2023年12月の星の行方
潜光開始
みなさま、こんにちは。こじょうゆうやです。
今年最後の星の行方もとことん感覚的な言葉に終始したいと思います。
どうぞお楽しみください。
さあ、2023年も最後のひとつきを迎えましたね。ひとりひとりがどんな1年を過ごしてきたのかを感じると、実にさまざまなドラマが見えてきました。そのどれもが、客観視すれば感動で咽び泣くほどの出来事ばかりだったと思われます。
先月の星の行方でも書きましたが、現在のひとりひとりの様子はおそらく大翼が開いた状態のはずです。ただし、すぐ飛び立てる人はまずいないでしょう。長年にわたって縛り付けていた大翼、もしくはずっと存在していたのにまったく気が付かずにいた大翼を扱えるようになるためには、ちょっとしたプロセスが必要かもしれません。
無理やり羽ばたこうとすればできないことはないかもしれませんが、生傷を作って歯を食いしばるような、とても力んだ状態が容易に想像できてしまいます。もちろんそれでも構わないのですけれど、今月は思ったよりもすんなりとそのプロセスを堪能できるのではないか、という気がしています。
そのポイントになるのが、光に潜り込むこと。すなわち「潜光」です。
光と聞いて思い浮かぶのって、きっと自分の目線よりも高いところにある光だと思います。そうではない人ももちろんいらっしゃると思いますが、「光を見て」と声をかけるとおもむろに上を向く人が多いことから、きっと光は上のほうにあると思い込んでいる方が多いと思います。
では、「潜る」とはどういう感覚でしょうか? 例えば、水の中に潜るという感覚は、きっと内側へ向かうような、奥へ向かうような感覚で、目線は下向きになることが多いはずです。
そのイメージで光に潜ろうとすると、光の位置を下のほうへ、内側のほうへ持ってくると思われます。そう、実はこの12月に意識する光って、内側のほうにあるんです。
ここまで読み進めていただくと、おそらく光の正体がわかるのではないでしょうか。そう、「光」とは自分自身のことです。
今月は、その背中にある大翼を使って自由に羽ばたくために、自分自身という光に潜り込むプロセスを踏むタイミングが訪れている、そんな感覚があります。
今日12月1日金曜日の朝に、地球という生命体から手繰り寄せた言葉は「潜光開始」でした。それでは、光に向かって進んでいきましょう。
闇と共存する光
地球上でよくあるのは、光と闇、どちらを選ぶかという二者択一的な思考や行動です。でもそれって、当の本人にあたる光と闇からしたら相当滑稽な話のようなんです。その言葉をセリフにしてみましょう。
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