【自分で選択した事を】恨まない
🐈⬛"殿はじめ"という言葉を聞いた。これは女性側が使うもの。現代で言う"姫はじめ"とは 男女が年の初めに性交をする事を指す、とあるので、男女どちらが使う場合にも用いられる言葉 。"秘め事"を始める意味合いもあるとか。そうだよね、この世界の貴方との全ては”幸せな秘め事”なんだから。
一月に入り、バタバタと毎日が駆け抜けていく。はぁ…主様に逢いたいなぁ。 季節も時間も間隔も、何一つとして関係なく、定期的な感情の一部として 常に「逢いたい」と思う。それは性的な事が無くても、ただ 寄り添って、 その温度を感じるだけでも嬉しい。あわよくば混じりたいとか思う。
誰かの頬を撫でたいとか、誰かの唇に触れたいとか、誰かの胸にぎゅうぅぅっと収まりたいとか…自分の存在を自覚したくて、誰かの温もりにやたらと浸りたくなる時がある。顔の一つ一つのパーツを指でなぞってみたり、皮膚や筋肉、骨の感触を手で触れて、舌で舐め取り味わいたい。自分の五感全てで感じたい。その肉や骨や皮や体毛や液体、主様から溢れるモノ全てを取り込み同化したい。ぐちゃぐちゃに混じり合って、もう二度と戻れはしない世界に二人だけで佇んでいたい。
🐈⬛そして、主様と結ばれ二年と四ヶ月が経過した。変わらず 一緒に居られる幸せを実感できるって毎月の事ながら嬉しい。離れている時こそ、最大の安心を。表情が見えない時程、思い遣りを。理解出来ない不安を、見ぬ振りで心を置去りにするよりも、私はそんな自分を殺さない方法を選ぶ。そしてその選択を、台無しにしないでくれる貴方が大好き。だからきっと、これから先も、貴方の側を離れられない。
主様に出逢ってから、日常にある小さな出来事に、いちいち幸せを感じたり、感謝できたり…今まで見ようとしなかったモノが、自然と見えるようになった。考えもしなかった、見ようともしていなかった、思考や視点が 意図せず良い方向へ変化する。これも主様効果。きっと、自分の周りにあるモノから目を背け、全てを拒否してしまうと本当に見たい物、欲しい物が自分でも解らなくなる。何をどうしたいのか、一体自分は何を求めているのか。
先ず、自分が何を欲しているのか、何者なのか？を知りたい場合は、興味のある人々と積極的に関わりを持ち（下心の有る無しに関わらず）、様々な話をしてみるとよく分かる。ただ、話してみるとこれも良く分かるけど、まぁ自分の求めるモノとは程遠い出会いしかない…と落ち込む事も多々ある。だからこそ、その中で自分に合う人に出逢えたら、それは本当に貴重だ。しっかりと、驕らず大切に育てていきたいと思う。
しかし、ここ最近で宅トレを起き抜けで やってしまうからなのか、また一日のリズムが狂い始めてる。夜の早い時間に眠くなり、夜中に目覚める。大好きな主様タイムが削られていく。同時に、私の心も触れ合いが減り、ささくれ立っていく… こんなに好きなのにな。悔しい。
🐈⬛現実的にはリスクが大きく、実際、最終的には遠慮するけど、この人になら自分の生命すら支配されたいと、心から願い、大袈裟でなく 何も難しくもなく、ただ 自然に…唐突にそう思える。または、首に手を掛けられたまま息絶えても、それはそれで本望なのだと 思わせて貰えたら、もう貴方のモノ。
今月は、月初めの冬休みの所為か… 次の主様までがやたらに長い (と感じる)。 毎週のように逢える関係が、羨ましくないと言えば嘘になる。うちは遠距離でもないのに、何故こんなにも 逢えないのだろう…と、寂しさが蔓延する日々もある。でも貴方じゃなければ、必要は無くて…満たされないという事も、十分に分かってるの。だから、待つ。他の誰かにそれを拾って欲しいとも、ぶつけたいとも思わないし、満たして貰えるとは到底私には思えないから。
寂しさや性欲は、一人に絞らず、自分の好きなモノだけ美味しいとこ取りできるように、分散させれば良いと思っていた。そう、主様に出逢うまでは。実際に、各年代別に自分が都合良く会える固定さんを何人かキープし、毎週その方々と楽しい時間を過ごしていた。それはきっと、相手も同じ様に思っていただろうから「真剣にお付き合いしましょう」とは、言わない関係だった。都合の良いただのセフレ。それはそれで、楽しい事も多かったし、世代別に色々と刺激も貰えてた。
だけどある日、突然全てが虚しくなった。「この人達の誰一人として、私は心底から好きにはなれないんだ」と気付く。いつも、言われるままに誰かと付き合っては来たし、不自由だと感じた事もなかった。だけど、心がとっても不自由だったんだ、とハッとした。ここから、私はもう一切の妥協を止めて、自分が心底求めるモノだけを探そう！と決めた。心から「貴方が大好きです」と言えるような、唯一の人を見つけようと思った。
それでも、早々にそんな人は見つからないのが人生。でも、奇跡的に出逢ってしまったから。奇跡などと言うと大袈裟な…と思われるかもしれないが、これは本当に「奇跡」でしかないと思う。外見は好みすぎるし、中身は知れば知る程、毎回引っ切り無しに囚われてしまうのだから。こんなに、ドンピシャに嵌る人がいたのかと少し恐怖でもあった。だから、私はこれを絶対に手離さない。大事に大切に、人生の最期まで持って行く、と決めている。
🐈⬛さて、そろそろ1月も終わり。何だかんだで早いなぁ。あと幾つ眠れば、この手は貴方に触れられるのだろう？あと幾つこの日常をやり過ごせば、貴方の声が聞けるのだろう？あと幾つ…と考える度に、愛おしさが募るのは何故だろう？早く貴方の胸を トントン叩き 耳を充てて その振動を感じたい。
…と、こう言うと「こらこら、お正月みたいに言わないの！」と、主様からツッコミが入る。毎回、主様らしいこのツッコミがとても愛おしくて大好き。もう、ツッコんで欲しくて呟いているのかもしれない。笑
あぁ、でもやっぱり今月はもう逢えそうにないから、やっぱり寂しい。来月までが長いなぁ…と、少しだけ凹む。
などと感傷的になっていると…とても素敵な作品を見つけてしまったので、是非見て欲しい。総合芸術家のkoo 様（@koo02502124）の作品なのだけど、以前から素敵なドレスなどその他の多くの作品の世界観が大好きで、美しいなぁと、眺めていた。今回は、星座シリーズに貫かれたので、こちらにも残しておきたい。（勿論、ご本人様には掲載許可頂いています！）
主様と私の星座を並べて( ՞ෆ ̫ ෆ՞ )
【星座王子シリーズ】
魚座 Pisces "儚い想いは泡となり、王子を包んだ"
【裏星座姫シリーズ】
天秤座 Libra "平等じゃない？決めるの私だから…"
🐈⬛呟く場所があるっていいな。Xも然りだけど、色々な世界観、関係性、主義主張、人生経験、生活環境、思想、文学、芸術…あらゆる分野が寄せ集まっているし、知らない世界も沢山溢れている。何をどれだけ選択するかは自分次第だけれど、どれも皆自由で良い。私は、好きなモノだけに囲まれて生きていきたいから、そうなるように選び取る。自分の意思で。
ただ、同じ様に不快、理不尽、苦手、違和感…そういったマイナス分野もこれまた幅広く、数多く存在するので、こちらとの上手い付き合い方も覚えなければ自分が苦しくなってしまう。本当に千差万別なので、自分に合わないモノなど、五万と存在する。不快指数が高いと感じられるモノは、なるべく見ない。でも気になるから結局は見てしまうんだけど、反応しないようには気を付けている。だけど、人間だもの、やっぱり反論したくなる事もある。
自分が真剣に、大切に、大事に育んでいる事を、理不尽に貶されるのはやはり苦手だ。だけど、そういう人達はいるし、その人達にも譲れない何かはあるのかもしれない。ただ、責任も取れないのに大口をたたいて逃げるとか、誇大表現や自己陶酔話などには、信憑性もなければ、信用にも値しない。私は、私の直感を基に何が大切か、何を不要とするか…しっかりと、見極められるように精進したいな。そして、自分以外の誰かの所為にしたくないから、自分で選択した事を恨まないで生きられるようになりたい。
🐈⬛be continued🐈⬛
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