「正論」と「感情論」
こんにちは。SSKC伊藤です。
先日、知人の体験談を聞いていて「正論と感情論のぶつかり合いって、む…難しい…!」と思ったので、今回は正論と感情論についてお話させていただこうと思います。
■「正論」と「感情論」とは?
まずは正論と感情論の定義を考えてみると、
・正論:道理にかなった正しいとされる議論
・感情論:理性ではなく感情によってなされる議論
簡単に言えば、その論に根拠があるかないかです。
感情論は根拠がなく主観的な意見であるため、ビジネスにおいては根拠があり客観的・論理的な正論の方が重宝されます。感情論だけでは人は動かない&物事は解決できないですからね…。
ただ、そんな正論も取り扱いには注意が必要です。
■「正論」もハラスメントになる!?
正論を伝えること自体は悪いことではありませんが、いくら正論だったとしても、伝え方が悪ければ相手には響きません。むしろ反感・嫌悪の感情を増幅させ、意見をより受け入れにくくなったり、最悪の場合、相手に強い心理的圧迫感を与える"ロジカルハラスメント"になってしまうことも…。
論理を展開する際は、ロジカルハラスメントにならないよう、相手の思考回路を理解し、相手に合わせた伝え方を考える必要があります。
■おわりに
議論を続けていると、次第に熱を帯び、語気が強くなってしまうことがあります。そんな時は、まず自分の発言が"正論"か、それとも"感情論"か判断しましょう。
"感情論"であれば、そう感じるまでに至った思考回路を言語化して相手に伝える。"正論"であれば、相手の思考回路・感情を理解した上で論を相手に伝える。
コミュニケーションを円滑にするためにも、仕事でもプライベートでも徹底したいものですね!
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