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#1 一度退職して戻ってきた!最前線で活躍する営業社員に今の思いを聞いてみた【七夕物語】

この企画では、「七夕物語」と称し、クルー(弊社では社員のことをクルーと呼びます)の思いをお届けいたします。
※本記事は、スターフェスティバルぴーぷる部(人事部)がインタビュー内容を編集してお届けしております。

第1回目のお相手は、一真さんです。

店舗営業(大阪・新規事業) 佐々木一真

語り手紹介
大阪支社所属 佐々木一真(ささきかずま)。
スターフェスティバル入社前に製造パートナー(キッチン、レストラン、工場など、スターフェスティバルと契約を結んでいる製造側の総称)として一緒に仕事をしていたところから、スターフェスティバルでの仕事に興味を持ち、広島支社での採用通知を受けてジョイン。
広島でしばらく働いたあと、現在では大阪支社を管掌しながら新規事業にも携わる。

日々の業務について

大阪支社での業務としては、フードデリバリーの総合モール「ごちクル」に掲載いただく飲食店舗様(以下店舗様)を新規で獲得をしたり、今既存で加入頂いてる店舗様にお弁当やオードブルなど新しい商品を出していただく営業がメインですね。
店舗様って、いろいろなお悩みをお持ちなんですよね。売上を伸ばしたい!とか、作り手の思いを届けたい!とか。そういったご相談を受けて、新しい提案や+αの提案をすることがメインミッションであり、やりがいでもあります。

店舗様とお話する時は、ほぼ代表者の方とお話をさせていただく機会が多いので、良くも悪くも成果に直結するんです。店舗様によっては、社員の方と同等かそれ以上に私たちの声がサービスや商品に反映されやすい立場でお話をさせていただいていることもあると思います。
お客さまである店舗に対して忌憚のない意見やご提案をすることにやりにくさは感じないですね。私たちのことをフードデリバリー業界のプロフェッショナルとして見ていただいているので、立場関係なく私たちの声にしっかりと耳を傾けていただけることが多いです。

スターフェスティバル(以下スタフェス)は14年間ずっとフードデリバリー業界で走ってきて、課題はあるものの、今や大手ともいえるところまで成長することができました。企業や団体をお客様とするBtoBのフードデリバリー領域 で言えば、どのサイトよりも売上げ規模も大きいはずですし、「ごちクル」だけではなく「ごちクルNow」や「おまかせケータリングdish」など扱ってるサービスも非常に幅広いと思うんですよね。そういう環境下で、あらゆる店舗様とお弁当を作り、フードデリバリーについて語る機会も重ねてまいりましたし、そういう意味でずっと最前線に立たせていただいてきたと思っています。そういうのがプロ意識のバックボーンになってるのかなっていう風に思いますね。

新規事業部にも所属しているので、東京に月に1〜2回行っています。業務としてはフランチャイズの加盟店様獲得の営業がメインです。

モチベーションを感じることは、一から新しいビジネスを会社の中に立ち上げる上で、代表のYusukeさん(スタフェスでは社長のことをこう呼ぶ)がリーダーだということもあり、どんどんやりたいことを話せて、それを形にしていける点が大きいなと思います。
あとは、新規事業において私たちが作っている新たなビジネススキームが、今後スタフェスの既存サービスにおいても大きなインパクトを与えると思っているので、会社の将来を創るという点においても、大規模かつやりがいのある仕事をやらせてもらっているなと思います。

私自身、製造パートナー側にいたから思うことがいくつかあるんですけど、フードデリバリーって製造側の店舗様からすると、参入障壁がすごく高いんですよね。
お客さんを集めて、サイトを作って、配送網を作って、PR していく。それを全部自分たちでやらなければならないっていうことを考えると、時間・お金・人・場所が、いくらあっても十分ということはなくて。

スタフェスのグッドなところは、フードデリバリービジネスに必要な工程の製造以外の部分を全てをやりますというところなんです。店舗様が一番効率的な形で参入できる上に、万一食事を召し上がる方とのトラブルが発生した際も対応についてアドバイスさせていただいたり、新しい商品を一緒に作っていくお手伝いをさせていただいたりします。
フードデリバリー参入から伴走までのサポートを一気通貫で行う会社って、今の世の中まだそんなに多くはないと思うので、その点すごく価値のある仕事をしていると感じます。


実は一度退職していた

私、スタフェスを一度退職しているんですよね。入社してから6年ぐらい勤めて、転職をしました。
というのも、一次産業に興味があったからです。地元である広島県に一次産業というか、農業経営の大きい企業があって、その分野で一回経験を積みたいなと考えたんです。
スタフェスはすごく働きやすくて、もちろんやりがいや楽しさっていうのはあったんですが、「このままでいいのか?」っていう疑問にぶち当たったのもあり、一回外に出てみる選択をしました。

ただ、農業系の企業で1年ほど働いて、環境の変化を求めてスタフェスに戻りました。
私がスタフェスで働いた6年間、1年と同じポジションだったことがないんですよね。広島支社で1年働いて、広島支社のマネージャーをやって、大阪支社のマネージャーをやって、ブロック長(マネージャーの上のレイヤー)をやって、関西に限らず全国各地の特定のサービスを扱うチームを管轄して、その後東京の「ごちクルNow」チームの営業をやって・・・。
6年間でそれだけ色々なことをやらせていただいたんですけど、こういう経験って他の企業だとなかなかできないことを知ったんです。一つの仕事をずっとやっていく会社の方が多いと感じたんですよね。それはそれでメリットはもちろんあると思うんですけど。

スタフェスって、ハイレイヤーとも気兼ねなく話せますし、自分が良いと思った事はどんどん発信していけるし、達成すればポジションも与えてもらえます。環境の変化による加速度的な成長を実感できる企業だなと思い、スタフェスに戻りたいなと。退職しないと気づかなかったことでしたね。

環境が目まぐるしく動いていくのは、疲れるけどありがたいこと。正直すごく疲れますけど、人間はちょっとぐらい負荷をかけた方が伸びると思います。
ただそれをやるかやらないかっていうのも個人の自由じゃないですか。もちろん、ずっと同じ仕事を続けるっていう選択肢もメリットもある。スタフェスには、それが駄目って言う人もいなくて、「そういう人もいるよね」っていうスタンスでいるのが多様性を認めるいいところだなと思いますね。


大阪支社について

普段私が一緒に仕事をしている大阪支社には、私含めて男性3人と、女性が4人在籍しています。みなさんお住まいが分散していて、香川県、広島県、大阪府、兵庫県と、関西を中心に構成されています。東京本社は段々と営業メンバーが出社メインに切り替わっていますが、支社はまだ出社の選択が自由で、自宅で仕事ができる環境もうまく活用していただいているんだろうなと思います。お子さんがいる方も、時間制限があって大変なはずなのに、それを感じさせないくらいパワフルに仕事に取り組んでいらっしゃいます。各々が自立しているので、誰かがお子さんが病気で急遽休みという場面でも、お互いをカバーしあいながら仕事ができているのは、大阪支社のパワフルさならではかなと思いますね。

この環境は、働くママパパからしたらめちゃくちゃ心強いと思います。大阪では「シャショクル」(現在は「ごちクルNow」とサービス統合)もサービス展開してますしね。「シャショクル」のスタッフはママさん社員10人ぐらいでやっていただいてるけど、みなさん責任感と協調性があるような気がしますね。私自身、そういう自立したチームに日々助けられることが多いです。

各々の能力ってすごく高いんですけど、一方で、それを効率化するというところはまだ課題が残っているかなと思います。基本各自で何でもできるんですけど、得手不得手ってあるじゃないですか。その動線を決めて振り分けをして、最大化する "組織" ってなんだろう?とよく考えます。

本社と違って支社って「店舗専門」とか「ロジスティクス専門」とかに分かれていないから、スタフェスが掲げているデリバリービジネスにおけるあらゆる工程 の全部に関わることになります。そういう意味で、支社ってスタフェスの全容を知るには一番いい場所だと思ってますし、組織の最大化はマストだなと。

チームが7人いるなら、ただ足して総力を7にするのではなくて、乗数にするのが責任者がやらなきゃいけないことだろうと思いますし、そういう組織づくりをやりたいという人が出てくるならば、是非その人に組織の最大化についても一緒に考えてほしいと思っています。


大阪支社に求める方

採用面接をしていると、よく求める人物像を聞かれることがあるんですけど、私がまず頭に浮かぶのって、能力とか営業スキルとかではないんです。
大阪支社で言うと、お互いの影響力を大事にする風潮があるので、新しいメンバーを迎え入れようという気持ちは大きいんですよね。だから、新しくジョインしてくれた方に対して、誰もが教えよう・伝えようとするし、全員で引き上げていこうという環境を、全員で作っています。そうすると、能力も営業スキルも、真面目に頑張ればついてくると思うんです。

大阪支社をもっと盛り上げるためにジョインしていただきたいのは、「元気があり、やる気のある方」に尽きると思っています。今まで私も何回か選考面接させていただいていますけど、大阪支社にフィットしそうだと思う方って、総じて元気がいいんですよね。
あとは、「入社してこういうことをやりたいんです!」という前向きな気持ちがあったり、スタフェスについてとことん調べてきてくれたり。そういう熱い気持ちが伝わってくる方って、入社したら絶対活躍する方だろうなと思っています。

代表のYusukeさんがよく、「”社長”を俺よりできる人がいたらいつでも代わる」って言っているので、「社長になりたい」と思っている人がハマるんじゃないですかね。ここより上の視座はないと思います。
社長になりたいって言ってる人は必要とされるものが多いことも認識してるでしょうし、「スタフェスを使って何かしたい」って思っている方、私は好きですね。スタフェスはどんどん大きい組織になっていっていると思うので、「歯ぐるまにならないように」というのは、自分自身も大切にしている思いです。


これからのビジョン

どのポジションを目指すというより、会社に影響を与えられる人でありたいっていうのが私の目標ですね。Yusukeさんには「それ、社長じゃん」って言われたんですけど(笑)
自分のやっていることをしっかりと形にして、全社員にとって良いことができる人間になりたいなって思います。
まずは、新規事業において自分がやってることを、今後のスタフェスのスタンダードなビジネスに変えていきたい。そして、組織作りの面では、今後会社が100人、1000人っていう組織を目指していく中で、ともすると”テキトーでもいいじゃん”って思ってしまう場面も出てくると思うんですけど、そうでないやり方を構築していきたいです。

社内に向けて伝えたいのは、自分の考えを遠慮なくどんどん人に発信していきましょうっていうこと。
すごく悩むこととか、どうしようって思いあぐねることって結構あると思うんですよね。でも、人の意見を聞いたら解決は早くなるかもしれないし、自分の勉強にもなるから、ぜひ色々な人と話をする機会をみなさんに持っていただければなと思っています。

転職活動中の方、スタフェスを知ってくれている方へ!
まだまだベンチャーって名乗っているぐらいなので、今の会社の組織の中で、「ごちクル」の店舗営業です!みたいな営業オンリーのポジションはそこまで困ってません。どちらかと言うと、「これを使って何ができるだろう」を考えられたり、自分のやりたいことや枠に捉われずにビジョンを語れたりする方と一緒に仕事がしたいです。
ぜひ、色々と話しましょう!一緒に成長していきましょう!

編集後記

最後までお読みいただきありがとうございました!

初回は一真さんのお話を伺ってきました。
実は筆者は一真さんときちんとお話ってしたことがなくて、このインタビューがほぼ初めての会話でした。
なぜ会話をしたことがないのにお時間をいただいたか言うと、アルムナイ(企業を離職・退職した人、その集まり)に興味があったからです。

HR領域にいると、入社だけでなく退職の場面とも出会います。
退職理由は人それぞれですが、みなさん新しい環境でご活躍されているな~とSNSで見かけることがほとんどです。
そんな中、戻ってきた方がいる!しかも支社のマネジメントをしながら新規事業にも携わっている!と衝撃を受け、インタビューに至りました。

自分が今いる環境って、良くも悪くも俯瞰的に見ることが難しいものだと思っています。だからある時は夢を語るし、ある時は愚痴をこぼすかもしれない。そこを離れてみて、別の環境から振り返って見て初めて、見えるもの・気づくものがあるのかなと。

昔とてもお世話になった方に言われたのが、「後悔しない道を選ぶのではなく、選んだ道を後悔しないように努力せよ」というものです。
ずっとこの言葉を胸にやってきたのですが(というのも、そもそも筆者は えいや! で物事を決めがち)一真さんの話を聞いて、後悔したら戻ってみるのもありじゃん!と思ったんですよね。
「こっちの方がよかった」って気づいたことが前進であって、それってやってみないとわからないことで、気づいて戻れるのならまた飛び込んでみるのもいいんだな、と。

もちろん受け入れる側の状況もありますし、アルムナイとは言え選考スキップで入社には至りませんが、戻ることにもチャレンジできるという意味で、スターフェスティバルは柔軟な会社だと感じました。

「会社に影響を与えられる人でありたい」とお話してくれた一真さんですが、一度会社を飛び出したからこそ発信できることもあると思います。
大阪支社リーダーとして、新規事業メンバーとして、一真さんの今後に注目です!


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