壮絶なるコロナ後遺症体験記③死を覚悟する

2021年11月

更に体調悪化が加速していく。

違う病院へ3回通うが、異常なし。

その頃、オンラインで演技レッスンの仕事をしていたが、1時間話した後、2時間休憩しなければ、動けなくなっていた。

また、パソコンを開ける作業だけで今にも倒れそうな眠気に襲われ、気絶するように倒れる事が何回も。

これは、もうダメだ、、、と思い、

仕事は週一回だけに減らす。

それでも、その1時間のレッスンの後、３日寝込まなければ、回復出来なかった。

何よりも怖かったのが、目を開けていられないくらい眠いのに、眠れなくなってしまったことだった。

睡眠時間は1日3時間から4時間くらい。

とても辛かった。

インフルエンザにかかったような状態がずっと続く。


更に追い討ちをかけるように、

今度は入眠時無呼吸症候群という

訳のわからない症状が勃発する。

寝ようとしたら、ハンマーで叩かれて寝るな！

と言われてるように、

呼吸が勝手に止まり、苦しくなって起きる。

とうとう、寝ることすらも許してくれなくなった。

常に呼吸が苦しくて、とうとう自分は死ぬんだ、、、と思い始める。


そして、年末に更なる悲劇が起こることを

この時はまだ知る由もなかった。