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【離れない】覚悟とは

🐈‍⬛逢瀬の幸せな時間は瞬く間に過ぎ去り、連休の残りも終わりが近付いてきた。そろそろまた、お天気も翳ってきて雨降り予報となった。連休中も、お仕事な主様の毎日頑張るその姿に、自分も奮い立たされる。環境や周りの状況を理由にせず、しっかりと自分の足で立ちたい。主様好みになりたいとは 「言われるがまま」という意味ではなく、自分で考えられる事。

よく「主様色に染められたい」という話を聞くけれど、何から何まで主様がこうしろというからこうする…という事ではなく、私は自分自身の好みや拘りは大事にしたい。ただ「こういうのもいいね」「こうするといいんじゃない?」などの提案は受け入れ、自分様にアレンジできる柔軟さが欲しいと思う。私達には、その辺がとても自由だ。全てを管理されたいと願う気持ちも分からないではないが、自分の意見や好みを考慮してくれる主様が大好きだ。そこから、話が広がっていくのも楽しい。

「奴隷に意思はない、意見もない、主に従い尽くすのみ」というような世界もあるけれど、私達にはそぐわないので、それぞれに沿ったやり方であれば良し。実は、私は好き嫌いの白黒がきっちりとしている。「曖昧」の境界線が最近特に、無くなってきている気がする。「俺か、俺以外か」と言う、ローランド様の名言のように「好きか、嫌いか」…以前は、「良いと思うけど、好きではない、苦手だけど嫌いではない」のようなふわっとした部分(優柔不断?)を多く持っていたと思う。

しかも、最初の直感で全ては決まる気がしている。初めの印象で苦手だと思っていた事を、後々、色々と知る機会があったとしても、やはり最初に感じた「好き嫌い」から覆る事が少なくなった。思っていた通り…もしくは、全く共感できなかったり。それこそ趣味や性格、性癖までも千差万別だし、自分を解って欲しいとも思わないし、全てを理解できるとも思っていない。そんな「いい子」を演じる必要もないのだから。

ただ、苦手意識はすぐには無くならないもので、克服したいという程の興味が自分に持てないからだろうけど、白と黒の領域が最近特に 顕著に現れる。 グレーな部分が狭まる感覚、本当はその曖昧さを楽しみ、遊び周りたいのに その曖昧さが却って苦しい。

🐈‍⬛曖昧さとの駆け引き🐈‍⬛

🐈‍⬛連休も残すところ後二日に迫り、長いと思っていても休みは一瞬で過ぎる。 普段 後回しにしてた事を、この長い連休を使って進められた。主様の好きなモノについても ゆっくり調べられたし、もっと深く探求したくなった。好きな人の好きな事を沢山知りたいし、嬉しそうに話す顔が見たいだけ。ホント好きがすぎるな。

逢えない間も大切に丁寧に、心は縛って貰えてると感じる。それが私の安定剤。一緒に居られない時こそ お互いを想い合い、他愛無い会話が確実に物語るから、独り時間も主様を巡らせ 満ちていようと思える。独りで堕ちる「病み時間」が、私の中で格段に減った。不安が失くなる事は決してないけど、確実にその思考に左右される時間が薄れてる。危機感が無い訳ではなく ただそこに辿り着かない。私にとって主様が、全てに於いての起爆剤なだけ。

毎日、界隈では至る所でくっついたり離れたり、怒ったり泣いたり、嬉しがったり、恥ずかしがったり、持論を振りかざしたり、自分をアピールしつつもいざやって来る人々を晒してみたり…本当に様々な感情が飛び交っている。そんな中で、自分が何を選択するかは自由だよね。私は、私が思う事しか綴れないし、二人の世界の事を他の誰かに否定されようが、嫌がられようが、そんな事はぶっちゃけどうでもいい。

毎日見る、少し勘違いしたやたらと上から目線で、自称Sさんドミさんを罵るM女さんの呟きを見て、なんだか可哀そうだなぁ…と思うのも私の自由だし、そんな人にいちいち反応してあげる人々を見ても、残念だなぁ…と思っているのも自由。ただ、私は表であれ裏の世界であれ、お世辞やおべっかを使って生きたくないので、思っていない事は言わない。「心の繋がりが大事」「全てを曝け出せる」「最初で最後の覚悟」などと言いながら、主人をコロコロと変え渡り歩き、その度にラブラブアピールをする人々も、ぶっちゃけどうでもいい。口先ばかりの関係性に興味はない。

やたらと、自称Sや自称ドミさんを叩く一定数のM女さんがいるけれど、逆も然りだと思う。自称Mや自称サブ、自称変態…こういうのは、男女関係なく必ずいる。そして、その自称S男性と言われる人がどんなものかは分からないが、他人の批判を口にするよりも、他にやるべき事があるのではないだろうか?というか、それを暇時間がありすぎて、生きがいにでもしているのかもしれないけれど「ぐちぐち言う前に行動しろ!」と言いたい。

🐈‍⬛繋がると深まる🐈‍⬛

🐈‍⬛残念ながら、時間は有限なんだよね。愚図愚図して、くだらない愚痴を言っている間にも、自分の理想からは程遠くなっていっていることに気付かない。女性は、男性よりも遥かに割り切りる能力が優れていると思う。歳なんか関係ない、ただの記号だと思っていたけれど、やはりその時にしか出来ない経験はあるし、今から経験、探求できる事だって沢山ある。

文字の世界とは不思議なモノで、自分自身が受取る感情や、誰かに向けた攻撃性も、その時々の心の持ち様で変わる。主様に対する愛情を 決して失わないのは 毎日の言葉があるから。自分自身の想いを諦めたくないから。「どんな関係性にも終わりが来ると、自覚した方がいい」と、誰かが呟いていたけれど、始まりを決めたのが二人なら、終わりを決めるのも二人で決めたい。「終わらない」と決める事だってできるはず。

「求めすぎない」「期待しすぎない」というのは、信じ切れていない事を示しているの?もう、その時点で諦めてるよね?信じられないから、期待しないの?信じられない人に自分の全てを捧げようと思えるの?相手を思いやる気持ちはもちろん大事だと思うけれど、大事な感情を抑えてまで相手の顔色を窺いながら話なんてできない。私は、何も窺わないし変な遠慮はしない。出来なければ、次に期待する。言うべきことは必ず伝えて有耶無耶にはしない。

そんな性格が、心底嫌になる事もあるけれど、きっと主様も解ってくれている。私の目の前を塞いで邪魔をしている原因を取り除かないと、前にも進めない事を。一見、鈍感なようだけど、本当は繊細な主様だから感じ取って貰えるのか、私がしつこいから解って貰えるのかは謎だけど…笑

だけど、これが今まで二人で歩いて来た道程だし、きっとこれからもそう。何があっても、その時々の最適解を探すことは諦めない。「離れない」と決めたその覚悟は、私だけのもの。誰に否定されようが関係ないし、選ぶのは自分自身だから。迷うのも私、泣いたり怒ったり笑ったり、どんな感情を持つのも私自身。様々な感情という感情を全身で味わせてくれるのが主様であり、私には絶対的に貴重な存在で在る事に変わりない。

私をこれだけ翻弄させてくれるのも、貴方だからだよ。愛おしくて止まない貴方だからこそ。「間違っていない」と毎回感じさせてくれるから。貴方だけが、私を自由に操る、唯一の人。

🐈‍⬛be continued🐈‍⬛

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