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47都道府県への軽い熱い想い⑨

このnoteは20代後半の食いしん坊女が「都道府県」への片寄った知識を入り口に、わくわくしながら「行きたい!」と「また行きたい‼︎‼︎」について勝手に語る幸せなタイプの読み物です。

⑧はこちら→⑧(広島県、東京都、佐賀県、滋賀県)
⑦はこちら→⑦(福岡県、和歌山県、福島県、香川県)
⑥はこちら→⑥(愛媛県、大分県、茨城県、秋田県)
⑤はこちら→⑤(福井県、群馬県、山口県、埼玉県)
④はこちら→④ (三重県、岩手県、神奈川県、高知県)
③はこちら→③(長野県、兵庫県、北海道、長崎県)
②はこちら→② (徳島県、沖縄県、山形県、宮崎県)
①はこちら→①(大阪府、鹿児島県、栃木県、新潟県、千葉県)

都道府県を跨ぐ移動に自粛を呼び掛けられている中ですが、心の中で「行きたい!知りたい!見たい!食べたい!」を成長させるのはいいですよね。
気づいて、食べたい!だけ太字です。

石川県(四回行った)34
北陸新幹線が開通して、もうすぐ五年ですって。
つい最近のように思えるのになあ……。
金沢には、春に一回、秋に一回、冬に二回足を運びました。
関西からも東海からも関東からもほどよい距離で、遠方に住む友達との旅行先によく選びます。
なんとも女子心をくすぐるのね……。
九谷焼の鮮やかさ、甘いもののバラエティの多さ、和でほっこりな街並み、雪景色に紅葉、ハイカラな街並み、目にもうれしいおいしいものの数々、ほどよい都会、起伏の少ない街並み、独特の色合い。
伝統工芸品が好きな方は、焼物や金箔、木工芸品なんて見るのも楽しいのかな。
21世紀美術館も、何度行っても「なるほど…素敵…わからんが素敵!」の世界で楽しいです。

日本海側なので冬は雪がたくさん降るし積もる。
地面に埋め込まれた噴水のようなものから、路面の雪を溶かす水がピューピュー出るのが面白い。

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金沢には治部煮や和菓子、海鮮類などなどいろいろ名物があるけれど、金沢のグルメならおでんが一番好き。
見てください、泳ぎたいですね、この茶色いプール。←滝沢カレンみたい。
赤玉パンチとともに、優しい味のおでんを食べた冬の日が忘れられないよ。
店員はみんなチャキチャキしていて、とにかく「これも食べな、これもおいしいよ、ほらストーブの近く座りな」と、リコメンドの嵐だった。
お店への誇りと矜持が感じられました。

また、有名な旅館「加賀屋」がある、和倉温泉も温泉街の誇りと風格というか、風情があってよかったです。
金沢から、さらに北の能登半島に向かって、「特急かがり火」で。
何年か前の2月の寒い日に行ったので、途中で吹雪や強風の影響で電車が何回も運転見合わせになって冷や冷やした思い出。
現地についてからも、日本海側の変わりやすい気候に旅程を左右されまくりました。
結局ずっと宿での過ごし方を楽しんでいたなあ。
「加賀屋」には高くて泊まれませんでしたが、系列の客室から見えるオーシャンビューが素敵な宿に泊まり、朝はカモメだからウミネコだかの声とともに北陸の朝を迎えました。
(飲酒と夕食バイキングと温泉とマッサージをあれこれめいっぱい楽しんだ夜の無茶苦茶が災いして、明け方からめざましテレビが始まる時間まで部屋のトイレで苦しんでいたけれど笑)
和倉温泉のゆるキャラ、わくたまくんの石像は、温泉成分で変色していてちょっと怖かった。

宮城県(一回行った)35
去年の暮れに初めて仙台に訪れました。
夜に着いて、次の日の昼にはもう帰路につかなければいけないような慌ただしい旅程だったので、まだ行きたいところがたくさんある。
お寿司も牛タンもくるみゆべしもとってもおいしかったなあ。
そして、マツコさんが絶賛していて気になっていたずんだシェイクも、美味しすぎて二人で四杯も飲んだ。
ほやとか、貝とか、いろは横丁とか、なんだかディープな食べものや場所も気になる。
お酒が好きな同性で行くとすっごい楽しいんだろうなあ。
仙台駅前の広々としたペデストリアンデッキも良い。

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めちゃくちゃおいしかったお餅。
中で食べるのに結構並んだけど、寒さとか空腹が吹き飛ぶぐらいのおいしさとボリュームでした。
年末だったからお正月用のお餅を買いに来ている人もいて、地域に愛されているのがひしひしと伝わった。
また、お漬物があうのよ……ああ、またここのずんだ餅食べたいなあ。

東北といえば、これは宮城独特の文化ではないかも知れなくて、「東北地方」のごく一部の食習慣なのかもしれないけれど、たまたま見たケンミンショーで、おかずをなにかしらゼリーで固めて食べる文化があると紹介されていて、それ以降ずっと興味津々です。
テレビではポテトサラダとかお浸しとかをゼリーに固めてプルプルに冷やすと言っていたけどほんとかなあ。
フレンチとかでたまに出てくるゼリー寄せ的な……?
ゼリーフライは埼玉だっけな?
関西人には馴染みがない文化だけれど、やろうと思えば簡単に出来そうなので作って食べてみたくてうずうずします。
情報もとむ!
ゼリーフライも一体何事なのか気になるな。

島根県(行ったことない)36
静岡に住んでいる時、東京から島根まで運行している夜行列車「サンライズ出雲」に乗りたいと思って、どうにか静岡駅あたりから乗車出来ないかと調べたことがあった。
実現せずじまいだったけれど、いつかしてみたい旅の一つ。
長距離電車旅の何が好きかって、電車の中でうとうとすることよ。
途中でご当地限定のパンや飲み物を買って、食べてはうとうと。

島根と言えば…思い浮かぶのは出雲大社とか宍道湖のしじみとかでしょうか。
行こうとしたことがなかったけど、出雲大社のあの太い綱は見てみたいと思う。
迫力満点だろうな。

そういえば、学生の時のアルバイト先に、島根出身のおねえさんがいたなあ。
帰省から帰ってこられたときに、お土産を買ってきてくれて、なんともくすぐったくてうれしかったなあ。
あまり話したことがないおねえさんだったから余計に。
人と距離が縮まると嬉しいものよ。
せっかく行くのなら、憧れの寝台列車で行きたいなあ。
飛行機もいいけど、今は電車の気分だな、えっちらおっちら。
山陰側の鉄道旅、識者からは過酷だと聞くけれど、ただただ電車に乗るだけの日を今ならきっとありがたくしあわせに思えると思うのです。

岐阜県  (4年住んでた) 37

去年の冬に書いたのがこちら〜
たくさんの方に読んでいただけて、モーレツ嬉しい記事です。
岐阜を去りてもう数年経つけれど、岐阜で過ごした日々はプレジャーでトレジャーなのです……。
今、「麒麟が来る」で馴染み深い土地の名前をいっぱい耳にするので楽しい。
録画をためまくってたけどこの間の連休で全部見てしまった。
続きが気になってぐぬぬとなる。

私が一番長く暮らしていたのは大垣市。
岐阜県の西に位置していて、特に駅前は大垣城の跡や昔からの街並みなど、特に春夏は観光地として人気。
漫画「聲の形」の舞台です。
しかし、まあ駅前以外の街並みとしては「ロードサイドと言えば思い浮かぶ店は、国道258号線に全部ある」ってぐらい、田舎の中の都会といった趣き。
冬は滋賀県側から吹いてくる伊吹おろし(ポケモン金銀のフスベシティを抜けたところの雪山から吹いてくる風)が寒すぎて、鼻水が凍る。

思い出に残っているのは、大垣駅の近くにある娯楽施設のこと。
東海地方を中心とした各地に点在する、映画館、ゲームセンター、カラオケ、スーパー銭湯、ネットカフェ、ボウリング場などが併設された老人会から子ども会まであらゆる用途で使われる施設です。
この間思い出したけど、名前が「コロナワールド」だったな……。
よくスーパー銭湯にお世話になっていたので思い出が深くて。
手入れが行き届いていて、平日もいつもにぎやかで、ほっこりあったまるスペシャルプレイス。
男女混合で楽しめるサウナの中には漫画がたくさん置いてあって、寝そべりながら汗かきながら色んな作品を読めて、しあわせなひとときだったな。
セーラームーンとか、あずきちゃんとかを読破したな。
線路が近いので、時折電車の走る音が聞こえるのも好きでした。
いつもついつい長居して、フラフラしてたな(危ない)。
地元の人にとっても、思い出が溢れる場所じゃないかな。

あと、岐阜といえばの飛騨高山。
岐阜駅からさらに高山線に乗って北へ北へ2時間。
脂肪分が多くて柔らかい飛騨牛を味噌で食べるスタイルのものや、蕎麦もさることながら

ここの和菓子屋さんがかわいくてユニークなだけでなくて、ものすごく美味しくて。
インスタグラムをのぞいていると、今はアマビエやマスクをした動物をモチーフにした和菓子を作られているみたい…かわいい。
ちまっとかわいいサイズがなんともコレクター心をくすぐって、ひよこにうさぎにかえるにくまにとたくさん買っちゃったな。

行ってみたいのは下呂温泉と郡上踊り。
一晩中踊りまくる珍祭、郡上踊りはできれば足腰が立つうちに行きたいな。


久しぶりにこのシリーズを書いた!
地味にもう2年間にまたがってる。
言うている間に冒頭の決まり文句の「20代後半女子が〜」が使えなくなるな。
しかしながら、自分のペースでうだうだと楽しく書くのが好きなので、大切にしながら書こう〜。
楽しかった〜。






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