嫉妬心の強さは異常だと言ってた…日本に帰国してからというもの、周囲から妬まれて一時期メンタル病んだって言ってましたもの。
ちなみに、この”嫉妬心”を占星術でみる場合ですと、真っ先にみるのが
N冥王星×太陽
の組合せになります。
これまでの鑑定経験から言うと、ソフトアスペクトでも結構強く出やすいですね。ハードアスペクトはバッカーンという感じ(-_-;)
どんな出方かと言うと
幼少期に親や兄弟から才能を徹底的に潰された(弾圧に近いかも)
これを大嶋氏風に言い換えるならば、
「幼少期にあなたの親御さんやご兄弟が自分には無い、あなただけの持って生まれた才能を見つけた。それを脅威に感じた途端に嫉妬心がメラメラと湧き起こり、動物的(本能的)にあなたを潰しにかかった」
ということなんだと思います。
「鳶が鷹を生む」とも言いますよね。自分よりも才能のある子供が生まれ、それを好ましく思わぬ親や兄弟も意外と多い、というのが知られざる実情なのでしょう。
それから「道成寺」でも女の顔が”般若”になりますが、般若ってつまりは嫉妬心ですよねー。
※他にも占星術で嫉妬についての見方は色々とあります。いずれご紹介していけたらと思っています。
さて、うろ覚えで恐縮ですが、自己啓発系チョーゼツ筆頭で嫌われ者(?)中谷彰宏氏の書籍だったかメルマガだったかは忘れましたが、確か嫉妬心について「トルストイの戦争と平和の登場人物は400人。読めば、嫉妬なんていう感情は無くなる。読むのに必死でそんな暇もなくなる!」みたいなことをおっしゃっていた記憶があります。
あの中谷氏が言うのだから、きっと誰にも嫉妬という感情は常にある。当然自分にも(認めたくないけど)それがあって、どう処理していくのかが肝なんだろうな、と思った記憶があります。(中谷氏ってすごい嫌われてるけど、やはり浪速の人だけあって根底には人情ってものがありますよね)
それで、今回大嶋氏フォロワーさんのブログを数件見て回ったんですが、ちょっとこれはアカンと感じましてね。
というのも、「これまで嫉妬によって散々苦しめられた人生。今も現実に兄弟や会社の人から嫉妬されてウザイ…」みたいなのが多い。
う~ん、なんか毒親の人と似てて(というか毒親育ち?)、50になっても60になっても「親のせいでこんな人生になってしまった。俺/私の人生返せー」と叫ぶオジサン/オバサン方とダブるのですよ。
それに人から嫉妬されたーばかり言ってるけど、実は人に対して相当自分も嫉妬してきてるのでは?とも思ってしまった。
大嶋氏の言ってることは何ら一つも間違っていないのだけれども、解釈を間違えるとオオこれは恐ろしいな…とちょっと思った夜でした。
嫉妬は誰にだってある感情!嫉妬はさっさと原動力に変えましょ!
てな感じで本日は〆ましょうか。
ではでは~☆
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