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フリーターの作家志望に残された手段

 僕はいま会計事務所にパートで勤務しています。フルタイムで働いている人に比べると、仕事をしている時間は少ないと思います。午後の12時半に出社して17時過ぎにき帰宅をしています。平日の午前中は時間があります。 
 僕が毎日投稿をはじめようと思ったきっかけは、自分は普通にフルタイムで仕事をしているひとより時間があるのでした。その時間を有効活用したかったからです。世間のひとは、たくさん働いているのに自分は何もしていないのであれば、その分何かやりたいと思いました。
 もしかしたら、その時間を自分の創作活動や読書の時間に費やすのがいいのかもしれませんが、作家になるなら将来的に「書く」という行為を継続することが求められるでしょう。そのための練習として利用することにしました。
 そんなことは、作家になったあとに考えればいいかもしれません。でも、もし作家になれなかった場合、これまでの時間を無駄にしたくありません。自分に何かを残しておきたいという気持ちがあります。作家をめざしているあいだ何か自分の中で継続したことがあれば自分の自信になるはずです。なので、書くことにしました。それにフルタイムの人より時間があるので、自分ができる残された手段として日記をはじめたのです。

 おそらく、小説家になれる人は決まっていると思います。同じようなことを作家の九段理恵さんが言っていたような気がします。デビューできたとしても、そのあと継続して作品を書き続けることが出来るのは一握りのひとです。厳しい世界です。
 作家になるのであれば、生まれ持った資質や才能で決まってきます。僕には、それがあるかどうかわかりません。わからないまま書き進める。不安以外の何もありません。でも、そんななか書き進めることが求められるのがこの職業なのでしょう。
 そんな不安は書くことによって、一時的に忘れることができます。書くことは、それくらい夢中になる行為なのです。不安や迷いをなくすために書き続けて、また不安や迷いが出てくるから書く。もう中毒症状に似たようなものです。でも、それがたまらなく快感になります。

 小説家なれるかどうかわからない。だからこそ、自分が小説家をめざしていたという足跡を残すために、僕は日記を書いてます。もしかしたら、このように自分のやりたことをやり続ける姿勢を見せることによって自分の夢に繋がるかもしれません。そのような気持ちで取り組みたいと思っています、


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