Rabbit & Steel: 覚悟を決めろ!
読み方は…『ラビット & スティール』。
ジャンルは、ちょっと例えづらい。レイドバトル風 RPG と言えば伝わるだろうか ?
別の例え方をするとしたら、FF14 のレイドをし続けるゲームだ。
ルート選択は、最初に行くところのみ決めることができる。
その後のルートは、ほぼ固定。
クリアを目指すなら、避けやすいと感じたルートからが吉。
ルート選択後は、ボスまで決められた敵、宝箱を通っていくことになる。
ボスを倒すと次のエリアへ行き、最終的に月光の塔を目指すことになる。
操作は比較的癖があるマウスの操作 or キーボードの十字キーによる操作 +
4つのスキルを使うだけのシンプルなものとなっている。
戦闘は、スキルを使うと次に使用できるまで何秒か待つ仕組み、グローバーるクールダウン(GCD)が採用されており、絶えずダメージを出しつつ、
敵の攻撃をよけ続ける…といった形だ。
ボタンが少なくなった FF14 、と言うとある程度分かる人がでてくるかもしれない。
一応、ローグライクと銘打っているため、ショップではスキルを強化できたり、宝箱からはアイテムなどが入手できる。
宝箱のアイテムは、マルチプレイヤーの場合は、MMO っぽく欲しいものが被ったときは、ダイスの目が高い人が入手できる仕組み。
スキルを使用すると次に使用するために何秒か待つ仕組み、グローバルクールダウン(GCD)を利用して、絶えずスキルを出して火力を出しつつ、敵の攻撃を避ける…といったゲーム性だ。
敵の攻撃手段の多くは、(主にFF14で)見覚えのあるようなものがおおく、
重なって受けてはならない、動いてはならない、といったシンプルなものが複合して押し寄せてくるものが多い。
参加している人数次第で、ある程度攻撃が変わるようです。
個人的には、ソロよりマルチの方が避けやすいと思いました。
手軽に FF14 みたいな戦闘を楽しめる反面、気になる点が多くちょっと集中できなかった。
とりあえず、ローグライクではない。
ぽさはあるのだけれど…
・スキルは重複して強化できない。
・装備品は決まった個数しか手に入らない。
・そもそも装備品もスキルの強化先も少ない。
・スキル、装備品にシナジーを感じづらい。
・ルートが固定されすぎて、戦う敵、宝箱のタイミングが全部同じ。
MMORPGのレイド感を楽しめるゲームではあるが、ローグライクではない。
攻撃の視認性の悪さと、移動猶予の短さがえげつない。
誰からノックバックするのか、どれがラインなのか、どのタイミングで発動するのかが様々な色、位置で表示されてるので、ノックバックがどこからなのか本当に把握できない。
また、移動が遅れる、もしくはお互いに対角にいるとほぼ間に合わないことがあるのも問題だと思った。
無敵で避けろと言われればそれまでである。
戦闘中にバフやデバフの内容を知ることができない点も気になった。
『ランダムで何かが起こる』で、バフ名がついてもそれはどういう効果なのかを知る術がない。
デバフも実害があるまでわからないので、おそらくでの推測しかできない。
それも無敵で避けろと言われればそれまでではある。
経験値やお金が貢献度によって変動する。
レベルはあがれば 1% 攻撃上がるらしいし、お金は薄給気味のため、
貢献度(DPS ?)を稼がないとレベル差がプレイヤー感でもできあがる。
火力を集中させる、みたいな戦略もあるのかと思ってますが…果たしてそれ必要あるのか…? 感はぬぐえない。
気になる点も多いものの、レイドボスってこんな感じ！みたいなのを上手く表現できているなと思った。
似たようなジャンルとしては、TrinityS も最近正式版がリリースされている。
各職業(ロール)毎にやることが大きく変わるところも体験したい人はそちらもプレイしてみてはいかがだろうか。
今後のアップデートに乞うご期待といった感じで、買うかどうかの覚悟を決めろ!
Steam では 2024 年 5 月 17 日まで、10 % オフの 1530 円で発売中です。
配信のアーカイブはこちら↓
良ければフォローしてくれると嬉しいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？