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2022CL愛知ベスト16 ウルネクゾロアーク


はじめに


初めましてオレンジ@stampmujinです。

私自身大きな実績などはありません。

基本的には、弟の「ろい@mihaa0516」と二人でデッキを作成しています。

今回は私達兄弟に「ちあい@sw_pcg」「げーちす@ghetsising」の2人を加えた4人でデッキを考察していきました。

弟のロイはWCS日本代表の権利を持っており、我が家のデッキ作成には自信がありました。


過去に作ってきたデッキ

2019柏シティリーグ準優勝 三神シルヴァディ 

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2021CL横浜 ベスト8 コンボセキタンザン

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今回CL愛知エクストラレギュレーションの出場あたり、昨年の11月頃からエクストラレギュレーションの調整と考察を重ねてきました。 

「CLで勝ち上がる」という目標を設定して、その為に意識した点が2つのあります。

・環境の認識とはちがう本質の認識を見つけ出す
(例)回らないと認識されたデッキからギミックや優先度の低いカードを探し出し安定札を増やす。

・新しいアーキタイプのデッキを考察する

今回の私達のデッキは後者の「新しいアーキタイプのデッキを考察する」を熟考して作成できたと考えています。

その中の過程でまずは環境を考察しました。

考察は以下の通りです。


大会前tier表

tier1
こくばバトレックスVMAX
カイリュー系統

tier1.5
メロエッタゲノセクト
悪パーフェクション
アルセウスダストダス
アマージョ

tier2以下
はくばバトレックスVMAX
ミュウV MAX
ターボダーク
LO
TAGバレット

環境予想
こくばバトレックスがデッキパワーが高くて対応の幅が広いと考察しました。
こくばバトレックスに有利を取れる悪タイプのデッキが強いと考えました。
悪タイプのデッキの中でこくばバトレックス以外にもしっかりと勝てるデッキは
悪パーフェクションか、ターボダークの2つのタイプを考察したが、悪パーフェクションは特性ロックやカイリュー系統の「やまびこホーン」、ウソッキー(みちをふさぐ)重要カードのサイド落ちなど不安要素が多い為に断念しました。
ターボダークも同様にウソッキーが厳しい為、あまり強いデッキとは判断しませんでした。
以上のことから『悪タイプを握る上で不安が残る環境』と判断した為、CL愛知の環境は対応の幅が広いこくばバトレックスと、後攻で強いカイリュー系統のデッキの2つのデッキが頭一つ抜けていると考察しました。


私たちがウルネクゾロアークを握るまでの経緯


エクストラレギュレーションはリミットレスの登場により、以前の情報が封鎖された環境から、ある程度の情報が公開されている状態となり、日本の発売タイトルに当たる、スターバースまでのエクストラレギュレーションで新たなアーキタイプのデッキを作成するのは困難と判断しました。
その為、バトルリージョンのカードリストから新たなアーキタイプのデッキを作成できないかと模索する中で1枚のカードの強さを感じ考察をスタートしました。

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こくばバトレックスを一撃で倒せる上に、特性「ハッスルバーク」により攻撃するエネルギーを不要とする為、グラエナに可能性を感じました。
ポチエナを入れて進化をするデッキを組んでも、デッキスロットを沢山使ってしまい、あまり強くないと考えた為グラエナをデッキに入れるならゾロアーク(げんえいへんげ)を利用して複数回利用するエンジンの方が、こくばバトレックスに強く出れると判断しました。

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ゾロアークのラインを多く採用してビッパ(はたらくまえば)や、ゼブライカ(はやがけ)などのシステムポケモンとアローラベトベトン(かがくのちから)とグラエナを採用する『ゾロアークエンジン』を発見して、とても強く感じました。

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図のように、グズマでベンチのシステムポケモンやアローラベトベトンを倒されても、ゾロアークをベンチに置いてあれば、倒されたポケモンを確定で蘇生することができます。

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エキストラレギュレーションでは後ろを呼ぶ手段と手札を干渉する手段を1ターン内同時に行う事が基本は出来ません。

その為、従来のウルトラネクロズマのデッキでは「フィールドブロアー」で「しあわせたまご」を割られたターンにNなどで手札干渉をされてしまう弱点を克服しています。

ネクロズマとゾロアークシステムを採用したデッキを組む事でこくばバトレックスに有利でその他のデッキにも5分の勝負ができる為、環境に適してるデッキと認識しています。


デッキレシピ

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