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【24回目の】逢瀬とその過ごし方

🐈‍⬛少し前から気になっていた "柿"の食し方について。生か干して食べるかの2択しか知らなかった私には、これは驚きの味覚だった。デザートなのか前菜なのか、野菜なのかフルーツなのか…境界線が曖昧だから出来る味なのか…どちらにしろ相性抜群。これ絶対主様好きなやつだ! と耽りながら作ってみる。柿とクリームチーズの生ハム巻き、黒胡椒と蜂蜜を添えて。

実は、柿は子供の頃から普通に家の庭に成っていたので、当たり前に食べていた。そして、普通に食べ過ぎていつからか食べなくなっていた。いつもは皮を剥いてそのままか、干し柿にして食す。そして、この二つの食べ方しか知らなかったのだ。なのに、何故か…今年は柿のレシピをよく見かけた。美味しそうなのに簡単そうでしかもお洒落!何と言っても、ズボラが基本の私にも作れそうだったから。

柿に熱を加えたり、何かの食材と組み合わせた食べ合わせだったり、今回は本当に目から鱗な体験だった。そして、そんなレシピばかりを見て早く作ってみたい!と欲が沸いた時、今年は我が家の柿が不作だったという悲しい現実。しかし、これを払拭するかのように、会社の方がタイミング良く沢山持って来て分けて頂けたので、迷わず挑戦できた。なんて幸せ!切って巻いて掛けるだけ…の簡単調理で、ほわほわな美味しさの出来上がりに満足。次の逢瀬で主様と一緒に食せたらいいな~と画策する。

🐈‍⬛目から鱗な食体験🐈‍⬛

🐈‍⬛今年に入ってから、来年、主様とお揃いで使おうと思い、今年使った写真などを散りばめた、卓上カレンダーを毎月コツコツと作成していた。それが先日やっと出来上がり、自分の中で結構満足度も高い仕上がりに出来上がって嬉しい。主様にも少し躊躇しながら伝えると…「使う使う!」と勢いよくお返事を頂いたので、とても嬉しい。音楽なんかと同じで、その時々に感じた想いを、写真や呟きで表現しているから、それを見ると記憶も甦る。

主様は「モノより想い出」派なのだけど、私は人間の記憶力って良いように書き換えられてしまうし、薄れてしまうと思っているし、そう感じて寂しくなるのが嫌で「モノ」にもある程度は執着していたいと考えている。声の波形や誕生石のブレスレット、お揃いのボールペン、ハンドクリーム…毎朝の呟きに使っている写真も含めて、そこには私自身の毎日の「想い」が盛りだくさんに乗せてあるから。

幸せな時も、寂しくて辛い時も、どんな感情であれそれは私自身が抱いた大切な感情たち。どの想いも嘘じゃない。主様の前では、駆け引きや匂わせ、試し行動などは一切必要とせず、ごく自然な「私」だけでいい。だから嘘や何かを取り繕うような事もない。でも、だからといって「察して」というのは無理だと思っている。本当に必要なら、必ず伝えるべきだし「察してくれ」というのはエゴとただの驕りにしか思えない。

11月もそろそろ終わりに近づく。早すぎる経過だけれど、逢いたいに直結するのは定期だなぁ。いつ何時も 貴方を忘れる事が出来なくて、大まかに主様成分で構築されている私だから、日常の彩りも 主様色で在りたい。

🐈‍⬛必要なのは伝える努力🐈‍⬛

🐈‍⬛グッと冷え込んだ気温のある朝。界隈には、色んな”カタチ”があるけれど うちはウチ。子育て論議もするし、経済的裕福についての談義も然り。日常を如何に二人で楽しめるモノに出来るか?お互いに想い合って考える。性欲だけでは満たされない部分や、性欲がないと伝えられない想いもあるよね。

何かの話をきっかけに、主様が醸し出す 「エロさ」について談義した。主様は黙って佇むその姿が、空気が…もう"エロい!" と 私は感じていて、たまに素で出るイマドキの小学生でも言わないであろう下ネタとのギャップが、更に拍車を掛けてしまう。見た目と内面…この差がもう恐ろしい魅力となって滲み出ていると私は感じるから、きっと私以外にも気付いている人がいるはず!と、主様に訴えてみた。

しかし、主様は「え~?いや~ないんじゃない?」と、どこ吹く風…。いやいや…言われないだけで、絶対にこっそり拝んでいる人の一人や二人はいるはずだと思っている私。だってね、多分…納まりきれてないもん。その「色気」が。私が側にいたら…もしくは同じ職場だったとしたら…きっと遠くからこっそり眺めて、勝手に「私の推し」にしているに違いない。「既婚者だよ?」とは言うが…きゅん♥する気持ちに既婚者だからって止められるはずがないと思うんだよね。だから、この魅力に 誰も気付かないで欲しい。

🐈‍⬛逢瀬ネイルも綺麗に🐈‍⬛

🐈‍⬛ひと月に二回も逢える今月、嬉しくてホワホワしている朝。突如決まった今日の逢瀬。ネイルも綺麗に整えた…後は貴方に向かってまっしぐら。余所見などする隙間もなく、貴方が敷き詰められた私の脳内は、早く早くと焦らせる。全身全霊を込めて、隅々までご奉仕させて頂きます。そんな想いを、ぎゅぎゅっとひたすらに詰込み、特大の愛をお届けする。

今回の逢瀬では、まだ柿が残っていたので、例の「柿の生ハム包み」を一緒に食べようと思い、出発前に作って詰める。食べてくれるかなぁ…と少し不安でもあったけど、今月手に入れたお酒類も詰め込み逢いに行く準備をする。今回のランチは、簡単なサンドイッチにしておいた。いつもお弁当だけど、最近は軽めの食事が多いな。やりたい事が多くて、食べてる暇がないんだよね…笑

🐈‍⬛この時期の真っ赤な紅葉🐈‍⬛

🐈‍⬛もう定番化したヘッドスパにマッサージ。それに加えてここ最近嵌っている「肩甲骨はがし」…頭から足指の先に至るまで、全てを揉み解してご奉仕していくのが楽しくて仕方ない。そして、肩の奥の痛みを見つける「ねっこりとり」これが物凄く気になっていて、見様見真似だけど、主様に実験してみる。もうすっかりふわふわになった主様が、ダルダルで可愛いのは言うまでもない。

頭皮をゆっくりじっくりとまんべんなくスクラブを使ってマッサージして、首の後ろから揉み解していき、リンパを整えながら硬くなった部分を更に解していく。お湯をじわじわとゆっくりかけ流し、髪を丁寧に洗う。頭皮をスクラブマッサージすると、泡立ちが良く気持ちイイ。またシャンプーをしながら、頭のコリを解す。「Mは上手だなぁ~。凄く気持ちイイんだよ」なんて言われて、蕩けた目で見られると、それだけで私も快感に陥る。

頭が終わると、湯舟に二人同じ方向を向き、私が背後から背中や肩をマッサージする。お湯がトロトロになる魔法の粉を入れて、全身がヌルヌルに包まれるのを味わいながら、首から肩、脇腹から背中、肩甲骨の間まで指を滑らせていく。主様の広い背中の皮膚や筋肉、骨をなぞりながらこちらもリンパを整えて滞りをなくす。時折、主様が腕を上げてゾンビのような真似をする。トロトロになったお湯が、指先を伝って流れ落ちる様が糸を引くようにツツ~っと落ちるのを見て楽しんでいる。私はそれを見るのも大好きだ。

二人してぬるぬるの湯舟に浸かり、肌を密着させると本当に気持ち好い。蕩けてこのまま文字通り、一つになれればいいのに…と毎回思う。私の手で、主様の全身を清めた後、その髪を乾かす。ヘッドスパ後は、乾かすと髪もフワッフワになり、その手触りがまた気持ち良いから楽しい。鏡を見ながら、主様の表情をちらりと盗み見る。ドキドキしながら、その柔らかな髪にキスをする。いい香りに包まれ「あ!ホントだ!!ふわっふわだっ!!」と嬉しそうな貴方は本当に愛おしい。私に、こんな息子がいたら、完全にマザコンに仕立てあげてやろう!という欲望が湧いてくるんだけどなぁ。

そして、今回は主様にデッカイシリンダーで何度か浣腸して、中を綺麗にしてから、ペニバンで犯すという工程だ。ローションもたっぷりと使って、お尻を満遍なくマッサージする。勿論、乳首攻めも同時進行で。小さな乳首は、それだけで可愛くて舌で舐めるとぴくんと動く。少し震えながら尖っていく様がまた愛おしくなって、舌の動きが止められない。主様の身体が、その動きに合わせてビクン、ビクンっと震える。その不思議な動きが私をも震えさせる。けれど、残念ながら今回も「メスイキ」には到達せず。何度も「気持ちイイ」とは言ってくれるのに、あと一息…何かが足りないみたい。

「ふふ。まだまだ先は長いね」と笑う貴方だけど、そろそろ私も悔しくはなってきているのだよ??早く、何度も訪れるという快楽絶頂の渦の中に蹴落としたいのに…笑 焦りは禁物だし、この過程もとても楽しいのだけど、メスイキの達人さん…どなたか御指南を!という気持ち。

🐈‍⬛柔らかく愛おしい時間🐈‍⬛

🐈‍⬛24回目🐈‍⬛

11月 二回目の逢瀬が嬉しい。生身に触れるってやっぱり格別。ゆっくりと湯船に浸かり、少し伸びた髪を梳く。柔らかな時間と共に、貴方に流れる巡りを導く。ふにゃふにゃになった姿が愛おしすぎてキスを浴びせる。飽きないなぁ…ずっと見ていたい姿。蕩ける眼差しが妖しく潤む。。。その瞬間だけは、間違いなく私だけのモノ。

作ってきた柿の生ハム添えも「もう、お酒飲んでいい?」とか聞くくらい気に入ってくれて、パクパク食べてくれた。大好きな人がこんなに食べてくれるのは、恐ろしく嬉しいんだね。そして、来年のカレンダーも説明しながら渡すと「おおお!!凄いな…これ作れるのか!!」とびっくりして喜んで貰えたから、ますます嬉しくなった。

逢えなかった間の時間を埋めるように、次々に話したい事が溢れてくる。最近、Netflixで私の大好きな韓流スター(推し)のドラマが始まって嬉しいと伝えると「何ていう人?」と興味を示し、名前を教えると「ふむ…なるほど。あのさ、 俺は○○に似てると言われるんだよね。だから、これからこの人を推しにしなさいね」とサラリと言われ、一瞬意味が分からずポカン顔に。。。「ん?…あ~!確かに!主様に似ている!めちゃかっこいい!わかる!!」…と、言ってはみたものの、ぽやんとしていたら・・・「変える気ゼロか!」と優しくでも激しくツッコまれてまた恐ろしく幸せでした。

月イチの私達の逢瀬時間。この日ばかりは昂る一日。湯船に向かい合っている時、主様が言う。「お前に逢う日は、俺にとってリセット出来る日なんだ」・・・ 何もかも背負っていた荷物を、一旦この瞬間に降ろす。張り詰めていた現実から、ふっとチカラを抜いて居られる時間…そんな時にしたい。そう思って貰えるような時間にしたいなと思う。何も飾る事なく、そのままの主様で居られる場所に、私はなりたい。

🐈‍⬛be continued🐈‍⬛

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