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プーチンがウクライナに侵攻したのは、ロシアの英雄になるため!

プーチンがウクライナに侵攻したのは、ロシアの英雄になるためだったと考えている。

1999年、ロシア高層アパート連続爆破事件が起きた。首相だったプーチンはチェチェン独立派武装勢力のテロだと断定して、チェチェンを攻撃して戦争に勝った。

オリンピックで自国の選手やチームが優勝すると、マスコミが大々的に取り上げて国の英雄になる。しかし、戦争の勝利はオリンピックの勝利とは比べものにならない。戦争は命を賭けての国民と国民の戦いだからだ。戦争に勝つと、率いた者は国民の英雄になる。プーチンは英雄になって大統領に選ばれた。

しかし、ロシア高層アパート連続爆破事件はプーチンが長官をしていたロシア連邦保安庁(FSB)による偽旗作戦だと言われている。この事件を調べていた記者や政治家が何人も不審死している。何人も不審死しているというのは、FSBが関わっていたことを物語っている。

プーチンは、ロシア高層アパート連続爆破事件でロシア人を多数殺しているので、権力の座から降りると処刑される危険がある。プーチンは、大統領経験者は生涯にわたり刑事・行政上の責任を問われないという法律を作った。大統領の家族も免責されている。

この法律を作ったということが、プーチンが逮捕されて訴追されることを恐れていたこと、そして、それだけの悪事を働いてきたということを証明している。韓国の大統領は大統領を止めると刑務所に行くが、プーチンは法律を作って自分を守ろうとした。

しかし、大統領であるプーチンが法律を作ったということは、新しい大統領が新しい法律を作る可能性がある。したがって、プーチンは死ぬま大統領の座から降りることができない。

また、自分が死んだ後の家族のことも心配だ。息子がいないので、北朝鮮のように息子に後を継がせることもできない。死んだ後も家族が安全であるためには、プーチンは死ぬ前にロシアの英雄になっている必要がある。英雄になるには、戦争で勝つのが一番である。

プーチンは幾つもの戦争に勝って、その都度、英雄になった。2014年には、クリミア半島を併合して英雄になった。しかしその後、プーチン宮殿や20兆円を超えると言われている蓄財の問題が出てきた。それで、新たな戦争が必要になった。

そこで選んだのが、ウクライナへの侵攻である。ウクライナへの侵攻は、プーチンが戦争に勝って英雄になるのが目的だったのだ。

プーチンは、これまでも戦争で多数の市民を殺すという戦争犯罪を繰り返してきた。しかし、戦争は、負ければ賊軍、勝てば官軍である。国際社会はそれほど制裁しなかった。それが、今回のウクライナ侵攻を招いたのだ。

ウクライナに侵攻したのは、NATOのウクライナへの拡大が脅威だったからだという意見がある。しかし、戦争をする相手はどの国でも良かったのだ。ヤクザが因縁をつけて金を巻き上げるのと同じだ。

ウクライナを選んだのは、2014年にクリミア半島をロシアに併合してロシアの英雄になったからである。今回も、大群で攻め込めば3日で勝って、ロシアの英雄になれると考えていたのだ。

初めは、軍事施設だけを攻撃して市民は殺さなかった。しかし、思惑がはずれた。その後は、勝つために、なりふり構わず都市を破壊し市民を殺すようになった。

ウクライナが勝つと推測しているが、プーチンは負けを認めないだろう。この戦争がどのような形で終わるのか、終わり方が見えない。しかし、核戦争が起きないことと、ウクライナが早く勝って犠牲者がなるべく少なく戦争が終わることを願っている。

経済学者や政治学者は経済や政治で戦争を語るが、私は人間は愛で動くと考えている。問題はその人の愛の大きさである。プーチンに人類愛という大きな愛が育っていれば戦争は起きなかったのだ。

人類愛という大きな愛は戦争を生まない。子どもに人類愛という大きな愛を育てることによって、私たちは戦争のない平和な世界を作ることができる。

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