【出会いの】善し悪し
🐈⬛最近、人との出会いを考える。善し悪しはあるけど、此処にいるのは 自分がそうしたいと選んだから。限界からの愚痴も上等だけど、決して他責だけではないはず。相手を責める事ばかりに集中した呟きを見て、自分の言動も見直そうと客観的に考えられる。主様に相応しい 自分でいる為に。
4月に入り、界隈に初めて見る方々が急激に増えた。人それぞれとは言うものの、私は自分の中で苦手な表現や言葉を使うモノはスルーすると決めている。好きなモノにだけ囲まれていたい。無駄に心を引き摺られたくないし、やっかいに巻き込まれたくないからだ。と言っても、ミュートやブロック機能は使わない。それらも目に入れつつ、反面教師にしている。自戒を込めて。
それにしても、結構な時間、界隈を見てきたけれど、これだけの人がいるにもかかわらず、全く自分と同じような性癖の人に出会った事がない。大してハードでもないのに、所々の一部が似ていたり、これは好きだけどこれはちょっと…という程度だ。無意識に避けているのか、気付かないのか、ないものねだりで自分とは違うモノを求めているのか…。などと考えると、やはりそこで擦り合わせが出来る主様と出逢えた事は奇跡だったんだなと感じずにはいられない。
きっと不満や不安は誰にだってある。受け入れ難い事や嫌な事、だけど、本当の原因が全く同じだという人に会えた試しがない。似て非なるもの、がほぼ多数であり、それだからちょっとずつ知らない世界が広がっていくのかもしれない。同じ人間は二人といないという事の意味が、ここにいるとよく分かる。
🐈⬛毎日、貴方という檻の中で 私は養分を与えられすくすくと育つ。唯一人の貴方だけがいい、心の底から欲しいと思える。手を伸ばし続けたその少し先に、貴方の背中が見えると 無条件で縋っていける。追い続ける今日も。だから、早く私の名前を呼んで。
「人と人とは分かり合えない」云々という呟きを見た。「何も言わなくても分かり合える関係でいたい」という呟きも見た。どちらが正しいとかいう正解ではないが、私は前者だと思う。きっと長年連れ添っていたとしても、伝え合う努力がお互いに無ければ、分かり合えはしないだろうと思う。同じ言葉を同時に発しても、きっと私達は別々な事を考えていて、その意味合いの違いに楽しさを感じてしまう。
この時期になってやっと、地味に嫌がらせをしてくれていた輩が、ごっそりと姿を消してくれた。やっと無駄だと気付いてくれたのか…ターゲットを替えてくれたのか…いずれにせよまた湧いては来るんだろうけど、目に入らなくなったので、とりあえずはすっきり。複数垢で地味に攻撃を繰返す構ってちゃんは私には必要ない。貴女達を相手にしてる時間なんてないし、付き合える程 お人好しでもない。誰彼構わず攻撃しても 誰も相手にしない。自分よがりの独り言でしかないのに。私の中は主様でいっぱいだから。
主様と最近の趣味の話をする。前々から好きとは聞いてたけど、好きな人の好きな話は 問答無用で楽しい。それに関する知識を集めたくて、一緒に楽しみたくて、うずうずしてしまう…という私の呟きを見て主様が「いいねぇ、一緒に好きになってくれる人、好きよ～」と笑う。「それは、貴方だからですよ？」と、心の声は伏せておいたけれど。
そんな流れに乗り、主様が予想外な嬉しい言葉をくれたので、ウキウキした。奥底が柔らかく 心の深い部分が温かい…じんわりと整うその様が、この人が大好きだと言える事が素直に嬉しい。会えずともより深まる。穏やかな安寧の日々は、こうやって積み上がる。
🐈⬛そして4月も半ばに差し掛かった頃から、仲良くして頂いている素敵なカップルさん達（S女様）のスペースにお邪魔させて頂き、また新たな輪が広がった。界隈は広いようで狭い世界だけど、自分の知らない何かを求めようとする意志は失くしたくない。自らが諦めればそこで全ての可能性は消える。だから主様にも全力で意識を向ける。
中には、苦しく切ない文面も多々見かける。感受性の塊みたいなこの世界で 、一緒に居られる幸せがある事は本当に奇跡だと思う。悲しみも苦しみも寂しさも、陰陽な感情は全てその身を捧げた相手を想うからこそ。それぞれの想いが、それぞれのその先に届きますように、と願わずにはいられない。
素敵カップルさんのスペースで、おちり開発の話の流れから「もし 主様がM堕ちしたら… 関係性が逆転したら それでも主様を愛せるか？」という話題が出た。多分、答えはYes。私は貴方に包まれてもいたいけど 包んでもあげたい性分だから。その前に貴方という 人間が大好きなんだ。主様の性癖上、完全なM堕ちということは無いような気もする。単に自分が知らない快感を純粋に味わってみたいという好奇心に駆られているんじゃないかなぁとは思うけれど、それならば！と、それを存分に味わって欲しいと思ってしまうのが、サブミな私なわけで…。
こうなると、どっちが支配者だとかそういうのは関係なくなる。私自身は、どちらもお互いに縛り合えばいいと思っている。スイッチャーだから、どうとかでもなく、どちらもしたい事が自由にできる関係性でありたいと思う。私が隷属する事に変わりはないのだから、お互いに何かに捉われず、その時々でこなせれば嬉しいし、楽しいなと思える。私は、SMがしたいんじゃない。二人がしてみたい、したい事を一緒に楽しみ気持ち良く悦びたいだけ。だから私個人としては「プレイ」という言葉も、若干の違和感はあるけれど、伝える為に使用するものだと認識している。
「主様が性癖」という言葉もよく耳にするけれど私の中では「主様が趣味」だ。性癖だけでは飽き足らず、日常も含め主様自身を趣味にしている感覚。履歴書欄に、趣味…「主様」と書きたいくらい、確立して欲しいジャンルだと思っている。全身全霊で夢中になれて、全く飽きるどころか嵌れば嵌まる度に沼ってしまう脱出不可能な趣味なのだから。早くそんな世界が来ないかなぁ、と密かに考えたりして。「ふふ」と笑う貴方が見える。
🐈⬛be continued🐈⬛
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