記事一覧
定期購読マガジン「ゲームを遊んで書いて儲ける楽しみと苦しみ」をはじめました
ゲームライターの渡邉卓也(SSDM)です。ゲームライターは、ゲームを遊んで感想を書き散らかせば原稿料がもらえる夢のような職業! その“たのしいせいかつ”について、定期購読マガジンで記事を書いていこうと思います。
ちなみに、僕の書いた記事で反響が大きかったものを3本挙げると以下のとおり。『どうぶつの森 ポケットキャンプ』、『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』、『Ice Station Z』あたり
『Braid, Anniversary Edition』はむしろオーディオコメンタリーが本編
2008年に発売された名作インディーゲーム『Braid』のリマスター版となる『Braid, Anniversary Edition』が出ています。各種ハードで出ているのはもちろん、スマホ・Netflix版もあるとか。
グラフィック・サウンドが強化されたのはもちろん、追加ステージもあり。原作とグラフィックを切り替える要素も用意されています。
さすがにオチを知っていると衝撃が極端に減ってしまうので
ビデオゲームの「ボリューム信仰」は本当に正しいのか?
小さな黒猫が街を冒険するオープンワールド・アドベンチャー『Little Kitty, Big City』のレビューを書きました。
コンパクトにまとまっているゲームでそのデザインが美しかったです。で、このゲームは2時間程度で終わるにも関わらず、値段が3,000円くらいするのでボリューム不足と指摘されています。
確かに、同じく狭めのオープンワールドゲームである『A Short Hike』は850円
「おもしろい」を守るために金から逃げる
少年ジャンプ+に掲載されていた読み切りマンガ『俺たちの面白いは操作されている』が興味深かったです。
映画のユーザーレビューサイトにおいて、評価を書き換えるウイルスが登場。そのウイルスは評価を二極化する……という内容です。
神 or 糞みたいな極端な評価がウケやすい世の中を描きつつ、でも「自分の好き」は貫きたいよねみたいな内容だと解釈しています。ビデオゲームにも通じる話ですね。
「意図的に作られた不便・退屈なゲーム」をどう評価すべきか
『サガ エメラルド ビヨンド』をもりもり遊んでいますが、未だに「サガエメ」なのか「エメサガ」なのかで混乱します(たぶん前者)。楽しいです。このゲームに関する詳しい記事は後日また別の場所で。
さて、このゲームは意図的に雑なところが用意されています。たとえばグラフィックとかストーリー描写などがものすごくざっくりしていて、いつものサガといえばそうなんですが、『サガ スカーレット グレイス 緋色の野望』
子育てゲーマーが持っててよかったアイテム
子供と一緒に過ごす日々は楽しく忙しくときに疲れ、滝のように流れていきます。
しばらく子供と一緒にいて気付いたのですが、いろいろなアイテムでだいぶ楽ができるようになるなと気づきました。ゆえにここにメモを残しておきます。
ゲームよりコミュニケーションのほうがおもしろい説
Mogura VRに掲載されていた『Roblox』のノウハウ記事がおもしろかったです。
この記事を読んでくださっている方はゲームが好きだと思いますが、多くの人はおそらくゲームよりコミュニケーションのほうが好きだと考えられます。
『あつまれ どうぶつの森』が日本でも大きく流行したのはコミュニケーションが主体のゲームだからであり、『フォートナイト』や『Roblox』もそういう媒体として捉えられてい
雑な言葉は呪いを生む
文章を書く仕事をするうえで注意しているのが「雑な言葉」です。
例を挙げるとすれば、「愛」、「キモい」、「パクリ」、「モヤモヤ」あたりでしょうか。もちろん、「愛」あたりはあえて曖昧さを求めて使うときもありますし、自分は使わずとも読まれるワードなので編集部側が勝手に見出しに入れるケースもあります。
なぜ避けるのかといえば、これが文章表現と正反対を行くものだからです。
われわれはアルゴリズムにゲームを“選ばされている”のではないか
4Gamer.netに掲載されていたクリス・ズコウスキ氏の講演に関する記事がとてもおもしろかったです。
Steamでゲームを売るにはそのアルゴリズムをよく理解する必要があり、そのためにはX(Twitter)のいいね、TikTokやYoutubeの視聴数などが大事であるという話となっています。
珍味に砂糖をまぶしたようなゲーム『サガ エメラルド ビヨンド』体験版を遊ぶ
『サガ エメラルド ビヨンド』の体験版が配信開始されましたね。ワーワーと喜びながらプレイしました。
ひさびさの「サガ」新作、そして何より河津秋敏氏がディレクターを担当するということでものすごく期待していました。
ただまあ、期待と不安がごちゃまぜになったのも事実ですので、感想を書き記しておきましょう。
メルマック星からの光
誰しも何かから影響を受け、それを再構築して自分のものとしています。つまり、影響を受けた作品があるわけです。
作家やゲームクリエイターは当然ですが、そうではない人でも影響は受けているでしょう。ただ、それをあまり考える機会はありません。インタビューでも受けなければまずそれを聞かれないでしょうから。
僕も特に深く考えていなかったものの、『アルフ』の公式ストリーミング配信を見ていて思い出しました。ああ
PR記事から向こうがアピールしたいものを読みとる
「オモコロブロス!」というサイトにPlayStation 5(PS5)の広告記事が掲載されていたのですが、これがなかなか興味深いです。
もし自分がPS5のPR記事を書くのであれば、どういう特徴があってこういうゲームが楽めて……といった流れにするのがオーソドックスかと考えます。
この記事でもグラフィックやロードの短さ、メディアリモコンでNetflixが見れるなどをアピールしているのですが、気にな
「ゲームレビュー・ハイライト」
最近は「ゲームに関する記事をより多くの人に読んでもらうためにはどうすればいいのか?」などと考えており、いくつかの書籍をうろうろしています。
で、Kindleで本を読んでいたところ「ハイライト」という機能があるのを思い出しました。これは文章に蛍光ペンでメモをするように、一部を強調する機能です。さらに多くの人がハイライトしている部分は、自分がしなくとも最初から強調されたりします。
「ゲームレビュー
幼い子供にビデオゲームを触らせる作戦③ 子がゲーミングPCをさわる
以前、「幼い子供にビデオゲームを触らせる作戦」という記事をふたつ書きました。今回はその続きです。
親がゲーム好きというのもあり、3歳くらいの子供にも遊ばせたい。しかしながらまだ少し早いので悪戦苦闘しているという話です。