見出し画像

まだ……寝ないから……〜非夢女子が選ぶ283プロ28人〜


1.はじめに

 この記事は、二次創作界隈の知識の乏しい非夢女子2名が、夢女子的シャニマス研究を通じて、283プロの28人を夢女子人気がありそうなキャラを独自の基準で選考し、順位をつけたものである。

 風薫る爽やかな季節の5月はじめ、私の世界は広がった。夢女子との出会いである。きっかけは、『夢女子が選ぶ○○年の100人』というnoteの記事である。夢女子が夢見るキャラに投票し、上位100人が投票者のコメント付きで発表される。毎年1月に記事が投稿されており、夢女子のキャラに対する熱いコメントや奇想天外な視点がとても面白かった。年齢・性別・種族問わず夢を抱く全ての夢女子に、驚きと敬意の念を抱き、私の世界は一変した。なんだこの存在は!!!どうしてこんなに好奇心を刺激されるのだ、、、。
 しかし、大好きな283プロのアイドルたちが残念ながらランクインしていない。ウマ娘はいるのに。高い精度で世界観が作り込まれ、愛すべき素晴らしい283プロのアイドルたちが、世の乙女たちに夢を見せられないはずがない。ということで、上記事を参考に夢女子が選ぶキャラクターを分析し、彼女たちのコメントを元にいくつかの傾向を読み取り、それぞれ点数化することで各キャラの夢度を測った。
 もちろん、シャニマスに限らず、キャラや物語の解釈は読み手の数だけ存在する。できるだけ根拠の提示できるランキングにしたつもりではあるが、少なからず偏りがあることはご了承いただきたい。

2.研究者紹介

  1. シャニマス歴3年、非夢女子、理系

  2. シャニマス歴2年半、非夢女子、文系、本記事執筆者

以上2名で審議したのち、二次創作界隈に生きる夢女子有識者1名に評価していただいた。また本研究は、有識者に夢女子界隈について大まかにご教授いただいてから開始している。

3.選考ポイント

 先ほど紹介した『夢女子が選ぶ○○年の100人』の記事を数年分拝読し、ランクインキャラ、夢女子のコメントを元に以下5つの判断基準を設定した。各項目ごとに点数化し、283プロのアイドルを合計点の高い者から並べた。

①容姿 配点30
 やはり好意を抱くにおいて見た目は非常に重要であるため、配点は高めに設定した。なお、今回は夢女子的ランキングなので、クール系・中性的・個性的・ファッションリーダー的要素が高いアイドルに高得点をつけている。その為かわいい系・ガーリー系・小動物系のキャラクターは点数が低くなっている。決してアイドルの美醜に優劣をつけている点数ではないことをご承知おきください。

②将来性 配点30
 将来性ということばにまとめると語弊があるかもしれないが、わかりやすく言うと、そのキャラと特別な関係になる想像のしやすさである。夢主に対する愛情表現の多さ、攻略難易度なども含んでいる。また、ハッピー、バッド、ifなど2人の歩む道の幅の多さも加点ポイントとなっている。

③カリスマ性 配点20
 本研究で1番言語化が難しかった要素がこのカリスマ性である。大まかに二点ある。一点目は、表現が悪いかもしれないが「この人に好かれる私は価値がある」と思えるようなキャラクターであるかどうかである。二点目はキャラクターが夢主に向けた態度が「夢主特有のものであるか、他者にも同様に接するか」わかりやすいことである。

④優しさ、あるいは孤独 配点10
 女子は自分に優しい人が好きな生きものである。また、闇を抱え孤独に震える者に弱い。

⑤好きな人がいない、夢主以外に執着度の高い人物が少ない 配点10
 283プロのアイドルを考えるにあたり、無視できない人物がいる。それはプロデューサーである。シャニマスには「Pラブ」という概念が存在するため、選考ポイントに加えた。
 参考: 1(Pラブ)<<<<<<10(Pラブではない)

以上 満点100

4.ランキング結果

1位 斑鳩ルカ(CoMETIK) 90点

①容姿 25/30 ②将来性 30/30
③カリスマ性 18/20 ④優しさor孤独 10/10
⑤好きな人の有無 7/10

 カミサマと讃えられるルカが堂々の1位。全ての要素において高得点を獲得。個性的でインパクトのあるルックス(①)、ルカを幸せにすることも病ませることもでき、また、ツンデレ・ヤンデレ・デレデレ・憧れオチなど想像しやすいストーリーの豊富さ、さらに大切な人(過去の美琴・母親など)に対しては愛情表現も惜しまないため将来性において満点を獲得(②)。そして現在(2024年5月時点)、深い孤独感を抱えており、年下に対する面倒見の良さで優しい一面も垣間見せている。そのため④でも満点の評価。人を寄せ付けないため、ルカに好かれる希少価値は高いと考えられる。カリスマ性も申し分ない(③)。⑤についてはまだ283プロに加入して日が浅く、コミュ自体も他のアイドルに比べて少ないためPラブであるかどうかは今後数値の変動も考えられ、判断が難しいところがある。しかし、美琴に対し非常に大きな感情を抱いているため満点を逃した。あと灯織。(?)


2位 白瀬咲耶(アンティーカ) 75点


①容姿 24/30 ②将来性 23/30
③カリスマ性 12/20 ④優しさor孤独 10/10
⑤好きな人の有無 6/10 

 王子様キャラの咲耶も全ての要素で着実に点数を伸ばし堂々の2位。公式紹介文に「容姿端麗」と書かれており、身長も高く、夢界隈では正統派のビジュアルに分類される(①)。②については夢主に対する愛情表現も多く、ハッピー・憧れオチ・夢主の背中を押す親友ポジなどストーリーも豊富だが、咲耶を泣かせるのは少々モラルに反するためバッドは考えづらい(②)。咲耶は寂しがり屋の優しい女の子である(④)。カリスマ性も申し分ないが、周囲の人間には王子ムーブをかますので③では中間点程度にとどまった。⑤のプロデューサーに対しての好意は高めではあるが、父親と重ねている感、お兄ちゃん的存在として頼っている可能性など、ラブかどうかは解釈の余地が見受けられる。またアンティーカという大切な居場所を見つけている。


3位 浅倉透(ノクチル) 74点


①容姿 30/30 ②将来性 20/30
③カリスマ性 20/20 ④優しさor孤独 3/10
⑤好きな人の有無 1/10

 圧倒的なビジュアルを誇る透がトガったグラフで3位にランクイン。ビジュアル・カリスマ性はともに満点を獲得。ただ幼なじみのノクチルがいるため孤独ではない(④)。②については、ハッピー・バッド・憧れオチ・思い出オチなどのストーリーの豊富さで点数を伸ばした。しかし、彼女はシャニマスにおいてPラブ代表格ともいえるアイドルであり、他者にもそれほど興味を示さないため、攻略難易度は高めとなり、点数を落とした。


4位 西城樹里(放課後クライマックスガールズ) 72点 


①容姿 20/30 ②将来性 25/30
③カリスマ性 7/20 ④優しさor孤独 10/10
⑤好きな人の有無 7/10 

 シャニマスのボーイッシュ枠樹里が4位にランクイン。金髪ショートカットでスポーティーな見た目であるため①では高得点を獲得したが、放クラはポップ系統のユニットであるためかわいさも残り、上位3名に一歩及ばなかった。②ではハッピー・バッド・夢主の背中を押す親友ポジなどストーリーも豊富。彼女と関わった人間は口をそろえて「樹里ちゃんは優しい」と評価する。そのため④では満点を獲得したが、③で点数を落とした。


5位 田中摩美々(アンティーカ) 67点

①容姿 22/30 ②将来性 17/30 
③カリスマ性 15/20 ④優しさor孤独 5/10
⑤好きな人の有無 8/10 

 パンキッシュで個性的なビジュアルで高いカリスマ性を誇る摩美々が5位にランクイン。プロデューサーには懐いているもののラブ度はあまり見受けられない(⑤)。押してもあまり感情を動かしてくれなさそうではあるものの、好かれた後は実は寂しがり屋で依存度が高く、いたずら好きでコミュニケーションも多くとってくれるため②でも点数を落とさなかったことが上位ランクインの要因となった。


6位 八宮めぐる(イルミネーションスターズ) 
66点


①容姿 18/30 ②将来性 24/30
③カリスマ性 8/20 ④優しさor孤独 10/10
⑤好きな人の有無 6/10 

 シャニマスの公式太陽めぐるが将来性の高さと持ち前の優しさで点数を伸ばし6位にランクイン。しかし、めぐるの優しさは基本的に周囲の人間全員に向けられているものであり、友人が多く部活の助っ人など各所で求められている人物であり、カリスマ性もある。そのため夢主に対する態度の特別性は少なく、③で点数を伸ばせなかった。Pラブ度については若干匂う部分があり、真乃・灯織と特別な絆を結んでいるため⑤では中間点程度にとどまった。


7位 小宮果穂(放課後クライマックスガールズ) 65点


①容姿 11/30 ②将来性 29/30
③カリスマ性 8/20 ④優しさor孤独 8/10
⑤好きな人の有無 9/10 

 163cmの高身長を誇り、放クラのセンターも務めるため小学生ながら①③で中間点近くを獲得。②についてだが、まだ小学生とは思えないほどしっかりしており、気配りも満点(④)、安定感のあるユニットのお姉様方(しかも4人も!)に影響を受けているため果穂成長ifのポテンシャルは計り知れないほど高い。⑤では、憧れのちょこ先輩がいるためマイナス1点。


8位 幽谷霧子(アンティーカ) 64点


①容姿 15/30 ②将来性 17/30
③カリスマ性 15/20 ④優しさor孤独 9/10
⑤好きな人の有無 8/10 

 独自の世界観を持つ霧子がそのカリスマ性で点数を伸ばし8位にランクイン。アンティーカというユニットのコンセプトと儚げなビジュアルも加味されツインテールながら①では15点を獲得。霧子の世界観から発される愛情表現に胸打たれる夢女子も多いのではないだろうか。


9位 緋田美琴(SHHis) 63点


①容姿 24/30 ②将来性 17/30
③カリスマ性 14/20 ④優しさor孤独 3/10
⑤好きな人の有無 5/10 

 ステージにこだわり、クールビューティで大人びたビジュアルの美琴が①③で高得点を獲得。ただステージ上以外のあらゆることに対して興味が薄く、本人はあまり孤独も感じていないため②④で点数を落とす結果となった。⑤に関しては読めない部分も多いがプロデューサーへの依存度と好感度は高めであり、中間点となった。

10位 風野灯織(イルミネーションスターズ) 
62点


①容姿 16/30 ②将来性 25/30
③カリスマ性 11/20 ④優しさor孤独 6/10
⑤好きな人の有無 4/10

 ハッピー・バッド・灯織困らせ・灯織成長if・イルミネオチなど想像が大きく広がるため②では高得点を獲得し、トップ10入りを果たした。しかし青色担当でクール系の見た目ではあるものの、幼さの残る顔立ちと身長の低さで①で伸び悩んだ。また、多忙なプロデューサーの不摂生が気になるらしく、食事について口出ししたりお弁当を作ってきたりとPラブ度は高め、さらに真乃・めぐるオチも可能性として考えられやすいため⑤で点数を落とした。

11位 和泉愛依(ストレイライト) 61点


①容姿 22/30 ②将来性 10/30
③カリスマ性 10/20 ④優しさor孤独 9/10
⑤好きな人の有無 10/10

 クールでセクシーな愛依がそのビジュアルと優しさで高得点を獲得。しかし基本的に誰に対しても態度があまり変わらず、また優しさは申し分ないが事後対処系サポートタイプなので関係の進展が図りにくく、②で点数を伸ばせなかった。


12位 櫻木真乃(イルミネーションスターズ)/
    樋口円香(ノクチル)    60点
 

・櫻木真乃(イルミネーションスターズ)


①容姿 10/30 ②将来性 24/30
③カリスマ性 12/20 ④優しさor孤独 6/10
⑤好きな人の有無 8/10 

 シャニマスの不動のセンター、真乃がここでランクイン。柔らかい雰囲気でありながら彼女の持つまっすぐさ、一生懸命さに胸打たれる夢女子も多いのではないだろうか。決めるときは決める印象もあるため、追いかけてきてほしいときに追いかけてきてくれるような信頼感がある。また、灯織オチ、めぐるオチなど様々なバリエーションが考えられ②で高得点を獲得。

・樋口円香(ノクチル)


①容姿 17/30 ②将来性 23/30
③カリスマ性 10/20 ④優しさor孤独 5/10
⑤好きな人の有無 5/10 

  全要素ポテンシャルは高く、バランスは良いものの相対的に見たときに突出した者に一歩及ばずこの順位となった。優しい人物ではあるが誰彼かまわず振りまかれるものではない(④)。⑤については評価の分かれるところではあるが、Pラブ度は若干高めの評価とした。


14位 有栖川夏葉(放課後クライマックスガールズ)/大崎甘奈(アルストロメリア)   59点

・有栖川夏葉(放課後クライマックスガールズ)

①容姿 18/30 ②将来性 20/30 
③カリスマ性 12/20 ④優しさor孤独 6/10 
⑤好きな人の有無 3/10 

 かわいげも残す頼れるお姉さんキャラの夏葉がここでランクイン。カリスマ性も申し分なく、ハッピー・バッド・夢主応援ポジなどストーリーも十分考え得る。しかしプロデューサーに見せる表情・言動などPラブ度が割と高めなため⑤で点数を稼げず、この順位にとどまった。

・大崎甘奈(アルストロメリア)

①容姿 13/30 ②将来性 28/30 
③カリスマ性 10/20 ④優しさor孤独 7/10
⑤好きな人の有無 1/10 
 
 ハッピー・バッド・P失恋後結ばれオチ・憧れオチ・思い出オチ・ヒロインの背中を押す親友ポジ・やっぱり甜花に勝てないオチ・激甘甘奈・スパダリ甘奈・先輩甘奈・後輩甘奈・同級生甘奈・甘奈泣かせなど想像の幅が非常に広い。愛情表現も申し分なく将来性でほぼ満点の高得点を獲得。


16位 芹沢あさひ(ストレイライト) 53点

①容姿 17/30 ②将来性 13/30
③カリスマ性 10/20 ④優しさor孤独 3/10 
⑤好きな人の有無 10/10 

 ストレイライトのセンターでカリスマ性の高いあさひがランクイン。しかし中学生という幼さにより①③で点数が伸び悩んだ。好奇心が強いが他人に興味がなく空気を読むということもしないため攻略難易度は高くつき、②でも点数を伸ばせなかった。


17位 黛冬優子(ストレイライト) 51点

①容姿 7/30 ②将来性 21/30 
③カリスマ性 15/20 ④優しさor孤独 2/10 
⑤好きな人の有無 6/10 

 姉御肌でツンデレという属性が夢的ポイントが高く、負けん気の強さや自己プロディース力の高さで②③において高得点を獲得。⑤のPラブ度もそこそこ見受けられるが、ラブというよりバディ感も強く解釈の分かれるところでもある。またハーフツインの地雷系ファッションのため、①では得点を稼げなかった。

18位 市川雛菜(ノクチル)/七草にちか(SHHis) 50点

・市川雛菜(ノクチル)

①容姿 15/30 ②将来性 15/30 
③カリスマ性 10/20 ④優しさor孤独 2/10 
⑤好きな人の有無 8/10 

 かわいい系のビジュアルでありながら高身長でありファッションリーダー的要素も備えているため①では中間点を獲得。ただ雛菜の気持ちの赴くままに行動が決まるため、彼女の興味範囲に入るのは少々レベルが高く、ノクチルのメンバーというコミュニティがあるため攻略難易度は高め(②)。Pラブ度は高くないが好感度は高く、透先輩もいるためマイナス2点となった(⑤)。

 

・七草にちか(SHHis)

①容姿 12/30 ②将来性 10/30 
③カリスマ性 12/20 ④優しさor孤独 7/10
⑤好きな人の有無 9/10

 シーズのユニットコンセプトもあり、かわいらしい見た目ながらカリスマ性で中間点程度を獲得。精神的孤独感も強く、Pラブ度も低いため④⑤で高得点を獲得したが、余裕がないときに自虐的発言が多くあまり夢主が幸せになる未来が想像できないため②で点数が伸び悩んだ。 


20位 鈴木羽那(CoMETIK) 49点

①容姿 23/30 ②将来性 12/30
③カリスマ性 8/20 ④優しさor孤独 1/10
⑤好きな人の有無 5/10 

 印象的な髪色のルックスが目を惹く羽那がビジュアルで高得点を獲得。しかし283プロに加入してまだ日が浅くコミュも少ないため判断が難しい。何事に関しても興味が薄そうな印象があるため②④では得点を稼げなかった。⑤に関しては、そうみせかけてそうでないという読みとしたがまだわからないため中間点。

21位 月岡恋鐘(アンティーカ) 47点

①容姿 8/30 ②将来性 17/30 
③カリスマ性 15/20 ④優しさor孤独 6/10
⑤好きな人の有無 1/10 

 アンティーカの絶対的センター恋鐘がそのカリスマ性で高得点を獲得。事務所や寮で手料理を振る舞うなど優しさも併せ持つが、頼もしさや懐の深さの側面も強く④では中間点程度にとどまり、逆に②では点数を伸ばした。ただ恋鐘もシャニマスを代表するPラブアイドルであるため②で少々減点対象となり、⑤でも点数を稼げなかった。


22位 園田智代子(放課後クライマックスガールズ) 44点

①容姿 8/30 ②将来性 12/30 
③カリスマ性 5/20 ④優しさor孤独 9/10 
⑤好きな人の有無 10/10

 究極仕事人プロアイドル園田智代子との恋愛を想像できる奴なんている????あとは綺羅星ルックバックを読め、以上。


23位 三峰結華(アンティーカ) 40点

①容姿 12/30 ②将来性 13/30 
③カリスマ性 6/20 ④優しさor孤独 7/10
⑤好きな人の有無 2/10 

 身長が低くツインテールではあるもののユニットコンセプトにより①では中間点近くを獲得。優しさも申し分ない(④)。しかし他者に対して心を開くことがあまりなく、自己開示してくれるハードルが高いため攻略難易度は高い。そのため②で点数を伸ばせなかった。またプロデューサーに対して妙にねっとりしておりPラブ度も高くつき、⑤でも得点を稼げなかった。

24位 郁田はるき(CoMETIK) 35点

①容姿 10/30 ②将来性 7/30 
③カリスマ性 6/20 ④優しさor孤独 5/10
⑤好きな人の有無 7/10 

 おっとり系のビジュアルに加え、正直コミュが少なすぎてほとんどの項目で判断が難しく、今回はこの順位にとどまった。カリスマ性・Pラブ度ともにまだ解釈の余地を大きく残している。どっちだ、、、。ただ、今後の変動が楽しみなアイドルである。もしかしたら今後化けるかもしれない。


25位 杜野凛世(放課後クライマックスガールズ) 33点

①容姿 12/30 ②将来性 4/30
③カリスマ性 11/20 ④優しさor孤独 5/10
⑤好きな人の有無 1/10 

 シャニマスのプロデューサーに人生をかけている凛世に夢を見ることなど可能なのだろうか。プロデューサー様人形を手放した凛世が想像できない。そのため②⑤で点数を伸ばせず。大和撫子でありながら放クラの青なので見た目ではクールポイントを獲得。カリスマ性ものぞかせる。


26位 大崎甜花(アルストロメリア) 32点

①容姿 15/30 ②将来性 5/30
③カリスマ性 6/20 ④優しさor孤独 1/10
⑤好きな人の有無 5/10 

 アルストロメリアの中では1番クールよりではある(①)。人見知りで話し下手であるが、双子の妹甘奈に溺愛されているため自己肯定感は高い。そのため割と我が強く、孤独でもない。そしてプロデューサーと千雪という頼れる大人もそばにおり、さらに睡眠とゲームという彼女にとって優先度の高い趣味も存在するため攻略難易度も高め。Pラブ度はさほど高くはないが、プロデューサーに加え甘奈・千雪・睡眠・ゲームで⑤の点数を逃した。


27位 福丸小糸(ノクチル) 30点

①容姿 6/30 ②将来性 5/30 
③カリスマ性 8/20 ④優しさor孤独 2/10
⑤好きな人の有無 9/10

 小動物系の見た目によりビジュアルでは得点を稼げず(①)。社会性も高くないためあまり想像ができず、攻略難易度は鬼レベル(②)。決して優しさのないアイドルではないが、極度の人見知りなのであまり着目されない(④)。


28位 桑山千雪(アルストロメリア) 12点

①容姿 0/30 ②将来性 1/30 
③カリスマ性 0/20 ④優しさor孤独 5/10
⑤好きな人の有無 6/10 

 全夢女子の敵。私の推しに近づかないでください。ただ優しくはある。そしてPラブかどうかは解釈の余地があるためその部分で点数を伸ばした。実質ゼロ。

5.講評

 数値化に先立ちイメージで、ある程度の順位をつけたのだが、配点を高くした①容姿と②将来性は間違いではなかったように思う。見た目で高得点を獲得しても将来性で順位を落としてしまうアイドルや、逆に大きく順位を上げるアイドルもいた。
 またシャニマスならではのPラブ度も加えることで、順位付けの難しいアイドル複数名の順位を決定するひとつの要因となった。
 シャニマスにはコミュが豊富にあり、アイドルによってユニットで見せる顔やプロデューサーに対して見せる顔が異なるアイドルも多い。そのため解釈も分かれる部分も多いが、5つの項目に分け数値化した結果、ある程度納得感のあるランキングになったのではないだろうか。あくまでも今回の基準で出たひとつの結果として楽しんでいただければありがたい。

6.本研究に対する夢女子有識者コメント

 うーーーーん、、、、。夢女子精度は6割くらい。攻略難易度とかいらんねん。だって攻略するまでもなく好きやもん、私のこと。そのキャラが何をしそうかじゃなくて、私にどんなことをしてくれるかやねん。ランキングつけるにあたって必要やったんかも知らんけど、納得感とかいらんから。そのキャラがなぜ自分を好きになるかじゃなくて、夢主やから特別でええねん。まあビジュアルと想像のしやすさは確かに一理ある。夢主以外に特別な人がいないかも一個の基準ではあるかも。基準は大きく間違ってはないけど攻略とかはいらん。

7.まとめ

 え、、、、、、?うそでしょ、、、、?
これは予想外だった。将来性においてそのキャラと特別な関係になれるかどうかのハードルの高さ、つまり攻略難易度を大きなポイントとして考えていた。正直こんなに前提から覆るとは思わなかった。これならランキングの大きな変動もあり得る。
 私は愚かにも、本研究を通じて夢女子のことを完全に理解した気でいた。どうしてアイドルたちを攻略しようとしてしまったんだろう。大きな間違いはそこから始まっていた。これがプロデューサーの性というものなのか。
 コメントによれば、以下のようなこともありうる。

智代子が究極仕事人アイドル?そんなの関係ない!
そんな智代子がそれでも夢中になってしまう特別な存在、それが私!

とある夢女子A(概念)

他人に心を許さない結華が唯一私には何でも話してくれるんです。

とある夢女子B(概念)

私という存在が、あさひの好奇心を刺激してやまないみたい。

とある夢女子C(概念)

どうしてこんな平凡な私に、あの浅倉先輩が、、、?

とある夢女子D(概念)

なるほど、、、。絶句。
打ち明けるが、私は智代子推しなのだ。ちょこぱい(ちょこ先輩、略してちょこぱい)が好きだ。好きで好きでたまらない。ビジュアルもたまらなくかわいいが、高校生にして気配り満点、相手が気を遣わないようにして気を配る。自分自身でアイドル像を作り込み、そのキャラに徹する。自分の立ち位置も客観的に見て正確に把握し、正当な努力を怠らない。上司であるプロデューサーに対して必要な助言も、要所要所できちんと求める。シャニマスの公式太陽はめぐるだが、私にとってちょこぱいこそが太陽であり光なのだ。推すと言うのもおこがましい。彼女は私にとって完璧なアイドルである。それ故に彼女の恋愛が全く想像できない。完璧なアイドルのちょこぱいは、私に夢見る余地を与えてくれない。
 だが、夢女子は違う。完全な敗北。私は己の解釈に囚われ、夢女子の夢見ることを想像もできない。それは私の無知、私の想像力の乏しさ故である。そもそも夢女子的ランキングをたった2名で作ろうとすることこそ間違いだったのだ。なんて愚かで、傲慢なんだろう。
 ただ、楽しかった。夢女子を知り、その目線に立って(結果、立てていなかったが)シャニマスについて考えることは楽しかった。いつか、本当に夢女子に選ばれる283プロのアイドルたちを見てみたい。そしてそのとき、本物の夢女子のコメントを読んで、夢女子と出会ったときのような興奮と感動を覚えることを夢見て。

ありがとうシャニマス、ありがとう夢女子。
シャニマスと夢女子よ、永遠なれ。

最後にもうひとつ、私は夢女子ではない。
まだ……寝ないから……。



#シャニマス   #シャニマス感想コンテスト #シャニソン #シャニアニ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?